ただの炭酸飲料を「米国の文化」に仕立て、独自のフランチャイズ制度で利益を上げる―コカ・コーラのビジネスモデル 糖分の入った透明な水が何個かの小さなビンに詰められている。「これから実験しますよ」。実験者がビンに香料を加え
本文を読む浅川修史の執筆一覧
夏場の節電、15%なら企業も対応できる
著者: 浅川修史東京電力、東北電力管内で電力需給が逼迫する夏場の節電要請は15%になりそうな情勢だ。停止していた火力発電所の運転再開などや企業、個人の節電意識の高まりにより、当初想定された25%節電という厳しい節電要請は避けられそうだ
本文を読む電力系統をどう再編するのか ポスト原発の課題
著者: 浅川修史福島原発事故とそれが引きおこした東京電力の計画停電により、国民の間で電力に対する関心が非常に高まっている。原子力発電の仕組みについても新聞、テレビ、ネットなどで膨大な解説がされた。だが、電力ビジネスについて知るために
本文を読むエジプト「革命」でイスラエルは四面楚歌へ フツペ(ごうまんさ)を見直すとき
著者: 浅川修史中世、欧州のユダヤ人が使用した共通言語がイディッシュ語である。日本人にもおなじみのミュージカル&映画「屋根の上のヴァイオリン弾き」のユダヤ人家族が使用していた言語、カール・マルクスの母親が家庭で使用していた言語ということ
本文を読むチュニジア、エジプトに見るQE2の限界
著者: 浅川修史「世界には多くの破綻国家がある。アフガニスタンやパキスタンがその代表国家だが、エジプトのムバラク長期政権など国内統治に弱点を抱えているアラブ政権も多い。こうした破綻国家を打倒して、マグレブから東南アジアのイスラム圏まで
本文を読む革命の組織論 歴史と宗教に学ぶ ⑤ 中央集権、階層制組織の病理と限界
著者: 浅川修史一つのカノン(教条)をつくりあげ、そのカノンを組織の指導者(名称は書記長でも委員長、議長でもなんでも良い)の解釈に従って、「異端」「偏向」などのラベルを貼って党内反対勢力を弾圧し、排除するのがこれまでの共産主義政党に見
本文を読む沖縄の海兵隊について考えたこと
著者: 浅川修史海軍にも陸軍に相当する地上戦を行う部隊がある。戦前の日本海軍には陸戦隊があった。1937年の第二次上海事変では日本租界を国民党軍から守るために戦ったが、兵力に優る国民党軍に圧倒され、拠点をかろうじて守ったが、最後は陸軍
本文を読む民主党政権は偽預言者?
著者: 浅川修史民主党政権への支持が急低下している。民主党は2009年の衆議院選挙勝利の後、2010年の参議院選挙に勝利し、さらに2011年の統一地方選挙で地方議員を大きく増やして政権を盤石のものとする戦略を立てていたが、現在までこと
本文を読む帝国への隷属と国内官僚支配の並立
著者: 浅川修史アメリカ合衆国はしばしば現代のローマ帝国と呼ばれる。これに対する異論は少ない。それでは現代のローマ帝国の属州ともいうべき日本に類似した国は歴史上存在したのか。筆者がちきゅう座の同人と喫茶店で四方山話をしたことがある。そ
本文を読む記者クラブメディアと検察のあり方についての識者の指摘
著者: 浅川修史2010年12月、都内で記者クラブメディアや検察のあり方、日米関係について考えるシンポジウムがあった。パネリストとして招かれた識者の発言の中から、筆者にとって興味深い部分を抜粋して、紹介したい。なお、紹介した部分について
本文を読む