瀬戸栄一の執筆一覧

「増税路線貫き日本再生戦略―野田首相が初の所信表明演説」

著者: 瀬戸栄一

 野田佳彦首相は13日、就任後初の所信表明演説をし、財政再建と経済成長の両立を目指す「日本再生の戦略」を年内に取りまとめる方針を明らかにした。この演説で野田首相は、東日本大震災からの復興と世界的な経済不況という二つの危機

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「鉢呂吉雄経済産業相が失言で引責辞任―野田政権に打撃」

著者: 瀬戸栄一

 野田佳彦内閣のスタートからわずか1週間。当面最大の課題である東京電力福島第一原発の事故を8日、現地視察した担当閣僚の鉢呂吉雄経済産業相(63)が10日夜、現地などで記者団に語った「奇妙な」失言の責任を取って野田首相に辞

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「復旧、復興、原発収束が最優先課題―野田首相が初会見」

著者: 瀬戸栄一

 組閣を完了した野田佳彦首相は2日夕、内閣記者会と会見し、新政権の基本方針などを語った。首相はまず、新内閣の最優先課題について「東日本大震災からの復旧、復興と福島第1原発事故の収束だ」とし、さらに円高など最近の経済情勢に

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「党内融和への配慮か―岡田克也氏の心境読めず」/「財務相に安住氏、外相は玄葉氏―野田内閣が組閣・発足」「小沢側近の山岡、一川氏入閣―岡田、仙谷氏らは入らず」

著者: 瀬戸栄一

「党内融和への配慮か―岡田克也氏の心境読めず」 (14:00)  今回の野田新内閣の組閣で目立つのは、岡田克也前幹事長の「重要ポスト固辞」である。野田首相が強く希望したのは「大物官房長官」として岡田氏が官房長官ポストを引

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「官房長官に藤村修氏を内定―野田首相きょう組閣へ」

著者: 瀬戸栄一

 野田佳彦新首相は9月1日、内閣の要となる官房長官に側近中の側近である藤村修・前幹事長代理(61)を充てることを内定した。これまでの組閣人事では相談相手の官房長官を最初に決めるのが通例だったが、野田新首相は党内バランスを

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「幹事長に輿石氏、政調会長に前原氏」「国対委員長平野博文氏、幹事長代理に樽床伸二氏―バランス人事進む」

著者: 瀬戸栄一

 野田佳彦新首相は30日、民主党役員人事を進め、最大の焦点である幹事長に輿石東・参院議員会長(75)を決めた。輿石氏は小沢一郎元代表と近く、「ノーサイド」人事(野田氏)の象徴となる。政調会長には前原誠司前外相(49)を起

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「野田佳彦氏を首相に指名―幹事長は輿石氏に打診・難色」「鹿野道彦氏か川端達夫氏の線も」

著者: 瀬戸栄一

 衆院本会議は30日、菅直人前首相の後継首相指名選挙を行い、第95代、62人目の首相に野田佳彦・民主党代表(54)を選出した。与野党ねじれ中の参院本会議でも並行して指名選挙をし、一部野党の棄権で野田佳彦氏を決選投票で首相

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「野田佳彦氏が民主党新代表に―30日にも首相に選出、焦点は幹事長人事」

著者: 瀬戸栄一

 民主党は8月29日、衆参両院の国会議員総会を開き、菅直人氏の後継代表に野田佳彦財務相(54)を決選投票で選出した。翌30日にも開かれる衆院本会議で野田氏は内閣総理大臣に選出される。  野田新代表の当面最大の課題は民主党

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前原誠司前外相が代表選出馬の構え―本命・野田佳彦財務相の影薄れる」

著者: 瀬戸栄一

 8月29日投開票に固まろうとしている民主党代表選に、これまで「白紙」を貫いてきた前原誠司元代表・前外相が出馬する方向となった。岡田克也幹事長や仙谷由人代表代行らが擁立してきた野田佳彦財務相こそ代表選の「本命」と見られて

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「菅直人首相8月末に退陣へ―本命・野田佳彦財務相めぐり反増税包囲網も」

著者: 瀬戸栄一

 延命含みで粘り腰を続けてきた菅直人首相(民主党代表)がようやく会期末の8月31日を目前に正式に退陣表明することが事実上確定し、民主党内は後継代表候補が乱立する様相となった。もし首相のバトンタッチが9月に持ち越せば、辞任

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「松本復興相が放言で引責辞任―後任に平野達男副大臣昇格―菅首相さらに窮地に」

著者: 瀬戸栄一

 6月27日に就任したばかりの松本龍復興対策担当相が就任後わずか9日間に連放したた放言の責任をとって7月5日に辞任、菅首相は後任に復興担当副大臣の平野達男参院議員を昇格させ任命した。既に自らも退陣を表明している菅直人首相

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「人事で支持率急落―33%が23%に」「菅続投による政治空白66%」

著者: 瀬戸栄一

 菅直人首相が27日に断行した人事は民主党内外から反発を受け、共同通信が28、29両日に行った全国緊急電話世論調査によると菅内閣支持率は23・2%で6月上旬の33・4%から1か月足らずの間に10ポイント強も急落した。  

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「菅直人首相が退陣を表明―不信任案は否決」「辞任時期は災害対策に一定のメド」

著者: 瀬戸栄一

 自民党など野党が提出した菅内閣不信任決議案は2日の衆院本会議で与党の反対多数で否決された。これに先立ち菅首相は民主党代議士会で「災害対策に一定のメドがついた段階で若い世代にいろいろな責任を引き継いでもらいたい」と述べ、

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「内閣支持率最低の19%―強まる3月危機」「79%が与野党協議を支持」

著者: 瀬戸栄一

 菅直人内閣の支持率が19・9%とついに「危険水域」に入った。ところが、菅首相らがねじれ国会での与野党協議によって危機打開の道を探ろうとしているのに対し、世論調査に応じた有権者の79・8%が「野党も与野党協議に応じるべき

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「与謝野入閣、仙谷交代が目玉―菅第2次改造内閣が発足」

著者: 瀬戸栄一

  昨年6月に首相に就任した菅直人首相は14日、「たちあがれ日本」を離脱し無所属の与謝野馨氏を経済財政担当相(税制・社会保障兼務)に起用、仙谷由人氏を官房長官のポストから交代させ、仙谷氏と一体で行動してきた枝野幸男氏を後

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「菅直人首相、小沢切りを宣言」「6月にも消費税の方向性出す」

著者: 瀬戸栄一

 菅直人首相は4日、年頭の記者会見で小沢一郎元代表に対し、国会政治倫理審査会での通常国会召集前の説明を改めて求めると同時に「政治家としての出所進退を明らかにし、裁判に専念されるのであれば、そうされるべきだ。本人が自らそう

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「いつまでもつのか仙石長官―2011年度本予算審議入りが正念場」「民主党内に内閣改造の動き」

著者: 瀬戸栄一

 内閣の柱を自認する仙石由人官房長官は馬渕澄夫国交相とともに参院で過半数を握る野党各党から突きつけられた問責決議を可決され、窮地に立った。プライドの高い仙石長官はいまのところ「辞任する考えは全くない」と、首相官邸にとどま

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