フォトジャーナリストが見た、原発破局事故・破壊された市民生活(第256回現代史研)
- 2011年 5月 27日
- 催し物案内, 時代をみる
第256回現代史研究会
フォトジャーナリストとして高名なお二人が、福島の現場を実際に歩いて観察してきたことを報告します。特に広河さんは、チェルノブイリ事故の直後に現地に入ったことで知られていますが、その時の体験と今回の福島第一原発事故の体験とを合わせての報告は大変興味深いものと思います。この種の研究集会を積み重ねることで、日本全国からあの危険な原発を完全に廃棄しうるような大きな運動のうねりを作りえればと願っています。
テーマ:「フォトジャーナリストが見た、原発破局事故・破壊された市民生活」
日時:6月4日(土)5:30~9:00
場所:明治大学駿河台校舎・リバティタワー1021号(2階)
資料代など:1000円
講師:綿井健陽、広河隆一/司会:生方卓(明治大学教員)
主催:現代史研究会、ちきゅう座
連絡先:東京都文京区本郷2-3-10 御茶ノ水ビル303号 ℡03-3814-3861(松田)
*入場は当日会場での受け付けのみです。定員に達しましたら締め切らせていただきます。(定員270名)
講師略歴
綿井 健陽(わたい たけはる)フリージャーナリスト、映画監督。アジアプレス・インターナショナル所属。主たる取材テーマは戦争被害・人権。イラク戦争報道により、「ロカルノ国際映画祭」人権部門・最優秀賞を受賞。2003年度「ボーン・上田記念国際記者賞」特別賞、2003年度「ギャラクシー賞」報道活動部門、2005年「JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞」大賞などを受賞。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会、アジアプレス・インターナショナル、アジア記者クラブ会員。
広河隆一(ひろかわりゅういち)大学卒業後、イスラエルへ渡航。パレスチナ問題に関心を寄せ報道。70年日本帰国後に中東問題や核問題を中心にフォトジャーナリストや作家として活動。チェルノブイリの現状を報道。月刊写真誌「デイズ・ジャパン」発行・編集長、「チェルノブイリ子ども基金」代表、パレスチナの子供の里親運動顧問、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)世話人代表。83年IOJ国際報道写真大賞、89年講談社出版文化賞、93年サンケイ児童出版文化賞、98年平和・共同ジャーナリスト基金賞、2001年さがみはら写真賞受賞。著書、写真集多数。
2012年2月25日には、小出裕章さんをお呼びしての研究会になります。ご期待下さい。
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