昨年、2024年4月まで、全国紙の新聞記者として皇室、歴史問題を担当していた井上亮(1961年~)による『比翼の象徴 明仁・美智子伝』上・中・下(岩波書店 2024年7月、9月、11月)を読んだ。著者紹介の欄には「全国
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
ダライ・ラマの「輪廻転生制度」を続けるとのことだが
著者: 阿部治平ーー八ヶ岳山麓から(530)ーー 7月3日、「ダラムサラ・共同」が伝えるところによると、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(89)は2日、自身の死後生まれ変わりをさがす「輪廻転生制度」を継続するとの声明を発表した。
本文を読む日本学術会議の法人化をめぐって
著者: 藤澤豊五月十七日、セミナーで日本学術会議法制化を問題とする話をお聞きした。ニュースで耳にしてはいたし、何が問題なのかもほぼほぼ分かっているつもりでいる。講師の先生方のおっしゃることもよくわかる。保守政治屋と腐れ官僚が学術会議も
本文を読む協同組合フェスティバルに4000人
著者: 岩垂 弘協同組合の魅力を発揮した国際協同組合年行事 「見て、聞いて、体験協同組合フェスティバル」と題するイベントが、7月5日(土)、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開かれた。全国の協同組合が加わる2025国際協同組合年全国実行
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その62)
著者: 広原盛明東京都議選、共産党の「善戦・健闘」の〝まやかし総括〟、2025年東京都議選の結果を見て(3) 前々回の拙ブログでも書いたが都議選の過去4回の共産得票数の推移は、2013年61万6721票(13.6%、17議席)、2017
本文を読むGlobal Headlines:不屈の魂は、抵抗運動を鼓舞する
著者: 野上俊明<はじめに> 本日登場する反体制活動家コ・ワイヤンピョーモー(コは英語のMrにあたる)は、1988年の軍クーデター後立ち上げられた全ビルマ学生民主戦線(ABSDF)の、今日における最高幹部のひとりである。全ビルマ学生民主
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1106号/イタリアの有機農業と農村振興
著者: 中瀬勝義〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14311:250705〕
本文を読むキューバ、トランプ大統領の覚書を拒否 対キューバ政策強化に反発
著者: 岩垂 弘キューバ外務省は7月1日、「キューバは、米国の経済封鎖強化を定めた大統領覚書を拒否する」と題する声明を発表した。米国のホワイトハウスが6月30日に発表した{キューバに対するアメリカの政策強化}と題するトランプ大統領の覚書
本文を読むオルバンの強硬姿勢がことごとく裏目に
著者: 盛田常夫― 大規模な Pride 行進が政府の規制を打ち破る 今年に入って、オルバン首相は Tisza 党の躍進に見られる野党の台頭にたいし、政 治的な強硬姿勢で立ち向かおうとしているが、それらはことごとく裏目に出ている。年初に
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その61)
著者: 広原盛明自民党は参院選への〝西田発言ダメージ〟を払拭できるか、2025年東京都議選の結果を見て(2) 2025年都議選の翌日、6月23日は沖縄戦終結から80年目の「慰霊の日」だった。各紙は競って特集を組み、式典の模様を伝えた。「
本文を読む歯のクリーニングで思うこと
著者: 藤澤豊引越のたびにかかりつけになれる医者や歯医者を探すことになる。できれば住まいに近い所と出かけてみるが、とりあえずせよ、ここならというのを見つけるのに苦労することがある。内科は朴訥な先生で細かなことなしで必要とする処方箋を書
本文を読む「夏越の大祓(なごしのおおはらい」をし損ねて
著者: 内野光子6月29日、京都のガーデンパレスでポトナムの全国大会が開催された。昨年は東京での開催だったので、めずらしく連続の参加となった。顔見知りの会員が々少なくなっていくのが寂しい。それでも、誌上で名前しか知らない方
本文を読むGlobal Headlines:狂気の世界に対抗する新しいカリスマ登場?
著者: 野上俊明11月のニューヨーク市長選に向けた民主党の予備選で、ゾーラン・マムダニ州下院議員が、番狂わせで本命と見られていたクオモ前州知事を抑えて勝利した。民主社会主義者を自称するマムダニ氏は、ウガンダ生まれのインド系移民でイスラム
本文を読む人間の行く末
著者: 松井和子6月15・16日、東京に全国各地から集まった人びと、3.11のあの被害からこれまでの道のりを振り返り、幾多の想いを述べ手を取り合って最高裁判所の周りを囲んだ・・・。近しい人を失い、不安におびえ、歩む日々は今も続く。すがる
本文を読む中国から見た最近の日米関係
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(529)―― 中国共産党機関紙人民日報の傘下紙である環球時報は、6月23日、英紙フィナンシャル・タイムズを引用して最近のトランプ米大統領による関税攻勢とアメリカの防衛予算増額要求に対する日本側の態度を
本文を読む【声明】日本学術会議を「特殊法人」化する法律の成立にあたって(学者・市民の会)
著者: 杉原浩司私も参加する「軍学共同反対連絡会」を含む17団体で構成する「日本学術会議「特殊法人化」法案に反対する学者・市民の会」は、6月24日に声明<日本学術会議を「特殊法人」化する法律の成立にあたって>を公表しました。 私も「廃案
本文を読む青山森人の東チモールだより…知将・デビッド=アレックスの仲間たち
著者: 青山森人29年前、そして28年前 今からもう29年前のことです。1996年6月19日、わたし(と山城カメラマン)はバウカウの森のなかでFALINTIL(東チモール民族解放軍)のデビッド(ダビッド)=アレックス=ダイトゥーラ司令官
本文を読む共産党はいま存亡の岐路に立っている(その60)
著者: 広原盛明自公体制の「終わりの始まり」なのか、2025年東京都議選の結果を見て 参院選と同じ年に行われる12年に1度の東京都議選が終わった。6月22日に投票が行われた東京都議選(定数127)は、42選挙区に295人が立候補する大激
本文を読む旧ユーゴスラヴィア労働者自主管理の歴史的意義 小山洋司著『旧ユーゴの自主管理社会主義 理想・破綻の原因・結果』(ロゴス 2025年)を論ず
著者: 岩田昌征本書は、書名の通り、今は亡き旧ユーゴスラヴィアにおいて40数年にわたって実行された歴史的実験である労働者自主管理社会主義の小百科全書的紹介である。勿論、著者の経験と評価を前面に出す所もかなりある。 著者は、「まえ
本文を読む【台湾NNAFダイジェスト映像 LET’S follow Taiwan(台湾に続こう)】
著者: 佐藤大介【台湾NNAFダイジェスト映像LET’S follow Taiwan(台湾に続こう)】 (6分30秒)https://youtu.be/c6bnrpV7gIQ 25年5月17日夜、台湾は「アジア初の脱原発」を
本文を読む忘れられた戦争、朝鮮戦争を思う
著者: 松井和子5月21日NHK番組「アナザーストーリー 時代に翻弄された歌・イムジン河」。2020年2月の再放送だった。懐かしいザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」が流れる。作者がわからない朝鮮民謡と思った松山猛が日本語の歌詞
本文を読む【動画】イスラエルと米国はパレスチナ民族浄化とイラン攻撃をやめよ
著者: 太田光征民族浄化テロに核施設攻撃テロ。平和的生存権憲法を持つとともに、原爆の被害国であるにもかかわらず、イスラエルおよび米国という二大テロ国家を真正面から非難しない日本。昨日の米国大使館前行動では、いつものように、法執行機関の警
本文を読むGlobal headlines:ドイツ左翼党再生への試み
著者: 野上俊明<はじめに> はてしなき議論の後われらの且つ讀み、且つ議論を鬪はすこと、しかしてわれらの眼の輝けること、五十年前の露西亞の靑年に劣らず。われらは何を爲すべきかを議論す。されど、誰一人、握りしめたる拳に卓をたたきて、‘ V
本文を読む米国によるイラン核施設爆撃は世界的脅威
著者: 岩垂 弘キューバ共産党が声明 キューバ共産党は、アメリカによるイラン核施設爆撃に関して6月22日、「人類を核戦争から救うために、左翼および進歩諸勢力は団結すべきである」と題する声明を発表しました。今回のトランプ政権の行動を考える
本文を読むハンガリー情勢 ― 直近の世論調査結果(Tiszaが10ポイントリード)
著者: 盛田常夫ハンガリーの政治情勢が流動化している。国立銀行総裁一家の横領事件のような Fidesz 政権のスキャンダル、オルバン一家の蓄財と贅沢三昧、Fidesz 政権の公共事業受注で焼け太ったNER企業所有者の豪勢な生活ぶりが反政
本文を読むお江戸舟遊び瓦版1105号/「混迷する世界と私たちの未来―市民が描く公正で持続可能な社会への構想」
著者: 中瀬勝義記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/〔opinion14291:250624〕
本文を読む地図-50州と47都道府県
著者: 藤澤豊アメリカの白地図を出されて、五十州の名前をきちんと書きこめるアメリカ人がどれほどいるのか疑わしいのに、トランプがカナダをアメリカの五十一番目の州にと繰り返している。そういうご本人も五十州を?怪しいものだと思っている。 も
本文を読む「ミサイル攻撃と化す琉球列島――再び沖縄の戦場化を許さない」(視聴時間11分)
著者: 小西誠昨日6月21日に東京弁護士会主催で「2025沖縄シンポジウム 沖縄とともに ―慰霊の日を迎えて―」の講演会がありました。そこで私が話したデータをYouTubeにアップしました。ぜひ、ご視聴ください。 なお、当日の講演会全
本文を読むひたすら働いたあの頃―令和米騒動の原風景
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(528)―― わたしの家は、戦後の農地改革で5反歩(0.5ヘクタール)ほどの田畑の持主になった元小作で、馬のいない小前のものだった。 春先、田の氷が抜けるとすぐに苗代づくりが始まった。馬のある家は犂(
本文を読む二十一世紀ノーベル文学賞作品を読む(13-下)
著者: 横田 喬T・トランストロンメル(スウェーデン)の人となり――子規の「写生」が北欧の現代詩人に再現 「TT」という愛称を持つトーマス・トランストロンメルは1931年、ストックホルムで生まれた。十代の頃から優れた詩才で注目を集め、デ
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