【紹介】「筑波大学は大規模軍事研究の返上を」(軍学共同反対連絡会ニュース)
- 2020年 4月 15日
- 評論・紹介・意見
- 杉原浩司
https://kosugihara.exblog.jp/240243014/
2019年12月、筑波大学が防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度に応募し、採択されたことが判明しました。しかも、5年間で20億円もの予算がつく大規模研究課題のSタイプに。2015年に本制度が始まって以来、Sタイプに採択された大学は筑波大学が初めてです。本制度に対して距離を置いている他の大学の今後の動向に影響を与えることは必至です。
筑波大学の永田恭介学長は現在、国立大学協会の会長を務めています。その筑波大学が、率先して大規模軍事研究に手を染めることは許しがたいことです。
軍学共同反対連絡会は、2月22日、筑波大学の大規模軍事研究に抗議し、その中止を求める署名運動を開始。3月11日には、筑波大学を訪問の上、申し入れ書と4600人分の署名を提出しました。
以下のニュースレターには、筑波大学への公開質問状と同大の回答、それに対する連絡会の再反論などが詳細に報告されており、この問題の重大性がよく伝わると思います。ぜひご一読のうえ、広めてください!
◆軍学共同反対連絡会NewsLetter(No.42/2020年3月25日号)
http://no-military-research.jp/wp1/wp-content/uploads/2020/04/NewsLetter_No42.pdf
<渾身の特集>
防衛装備庁助成研究は人道に反せず軍事研究ではないという筑波大学の論理は破綻しており、採択の返上を求める
市民団体、筑波大に「軍事研究」中止申し入れ(3月12日、朝日・茨城)
https://www.asahi.com/articles/ASN3C7QZJN3CUJHB001.html
軍学共同反対連絡会
http://no-military-research.jp/
———–<まだの方はご協力を!>———–
◆筑波大学の大規模軍事研究に反対するオンライン署名はこちらから
http://chng.it/2NHGVyfCFp
◆紙署名用紙のダウンロードはこちらから
https://bit.ly/376T7U8
◆筑波大学および藤田淳一教授に対して、
「防衛省の軍事研究から撤退してください」
「税金で軍事研究しないでください」の声を大至急届けてください!
<筑波大学広報室>
(メール) kohositu@un.tsukuba.ac.jp
(TEL)029-853-2040
<藤田淳一 筑波大学大学院数理物質科学研究科教授>
https://trios.tsukuba.ac.jp/researcher/0000000742
[研究室]
(TEL・FAX) 029-853-5302
(メール) fujita@bk.tsukuba.ac.jp
※短いメッセージでも構いません。ていねいに伝えてください。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion9648:200415〕
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