検察庁法改正案、今国会、見送り?!
- 2020年 5月 18日
- 評論・紹介・意見
- 内野光子
けさ、羽鳥モーニングショーをつけっぱなしにしながら、ゴミ捨てや遅い朝食の準備をしていたら、その終わりがけの10時前に、「速報・検察庁法案、今国会見送り」の声とテロップが流れた。「ほんと?」の思いながら、こんどは、大下容子の番組を見ていてもなかなか、そのニュースは出てこなかったが、途中で、世論調査の結果と一緒に、さらったと伝えられるだけだった。つぎに、正午からのNHKニュースを見たが、「見送り」の報道は一切なかった。ヤフー画面のトップには「検察庁法案、成立見送り」の見出しがあり、つぎのような記事があった。なんだか不安になった。スクープなのか。ともかく、私としては、見送ってほしいし、黒川氏は辞任すべきだと思っている。(5月18日13時)
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*政府、検察庁法改正案など成立見送りへ 方針固めへ
5/18(月) 9:38配信
内閣の判断によって、幹部の定年を延長することが可能となる検察庁法の改正案を含む国家公務員法の改正案について政府与党は今国会での成立を見送る方針を固めた。(ANNニュース)
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*検察定年延長、今国会見送りで調整=政府、世論の批判回避
2020年05月18日 12時07分 時事通信
政府は、検察官の定年を引き上げる検察庁法改正案の今国会成立を見送る方向で調整に入った。政府高官が18日明らかにした。検察の独立を脅かす恐れがあるとして同改正案に反対する世論が高まる中、採決を強行して批判を招くのは得策ではないと判断した。
「束ね法案」となっている国家公務員法改正案などと合わせ、秋に予想される臨時国会で仕切り直す考えだ。 【時事通信社】
初出:「内野光子のブログ」2020.5.18より許可を得て転載
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2020/05/post-214c4e.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion9759:200518〕
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