テント日誌1月21日版
- 2021年 1月 23日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
冬に戻ったのか、それにしても寒い、そんな一日だ 1月15日(金)
コロナウイルス感染症拡大の防止のため、経産省前での座り込み開始時間を短縮するとのテント運営委員会の決定を受けて、いつもより1時間遅れで家を出た。金曜日に限っては後ろの時刻を引き上げることが出来ない(5時からの抗議行動がある)ため座り込み開始を後ろにずらした。従って、午後1時スタートとなった。
経産層前に行くとYoとKaさんらが僕らの来るのを待っていた。Yoさんには開始時奥が遅くなるというメールが届いていたけど、気が付かなかったそうだ。 Kaさんは裁判があるのでやって来たそうだ。いつもの瓦煎餅のお土産を差し入れてくれた。東京都教育委員会が全公立学校に配布している「オリンピック・パラリンピック学習読本」や「オリンピック・パラリンピック学習ノート」の内容が出鱈目で問題ありとする裁判を続けていて、今日はその口頭弁論の期日だそうだ。 Kaさんは 2時少し回ったところで裁判所に向かって行かれた。
今日は昨日とは打って変わって寒い。1日で冬が戻ってきたようだ 。スマホでテント日誌を書いているのだが指先が冷たくて思うように筆が進まない。 ネットで調べてみると6度~7度とのことだった。なるほど寒いはずだ。カメラマンのNさんがやってきてレジェンド斎藤さんと暫く話をしている。
農林水産省方面からトラメガの声が聞こえてきた。よく聞いてみると時々がなりたてるような話し方をしている。交差点の近くまで行くと日の丸の旗が何本か立っている。右翼団体のようだ。1時間以上もだみ声で話し続けていた。僕らが文科省前に移動してサイレントスタンディング抗議をしているころに、農水省方面から大音量で流す「君が代」が聞こえてきた。どうやら終了したようだ。 (S・S)
若狭から大飯4号再起動への抗議の電話メッセージ! 1月15日(金)
3時に到着。寒いのでチョッキを着こんで抗議の座り込んでいると、通行人も寒そうにいそいそと歩く。Yoさんが朝日記事<原発事故 起こるべくして起きた 東電元エース社員の告白 報告書作りに忙殺 津波リスクに向き合えず 「リスクは全部排除」原子力部門に「安全神話」を紹介。
5時から経産省抗議行動を開始。「座り込め、ここへ」の歌の最中に電話が入ったので、若狭の抗議集会の木原壯林さんからの電話メッセージをトラメガで皆さんに聞いていただく。
<本日、関西電力が大飯4号機を再起動しようとしている。大飯3号機他でトラブルが多発しているのに4号機を予定どおり再起動することは許されない!>と怒りの声。私たちも「大飯4号の再稼働を止めろ」と経産省に訴えた。
さらに、Taさんから福島第一に高濃度汚染部分があり廃炉の見通しが全く無い福島の人たちを騙すな、Naさんから新型コロナ対策を口実に市民を監視し表現の自由を奪うことは許されない、Miさんが菅政権のコロナ愚策批判と医療崩壊への心配、Yoさんが菅政権のコロナ・原発の愚策を厳しく糾弾、Saさんから健やかな明日の為に脱原発をと経産省はいつまで言わせるのかと糾弾、私から東電「3つの誓い」破り・寒波需給切迫理由に電力卸価格急騰の制度設計ミス・原発はお湯を沸かす為に核エネルギー>運動エネルギー>熱エネルギー>機械的エネルギー>電気エネルギーと回りくどい愚かな装置、など。
Moさんの歌声やTuさんのコールで寒さもどこへ。片付け後はラーメン屋さんで一杯を楽しむ。 (K.M)
「仮定のことは答えない」ってご都合主義だ 1月16日(土)
拍子抜けするくらい暖かく日向はポカポカと快適。時折風が吹いても寒さを感じなかった。でも今日だけらしい。陽気のせいか人通りもいくらか多く子供連れが目立った。バイクも多く車種からすると仕事ではなさそうだ。
通りすがりに「ご苦労様です」と声をかけてくれた方がいた。そして川崎からいらしたという女性が座り込みに参加してくれた。心の中まで暖かい。「原発をゼロにしてから死ぬのが、大人の責任だと思う」の幟を見ていたく感銘を受けたとのこと。余生をこれに捧げたいという趣旨のことを話された。
〇「仮定のことは考えないですね」 (報道ステーション 2021.01.08)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000203571.html 11:25~11:38
仮定の質問に答えない理由がよくわかった。仮定のことを考えないですむ仕事など想像もつかない。因みに五輪の開催は現時点で「仮定のこと」だと思うのだが、原発同様「ありき」のようだ。五輪関係者は大会の開催が「コロナ克服の証しになる」等と言っているが気概あふれるおまじないにしか聞こえない。「雨が降っても傘をささなきゃ晴」といったところか。
「何としてもやりきる」は何ともやりきれない。 (O・O)
雀が集って来る、冬は餌がないのだろうか 1月17日(日)
約10名参加
レジェンド美智子さんも参加。この頃日曜はお休みかと思ったら、間に合ってなかっただけでした。でも彼女にはそれはわからない「私は来たけれど探しても誰もどこにもいなかった」と言われました。
T久さんは体調の関係で今後しばらくお休み予定。コロナのせいで?病院が混んでいて待たされているよし。
藤原さん追加記入どうぞ!
写真は以下のURLをたたいてツイートを見てください。はしゆき
———- Forwarded message ——— From: 橋本ゆき(ケロップ) <hasiyuki.8649@gmail.com> Date: Tue, Jan 19, 2021 at 4:31 Subject: ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました: 経産省前テントひろば(1月17日座り込み報告:送信失敗していました) To: <hasiyuki.8649@gmail.com>
ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました: 経産省前テントひろば(1月17日座り込み報告:送信失敗していました) 曇り、風少し。時々幟が風で倒されるので、重りがわりに人が椅子に座っていないといけない。冬が本格的になって自然界の餌がなくなったらしく、雀が集まってくる。全部で50羽!?経産省の看板の上で行列。後ろのフェンスにも! https://t.co/C72GFeLwnM https://twitter.com/keroppu8649/status/1351245689246855170?s=20
やはり、今が一番寒い季節なのだ 1月18日(月)
今日は昨日と違って晴れていたので太陽が金融庁のビルに隠れる3時過ぎまでは暖かかった。但し空気自体が冷たいので風が吹くと一気に寒く感じた。今、何度ぐらいだろうと温度計を見ると10度であった。
先週は9度だったので殆ど変わっていないが風が吹くと寒い。今、一番寒い時期なのでもう少し我慢するしかない。今日の座り込み者は担当者4名とレジェンドSさんの5名。下駄さんは3時過ぎに官邸前での桜を観る会糾弾に使うためトラメガを取りに来てすぐ上に登っていった。レジェンドSさん。今日も座り込み準備中に来られた。ジャンパーは何時もの赤ではないものを着ていたので準備を終えて昼飯を食べ終えて一段落したあと訳を聞いてみると何時も面倒を見ているKさんが持ってきてくれて赤いのは洗濯するために持って帰ったとのこと。
1時前にそのKさんが赤いジャンパーを持って来られた。汚れを落とすのに苦労されたとのこと。レジェンドSさんに依ればヘルパーさんは1日おきに来てくれているとのこと。その時に、着ている赤いジャンパーを脱いで他のものを着て洗濯を頼めばやってくれるのにと思う。来ても何の指示もされないので掃除等をして帰られているようだ。またKさんに依れば洗濯のために持って帰った赤いジャンパーの中にお金の入った封筒が出てきたそうだがレジェンドSさんには入れたという記憶がない。そう言えば(水)に荷物が余りにも重いときに整理するが、その時にお金がバラで出てくることがよくある。財布の中に入れておけばと思うが家に帰るまでには忘れてしまうようだ。我々周りの者が気になった時に気を付けていくしかない。
今日は一日中、経産省前の人通りは少なかった。以前は昼飯の時間帯には官庁の人間が大勢虎ノ門駅の方に通っていったものだが。
今日から国会が始まった。官庁としては来年度予算と大臣のための想定問答集の作成が終わったので一気に仕事をオンラインにしたのであろうか?(保)
強風の中横断幕もなかなか張れない 1月19日(火)
強風で、しかも気温が低い一日であった。
座り込み当初は、静岡で行われた「ひまわり集会」の時に頂いた「原発はいらないよ‼」の文字と可愛い女の子、ひまわり、富士山、お茶畑の絵が描いてある横断幕を取付けていたが、あまりの強風のために取付けていたポールがバリっと折れてしまった。仕方がなく、横断幕は取り外し折れたポールを補強して「のぼり旗」だけにした。
この寒い強風の中、当番者だけかと思っていたが、レジェンド斉藤さんも来られ、一瀬弁護士さんも寄られて暫し歓談、暫くすると三上さんがミカンと小倉あんぱんを差し入れて下さいました。撤収後は事務所で「のぼり旗」の修理と破損したポールを整理して国会議員会館前で行われた、菅政権糾弾の(総がかり行動)に参加した。(Y・R)
オリンピック中止、誰も決断できない愚さ 1月20日(水)
座り込みグッズをセッティングする時寒くはなかった。風は少しある。バナーの取り付けに30分かかる。一直線になるように張って、けっこう決まって張れた。自分でいうのもなんだけど「よし」という感じだ。
早番・遅番の当番5人の他は、ヨーカンさんとレジェンド斎藤とNさん。
ヨーカンさんは規制庁前の抗議をして経産省前にくる。お昼を食べて帰られた。官庁もテレワークになったからか、経産省に出入りする人たち、歩道を通る人たちは普段と比べるとすくない。菅の施政方針演説については、メールやネットでもいろいろと批判されているが、この国会で、すぐにコロナの、罰則を設けた特措法に改悪をするという。言語道断だ。
それから、オリンピックは誰が考えてもできない、この期に及んでやってもしょうがないとほとんどの人は思っているのに、菅や森はやると言っている。世界中で、オリンピックの練習ができる人は限られているはずだ。オリンピック「祭典」などできないということは選手たちこそわかるはずだ。選手が「やれない、気持ちの上でもやれない」となぜ言わないのか。やっぱり運動選手は体制の側について、あんまり考えを持たない人が多いのかなーと思う。
安倍のサクラ問題にしても、写真に写ってはしゃいでいる人たちは「安倍さん、ウソはいけませんよ」となぜ言わないのかと思う。コロナでテントは16時で終わる。福岡の青柳さんのMLだと、九電前のテント行動は1/20~2/18まで休みにするそうだ。それぞれに英知を集めて頑張りましょう。(T・I)
東京新聞などを回し読みして座り込む 1月21日(木)
今日は風もほとんどなく陽ざしが強く暖くて良かった。
通りがかりの男性が放射能汚染水を海に流すな!とひまわりのバナーを撮影していたのでYさんが「綺麗でしょ?」と声をかけたが無反応。
ちょっと残念。
自転車で通りがかった男性が、頑張っているねとカンパしてくれたのでチラシを渡す。1時半ごろレジェンド斉藤さんがやって来た。
ちょっと歩みが遅くなった気がするけどお元気で良かった。
その後Syさんも現れて少しにぎやかになった。
東京新聞・赤旗・日刊ゲンダイなどをまわし読みして座り込む。
赤旗の経産省関係予算案にびっくり!
原発関連に1792億円もついているのです。
原発を全然諦める気はないのですね。
2時になって後半当番の人も来てくれたのでヨーカンさんと私はテントを後にした。その後、高裁であった群馬原発避難者裁判を傍聴したOyさんがきて国の責任を認めなかった不当判決だと怒っていたそうです。
他にももんじゅ西村裁判を闘って居る西村さん、英語の先生が寄って下さり、西村さんは手作りマスクを差し入れてくれたYさんからの報告がありました。(I.K)
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大飯4号機の再起動を容認! 住民安全よりも原子力ムラ意向優先の再稼働推進委員会
~大飯3号機トラブルも他トラブル多発も司法の許可取消判決も原子力マネー還流も総て容認して大飯4号再稼働を認める原子力規制委員会~
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その239 木村雅英
1月15日に関西電力が大飯発電所4号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力118万kw)を起動した。前々日1月13日の原子力規制委員会定例会議の議題4「関西電力(株)大飯発電所3号機加圧器スプレイライン配管における亀裂に係る原因調査の状況について」で、2日後に大飯4号機を再起動を認める話は出ていなかった。会議では、大飯3号機の亀裂発生原因不明の状況報告がされ、4号機や他原発への「水平展開」が説明され、4号機は「溶接部(43カ所)について、原子炉の起動までに超音波探傷試験を実施し、配管の健全性を確認する」と報告されていた。
これほど物騒な3号機の報告の2日後に4号機を再起動を許すなんて、規制委が如何にひどい組織であるかを、またまた私たちに明らかにした。 原子力ムラが大飯4号機を再稼働したい理由は、九州以外での稼働原発ゼロを早く回避したい、関電の売上・利益を維持したい、第6次「エネルギー基本計画」の検討において稼動原発を増やしておきたい、からであろう。
一方、大飯4号の稼働を認めてはいけない理由は次の様に沢山ある。
【理由1】大飯3号機の加圧器スプレイライン配管トラブルは危険 予期せぬ重大なトラブルが発覚したゆえに、昨年9月から「大飯3号機加圧器スプレイライン配管溶接部における有意な指示に係る公開会合」なる異例の会合を9回も実施し、直近では本年1月8日にも大飯4号機の追加検査について議論し、関電があと2サイクル(13か月/サイクル)までは安全と怪しげで心配な説明をしていたではないか。
【理由2】関電PWRの蒸気発生器でトラブル頻発 高浜4号機、高浜3号機、美浜3号機、……おまけに関電には美浜3号機事故(2004年8月、復水配管破損、5名死亡)の前科がある。
【理由3】大阪地裁判決を尊重せよ 基準地震動問題を指摘した「原子力規制委員会は地震規模の想定で必要な検討をせず、看過しがたい過誤、欠落がある」との森鍵一裁判長の判決に対して、原子力規制委員会は科学・技術的に何ら説明していない。
【理由4】原子力マネー還流問題 関電トップが告発されており、関電には規制委が好きな「安全文化」なんて皆無だ。
【理由5】核のゴミを増やしてはいけない 核のゴミの処分について、関電は西川前福井県知事の頃からの約束が守れず、これから増える使用済み燃料の「中間貯蔵施設」が未定。東電・日本原電のむつ市の施設を狙っているがむつ市が拒絶。おまけに核燃料サイクルは破綻している。
【理由6】電気は足りている 関電は既存原発を稼働しようとしているが、再生エネルギーの進展で電気は十分に足りている。このように危険な大飯4号機を強引に再起動した関電に、44年以上の老朽原発(美浜3号機、高浜1、2号機)の再稼働・運転延長をさせてはならない。
【 JKS47 月例祈祷会 】
立花健夫氏の撮影による下記の映像で御覧ください。
https://onl.tw/HwDvXYJ
2021年の来春1月は下記の通り、27日(水)に開催します。
日時:2021年1月27日(水)午後3時より
会場:経産省前テントひろば
予定:15:00 ~ 芸能の時間
15:30 ~ 「月例祈祷会」 厳修
16:30 修了 JKS47事務局 合 掌
1月29日(金) 経産省前抗議集会(毎週)
17時~18時 経産省前テントひろば
1月31日 脱原発青空川柳句会 12時より
選者:乱鬼龍 経産省前ひろばにて 参加歓迎
2月5日第23回大間原発建設差し止め裁判
東京地裁 103号法廷 15時~
裁判報告と講演会 16時~ 参議院議員会館
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