テント日誌6月3日版
- 2021年 6月 7日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
マスク着用をめぐる議論もあった 5月28日(金)
今日は大間原発反対函館訴訟の口頭弁論の期日、イロハネットのメンバーが事務局となっているので、SさんとMさんを除いてみんな、議員会館の方へ行って、座り込みのメンバーがやや少なめである。3人でセットをしていたら高級自転車の君とHoさんがやって来た。5人で設営開始。ありったけのバナーを横に並べ張り出し、原発再稼働反対の意思表示を視覚的にも分かるように訴えた。また、後半のKさんも早めに駆けつけてくれ、触り込みの参加者はかなり増えた。
車いすの男性がやって来てKさんとずぃぶん長い間、話をしていった。元役人で北海道在住の方だそうだ。喫煙ルームに対して、あれはコロナの蔓延に手を貸しているのでやめた方が良いと言う。また、これは茨城県での話だが、と断っての話だが、議員を集めての原発の説明会での話、和室で行われたそうだが、座布団が敷かれていてみんながそこに座ると、その座布団の下に何か紙のようなものがあったそうだ。手を伸ばして触ってみると何と、札束が入っていたそうだ。その札束を手にして、さっと帰ってしまう議員もいたそうだ。自民党から共産党まで色々な議員がいたと言う。表向き、原発反対を言っていても、裏に回った時どういう態度をとるかは極めて大事であると言っていた。
KさんとNさんがマスクの着用を巡って大声で話をしている。6月18日の官邸前金曜行動のチラシにマスクの着用を一言載せたことに対することで、Nさんは強制は良くない、と言う。しかし、コロナ蔓延の時期、「マスク着用」これは必要な表現であると思うし、Kさんもそのように言う。でも、Nさんはマスクがウイルスの感染を防止したという科学的な証拠を出せ、と引かない。Nさんは納得いかないようで大声で怒鳴っている。コロナが怖くてテントに来られないメンバーが何人もいる中、マスクをつけるのに反対するというNさん。私はNさんがトランプ前大統領のような人に思えた。世の中いろいろな人がいるものだ。(S・S)
九州電力を糾弾、ドイツを見習え、ICRP Pub146を許すな 5月28日(金)
大間裁判―報告会が開催されている中で座込みと抗議行動。
サンケン電気と警察による不当弾圧がまだ続き拘束されているそうだ。経産省前テントひろばも、何度も警察・検察の不当弾圧を受けた。見過ごせない。
4時前になると座込んでいた人たちが文科省前に移動して朝鮮高校差別への抗議行動。留守番の私はチラシまき、暖かい割には受取はもう一つ。
5時から、Moさんの「座り込め、ここへ」の元気な歌声で経産省抗議行動を開始。反原発を訴えるアピールが続いた。
★6月18日に「原発いらない金曜行動」を開始(月に一回開催予定)。
★前日の国会エネルギー調査会(準備会)で、九州電力による延岡市自治体電力への営業妨害が論じられ、古賀茂明さんが電力・ガス取引監視等委員会の担当に九電を厳しく指導するように迫った。九電糾弾!
★本年3月11日にドイツ環境相が発表した「脱原子力を完了のための12項目」に普段私たちが言っていることが書かれている(=>さようなら原発一千万人アクションHP)。
★ICRP Publication146を糾弾。「公衆防護を防護するために」の「参考レベルは一般的に100mSv」、「年間1~20mSvという現存被ばく状況について勧告されているバンドの下半分の範囲で選択されるべきである」など、事実上公衆被曝限度1mSvの撤廃ではないか!(2019年秋にICRPに対して日本から多数のパブコメ意見を出したにも拘らず、ICRPは福島の実績を世界に及ぼすPublication146を昨年7月に発表していた!)。ICRP糾弾!
★(鹿児島の江田さんから)川内原発20年延長運転反対の意見広告を準備中。美浜・高浜・東海第二に続く老朽原発の20年延長を何としても阻止する。
★コロナ対策を失敗した菅政権は直ちにオリンピックを中止するべきではないか。
★経産省はいつまで原発推進を続けるつもりか、直ちに止めろ。
この日も、参加者は約43人。続けて「重要土地調査規制法案」の強行採決に抗議する官邸前行動に移動した人も。椅子類の片づけは途中から事務所に向かう人にお願いした。 (K.M)
大間原発裁判集会の報告 5月28日(金)
お疲れ様です、早川由美子です。
先日の大間原発裁判の集会、動画で撮影し、先ほどYouTubeにアップしました。
(小笠原さんの講演、裁判が思ったより長くて集会に遅れてしまい、冒頭の2分ほど遅れてしまいましたが、以降はラストまで撮影しました)
函館市大間原発建設差し止め裁判 報告と講演会
◎第一部:講演「あれから10年 東電被曝・いまフクシマで何が起きているか」小笠原和彦さん(ライター)
◎第ニ部:弁護団報告 原告訴訟代理人弁護士・中野宏典さん
入管法改悪は阻止されたけれど、痛ましい犠牲も5月29日(土)
何と無くはっきりしない天気が連日続く。急に雨が降り出すことがよくあるけれど猛暑にならないのはありがたい。そして今日は久し振り、実に久しぶりにTKさんが来てくれた。相変わらずふっと登場。お元気そうで嬉しかった。
さて、中途半端だがテント日誌はここまで。私は築地本願寺で執り行われる「ウィシュマ・サンダマリさんを偲ぶ会」の一般献花に赴くため途中退場。会場では移住連の理事の方などから声をかけて頂いた。4月16日(金)から法務委員会開催日に合わせて衆議院第二議員会館前で5月18日(火)まで行われた「入管法改悪反対を訴える国会前緊急アクションシットイン」にすべて参加したので顔を憶えられてしまった。ただ座っていただけだが短いときで5時間、最長で9時間は長かった。
4月16日(金)、4月20日(火) 、4月21日(水)、4月23日(金)、4月28日(水)、4月30日(金)、5月7日(金)、5月12日(水)、5月14日(金)、5月18日(火)、平均6時間として合計ええと・・・その間は当然禁煙で愛煙家には過酷なアクションだった。(4月30日は高校生が呼びかけた参議院議員会館前の緊急集会)
そして5月16日(日)は「入管法改悪反対デモ vol.2 ~ウィシュマさんを偲んで~」に参加、午後3時に日比谷公園霞門を出発し桜田通りに出て経産省前を通って東に向かい銀座へ。雨の中、京橋の楓川弾正橋北西児童公園についたときはフラフラ。
来日しているウィシュマさんの妹さんには2回お会いした。お二人から深い悲しみと怒りを強く感じた。お辞儀をしながら心に浮かぶのは「ごめんなさい」だけだった。
【追伸】 スリランカの葬儀についてネットで検索したが僅か2件しかなかった。 (O・O)
川柳句会も開かれた一日だった 5月30日(日)
本日は、晴天なり。月例川柳句会の日。いつもどおり、たくさん(1升3合分)のおにぎり、ゆで卵30個を作った。午前10時、経産省前脱原発テント
ひろば座り込み参加のため、浦安市自宅から西新橋事務所に向かって、マイカー(軽四、三菱トッポBJ)を運転する。湾岸道路(国道357号)は、信号バイパスの高架道路が完備されていて、渋滞は無い。都内の道路も渋滞が無く、30分で、西新橋事務所に着いた。西新橋事務所では、高久さんが待っていてくれた。私(原子力ガリレオ)が「今日は休む予定じゃなかったの?」と訊ねると、高久さんは「今日は、はしゆきさん、永瀬さんが休むと聞いたので、念のため、来た」とのこと。ありがたい。
今日は、川柳句会で、選者の乱鬼龍さんも事務所に到着。パイプ椅子、のぼり旗等の座り込み用品を車に積み込み、午前11時30分に、経産省角(元ポケットパークで、脱原発テントがあった場所)に到着。いつもどおり、高久さん、笹本さん、遠藤さん、ストウさんに手伝っていただき、準備完了。そのうち、寺崎さん、レジェンド斉藤さん、三軒茶屋の渡辺さん、I.Kさん、もう一人のご婦人が座り込みに参加した。川柳句会では、「遠隔参加も可能」ということで、携帯電話で、田内さん御夫婦、峰島さんに投句をお願いした。私(原子力ガリレオ)は、経産省一周のごみ拾い清掃に出かけて、45リッターのごみ袋満杯のごみを拾って帰ってきた。その時にひねった一句は「経産省 ひどいポイ捨て ごみの山」。
先週日曜日は、高野幹英さん(レッドパイパー、武峪真樹さん)が、座り込みに参加されて、高野さんの著書「米国の対中国戦争戦略と日米安保体制(辺野古新基地建設のほんとうの目的は、日本を犠牲にして米国の安全を守ることだ)定価200円」をいただいた。私(原子力ガリレオ)は、この著書(ブックレット)の趣旨に、いたく感動したので、20冊を入手し、今週の座り込みで、みなさんに配布した。内容は、以下のURLを参照ください。
⇒ https://bund.jp/wp-content/uploads/2020/06/beityu2.pdf
⇒ http://com21.jp/archives/24419
⇒ http://com21.jp/archives/10375
月例の脱原発青空テント句会が開かれた 5月30日(日)
快晴で暑いくらいの天候の中10人の参加
乱鬼龍さんの出した席題は「ひどい」と「集中」
入選者には乱さんオリジナルのウイットに富んだ賞品が配られました。
終了間際ぽつぽつ雨が落ちてきたが、本降りになる前に片付けられて良かった。(I・K)
「ひどい」の秀句
汚染水 薄めて流す ひどい奴 (柚っ子)
あまりにも ひどいと落胆 己が国 (落葉)
ひどい事故 なかったことに 菅総理 (ソクラテスの妻)
鉄面皮 どいてくれない 菅総理 (孫じい)
金もらい 老朽原発 再稼働 (乾草)
特選
ああひどい 捨てれば終わりか トリチウム (海の民)
「集中」の秀句
集中し やったつもりが もう忘れ (ソクラテスの妻)
人数は 関係ないと 集中し (落葉) *座り込みを思っての作*
経産省 ひどいポイ捨て ゴミの山 (原子力ガリレオ)
世界から 変異コロナが 集中し (遊児郎)
運動会 来賓密集 中止せず (孫じい)
特選
全集中 聞くべきことは 民の声 (乾草)
次回は6月27日(日)です。
5月31日(月)
朝は曇っていたが経産省前に着いた時には晴れ間が広がり、太陽光が容赦なく照り付けていて非常に暑かった。汗をふきふき座り込み準備をした。今日は相棒のSさん、Kさんが私用の為、お休みだったがその他の人がいつもの時間に来てくれたので時間はかかったがのぼり旗とバナーを所せましと並べ終えることができた。
経産省前の人通りは晴れていることも影響していたのか多いように感じた。特に外食に出ていた職員の人数が多かった。嬉々として帰ってくるのを見ているとコロナ禍などないかのようである。コロナ慣れというものであろう。
1時過ぎに一人の青年がバナーの写真を撮った後、座り込んで齋藤さん等としばらく話し込んで行った。何を話していたのか聞いたら、彼は浪人中の19歳でコロナの為に一般患者の治療ができ難い現状に憤っていたそうです。勉強ばかりの生活に飽きて気晴らしに外に出てみたくなったのでしょう。次回に来た時には原発問題にも興味を持ってもらいましょう。
3時半ころに 5月10日にサンケン電気本社前で不当逮捕されたOさんが今日付けで起訴されたという連絡が相棒のSさんからありました。起訴に値するような事実などないのに!明日が23日目なので釈放されるものと思っていたので怒り心頭です。(保)
オリンピックの強行開催に向かって暴走するしか能のない政府
大坂なおみ選手が全仏のテニス大会での記者会見拒否とその後の告白がおどろきだった。彼女の会見などでの言動はそのプレイと同じように、大変魅力的なものだったから、どうしたのだろうと心配だった。彼女のスポーツ選手を縛っているタブーを破る発言に大変魅惑されてきたし、勇気をも与えられた。その彼女が「うつ病」のような状態にあることを告白したのは更なる驚きだった。この告白は大変勇気のいることだったろうと推察されたが、スポーツ選手は一般に強い精神力の持主と見られて状態を覆すようなところがあって驚いた。スポーツ選手を支配しているタブーを破るものであり、その勇気と態度に感銘を受けたのではあるが。
むかし、三島由紀夫が武道(剣道)の世界を描き、その選手というか、武道者が強い精神の持ち主のように描いていたことがあった。彼は太宰治のように自意識の病み、あるいは自意識の悩みや煩いなどは 武道にも打ち込めば解消されると述べていた。僕はこれに違和感を持っていた。冗談いうなよというおもいだった。自意識の病とか悩みとか言ったものは,武道などで解消されるはずはないのである。武道などでえる精神力と自意識の煩いというのは違うものであり、一人の人間の中で共存するものであり、それは矛盾ではない。スポーツ選手が強い精神力を獲得して存在であり、そうした選手像が流通しているが、スポーツ選手の一面を示していることは事実だろうが、これは一面に過ぎない。
僕は大坂なおみの告白の中でそれをあらためて確認したのだが、スポーツ競技が強い精神を要求し、アストリートがその体現者であるとしても、それは自意識の悩みやそれに病むことを解消はしない。スポーツ選手(アストリート)は強い精神の持ち主のごとく思わされ、自意識の悩みというようなことは表に出すことを禁じられた存在なのだろうが、大坂なおみはそれを破ってくれたのであり、とても貴重なことであると思われた。僕はこの発言からいろいろと考えることをえたのだが、それは開催か中止かで揺れ動いているオリンピック・パラリンピックについてあらためて考える契機にもつながった。
この間、「普通では、開催はない」「オリンピックの目的とはなんだ」という提起があった。コロナ対策の分科会の会長である尾身氏の発言である。コロナの専門家の発言である。これに対して政府はやオリンピック関係者はまともに答えていない。「安全な大会のために感染防止対策を進めていく」といしかわけの分からない、何も言わないに等しいことが繰り返し述べられているだけである。
この中で注目していいのは一体、オリンピックはどういう目的でやろうとしているのか、という問いかけである。それには菅首相も橋本大会委員長の橋本聖子も丸川五輪担当大臣も答えられない。驚くべきことである。皮肉にいえば、明瞭な目的がないのだから、開催や中止を判断できないのは当然のことというべきか。オリンピックやパラリンピックはスポーツの祭典であるが、その祭典は人々にとってお祭りであり、祝祭である。いうなら、祝祭としてそれによって人々は解放感を得るのであり、日常から解放された刻を持のである。それは文化であり、現在では戦争に替わる公共の事業であるというべきかもしれない。人はオリンピックやパラリンピックが何の目的で開かれるのかということをことさら、問わなくても、こういうことを了解してきたし、認識していたのである。
オリンピックやパラリンピックを国威の高揚にと考える政治家や国家権力者に不快を感じても、祝祭として行われるのであればということで人々はそういう我慢をしてきたのである。それも織り込んで、賛成してきたのである。だが、今、あまり問われないで済んできたこのオリンピックやパラリンピックの目的ということが問われている。人々が前提としてきた祝祭(お祭り)としてのオリンピックということに、、疑念を持たれ始めているからだ。それをあらわしていると言える。祝祭(お祭り)としてのオリンピック・パラリンピックという基本的な根底が壊れている。国民の気分というか、気持ちというか、精神的な基盤のところで気分がさめている。誰も望まないお祭りなどということが進展しているのである。人々が前提のようにしてきたお祭りという意味が、今、失われているのであり、その事に目が向けられているのだ。大会主催者たちは利権も含めた目的があり、コロナ禍の下で祭りなどやる意味があるのかという意見がでてきている。基本に戻ればいいのだ。はっきりする。今はオリンピックもパラリンピックも目的を失っているのであり、やる意味がなくなっている。オリンピックやパラリンピックは開催されれば、それなりに恰好はつくのかもしれない。こ国民の祝祭としての参加がなければ(そういう事態にあることは論をまたない)、みじめな結果しかならないことははっきりしているではないか。
僕はいつもの散歩のコースに馬事公苑がある。ここは何年も前から工事中という事で閉鎖されている。馬事公苑に寄ることは花見も含めて僕の散布の楽しみだったが、馬術競技のためということで、何年間も一般の人を入れない状態が続いてきた。僕らは我慢してきた。その我慢にはオリンピックが祝祭だということ可能なことだった。この馬事公苑の近くには古井由吉という作家が住んでおられ、よく顔を合わせた。古井さんにとって馬事公苑は非常に大事な場所であり、彼はこの封鎖をどう思っているのだろうか、と想像していた。オリンピックは多くの人に犠牲をしいてきたのだが、それはお祭りということで受け入れてきたのだ。それが持つ公共性と言い換えてもいい。この基本条件が崩れている以上、もう。オリンピックやパラリンピックは中止にした方がいいのである。国民の参加というか、基盤が喪失する中で強行するなんて愚の極みだ。 (三上治)
緊急事態宣言は解除されなかった 6月1日(火)
いよいよ6月。今日からコロナ緊急事態宣言が明ける予定だったのに、宣言は撤回されず3度目の延長となる。11時過ぎに事務所に着くと既に窓を閉めて冷房を効かせた中でYさんが部屋を整理している。一緒に昼の経産省前に汗まみれとなって到着し、椅子やバナーをセットしていると、歩道を行き来する人が多い。
しばらくして斎藤美智子さんがやってきて私の隣の椅子に腰掛けてサンドイッチを食べ始める。するとそこに目聡いスズメが一羽やってきた。スズメは彼女の膝に乗ったり飛び跳ねたりして、しつこくパンの分け前を要求する。何度かパン屑にあり着いたスズメはいつの間にか飛び去った。
この日、神奈川から昔のMLで渕上さんと活動を共にしていたというIさんが来た。彼は渕上本5冊を購入してくれました、ありがとう。(EO)
横断幕を賑やかに飾り付けた 6月2日(水)
どんよりした天気。それで、パラソルは1本しか持って行かなかった。13時過ぎに陽ざしが出てきた。勝爺から「夏は3本持ってこないとダメだ」と 叱られた。
空がどんよりしているので、横断幕等を賑やかに貼った。
国会前ではいろいろな団体がいろいろな抗議行動をしているようだ。本当にとんでもない内閣だ。オリンピックはやるつもりのようだ。安倍政権といい、菅政権といい、「国民」の70~80パーセントが反対してもどこ吹く風だ。
当番はみな元気。さらに、今日もキラキラ星の2人が来て、そのあと、9条改憲阻止の会人たち。齋藤さんは2時半過ぎに来られた。今日はデイサービスでお風呂に入ったりしてせいか、疲れが出て歩くのも大変な様子であった。本当ならこういう日は家で体を休めるのが良いのだがそれができない。「休んだらボケてしまう」というのが齋藤さんの口癖である。
乾さんが来られた。6月5日世界環境ディ6月8日世界海洋ディに先立って行われた汚染水海洋放出反対の官邸前行動に参加した後テントに寄られた。官邸前では3団体がやっていて、菅内閣に対して、「悪いことは悪いと意思表示する事が大事。人数の問題ではない」と言って頑張っているとのこと。頼もしい限りである。その後、Aさんが3時過ぎに来られた。左足を引きづっている。月曜日に仕事をしているときに骨折してしまったとのこと。痛々しい限りである。あまり無理をしないでほしい。早期の回復を祈るばかりである。(保)
経産省に提言書を持ってきた人が寄られた 6月3日(木)
今日は斉藤さんが、Yさんが荷物を運んでくる前に来て待っていたのでびっくり!腰が痛いと言いながら毎日すごいです。
セッティングしているとYmさんが国会前「安倍・菅政治を許さない」の行動で6月18日から始まる金曜行動のチラシを配るためとやって来た。しばらく座って出掛けて行った。私もちょっとだけぬけて国会前に行く。
澤地さんもお元気に参加されていて良かった。
100人以上の参加だったそうです。プラカードを掲げた後お話やアピールがあったようだが、私は急いでテントに戻り聞けなくてちょっと残念。赤旗や毎日新聞の記者が来ていたから記事になるかな?
2時少し前までは当番・斉藤さん・そして吉良サポーターのお二人だけだったが、その後国会前から数人女性が寄ってくれてにぎやかになった。
午後番の人が来て私はテントを離れたのだが、その後経産省に「福島第一原発放射性汚染水排出抑止へ」という提言書を持ってきた人が寄ってくれたそうだ。何でも建設技術者だそうできちんとした提言書だったそうだが、経産省でアポイントがないと駄目と断わられたと言う。準レギュラーのOyさんがテントのことよく説明してまた来るように話してくれたようだ。 (I.K)
【案内】「原発いらない金曜行動」
日時:2021年6月18日(金)18時30分~19時45分
場所:首相官邸前
主催:(仮名)「原発いらない金曜行動」実行委員会
発言予定:鎌田慧さん、落合恵子さん、佐高信さん、古今亭菊千代さん、神田香織さんほか
参加のお願い:
3・11後から10年間毎週金曜日に首相官邸前や国会正門前で反原発・再稼働阻止の抗議の「場」を提供してきた首都圏反原発連合(反原連)が本年3月末に金曜行動を休止しました。
そこで私たちは、政府に原発ゼロの実現を迫る新たな行動の「場」を首相官邸前に設ける決意をしました。月に一度(第3金曜日)ですが、首都圏の反原発運動を結集するとともに、全国で今も「金曜行動」を闘い続けている仲間たちと連帯し、東京で「原発いらない金曜行動」を多くの皆さんとともに訴えていきます。
ぜひご参加下さい。創意工夫のプラカードなど大歓迎です。
コロナ蔓延の折、蜜を避け、マスク着用・消毒にご留意願います。
「原発いらない金曜行動」呼びかけ人(あいうえお順):
青山晴江(詩人)、市原みちえ、落合恵子(作家)、鎌田慧(ルポライター)、神田香織(講談師)、菊地輝子、木村雅英(経産省前テントひろば)、久保清隆(再稼働阻止全国ネットワーク)、古今亭菊千代(落語家)、佐高信(評論家)、志田文広(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)、下山保(パルシステム連合会初代理事長)、新居弥生(原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動)、橋本輝之(ピースサイクル全国ネットワーク)、武笠紀子(反原発自治体議員・市民連盟)、柳田 真(たんぽぽ舎)、横田朔子(たんぽぽ舎)、乱鬼龍(川柳人)、渡辺マリ(市川市在住)
主旨説明:
3.11東電福島第一原発事故後11年目に入り、反原発の闘いも新たな局面を迎えて来ています。
東電福島第一原発事故は全く終わっていません。「廃炉」の姿が見えず、30年~40年とされていたロードマップを誰も信じず、「廃炉」まで300年近くかかるかも知れないと予想されています。汚染水対策も破綻していて、菅政権が「海洋放出」を関係閣僚会議で決定しましたが、全漁連のみならず福島県内・国内・海外からの反対の声が燃え上がっています。また、未だに数万人の被害者は帰還できず、賠償も不十分で、被災者はADR仲裁和解案を拒絶している東電に対して30もの賠償請求裁判を起こしています。
一方で、事故原因の検証もしないまま、「緩やかに過ぎ合理性を欠く」新規制基準による審査で原発の再稼働が進み、六ヶ所再処理施設まで審査「合格」し、地層処分の候補地が名乗り出るなど、現菅政権はあたかも3.11以前の原発推進社会に戻そうとしているかの様です。大阪地裁・水戸地裁などの裁判所で稼働差止の判決が出されたのも当然です。
そればかりか、菅政権は、原発稼動を優先させて再生エネルギーを押さえつけ、40年超えの老朽原発の再稼働を目論み、小型原発の研究開発まで持ち出して、原発を推進しています。現在策定中の第6次「エネルギー基本計画」では、地球温暖化対策を口実に原発を残すばかりか、第5次「エネルギー基本計画」にあった文言「原発への依存度を可能な限り低くする」をカットするべきとのひどい意見が出たり、リプレース・新増設が提案されています。
3.11後早々に脱原発を決意したドイツは、本年3月11日に「脱原子力完了のための12項目―ドイツ連邦環境省の基本姿勢」を発表しました(http://sayonara-nukes.org)。
広島・長崎・福島を経験した日本でも原発ゼロを実現するべく、月に一度(第3金曜日)の行動の「場」を生かして闘い続けましょう。
6月11日(金) 経産省前抗議集会(毎週)
17時~18時 経産省前テントひろば
6月14日(月)18時~19時
安倍・菅政治を許さない官邸前行動
6月15日(火)樺美智子さんを偲ぶ会 13時~
国会南門(旧南通用門) 主催:9条改憲阻止の会
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お知らせ:渕上太郎遺稿集 発売中
経産省前テントひろばでも販売します。予約受け付中
書名:「脱原発 経産省前テント ここに在り!」
発売元:情況出版 価格:1500円
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