TV番組から ◎ETV特集「“玉砕”の島を生きて~テニアン島 日本人移民の記録~」◎9月4日夜10時半、九州帝大生体解剖事件のドラマ拡大版
- 2021年 8月 31日
- 交流の広場
- 江口千春
◎ETV特集「“玉砕”の島を生きて~テニアン島 日本人移民の記録~」
NHK Eテレ・再放送 9月2日(木) 00:00〜01:00
日米両軍が激突したテニアン島。戦前から島に住む日本人移民は、戦火の中で集団自決を余儀なくされた。重い記憶を抱える人々を20年以上取材。遺言ともいえる証言でつづる
戦前、サトウキビ栽培のため多くの日本人移民が生活を築いていたテニアン島。太平洋戦争中の昭和19年夏、強大な米軍が上陸し、島の日本軍は全滅。米軍が迫る中、日本人移民たちは、次々と集団自決に追い込まれていく。親しい者同士で命を絶った壮絶な体験。生き残った家族が生涯抱え続けた苦悩。重い記憶を背負った人々を20年以上にわたり取材。彼らの遺言ともいうべき300時間に及ぶ貴重な証言をもとに、極限の戦場を描く
<澤井さんのお薦めで見ました。生き残ることができた日本人移民が、ようやく語った体験には、
“戦争”が凝縮されています。それを私たちは聞くだけでもつらい、でも、知っておいたほうがと、強く思います。C Eguchi)>
◎9月4日夜10時半、九州帝大生体解剖事件のドラマ拡大版が放送されます。( 小寺隆幸さんから)
NHKが8月13日に放送した終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」をご覧になった方も多いと思います。その拡大版(14分長いもの)が9月4日夜10時半からBSプレミアムで放送されますので紹介します。NHKのHPにはこう書かれています。
《太平洋戦争末期に行われた「生体解剖」。命を救うはずの医師が犯した恐ろしい罪とその裏に隠された真相。死刑判決を受けて自分自身と向き合う医師と、その判決に異議を唱え、公正な裁きを求めて奔走する妻。苦悩の果てにたどりついたありのままの真実とはいったい何なのか? 人間の狂気と正気を描き出すヒューマンサスペンス!》(https://www.nhk.jp/p/ts/77NKRR6Y1J/)
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