「伊方原発が危ない! 西日本からの緊急アピール」などー地震と原発事故情報【TMM:No1408】
- 2012年 4月 3日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎地震と原発事故
2012年4月2日(月) 地震と原発事故情報
転送歓迎
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★1.伊方原発が危ない! 西日本からの緊急アピール
東南海・南海地震で伊方原発がフクシマになる前に立ち上がろう
4月15日、松山で緊急集会
★2.ビラを受け取ってくれた福井の人たち
ー大飯原発再稼動反対集会に参加してー (葛飾区 青山)
★3.国労東京新橋支部(労働組合)、東京電力へデモ350人
(全労協ニュース226号より)
★4.新聞・雑誌から
◇1都4県の水力発電、東電に安値で売電 随意契約最大117億円減収に
住民の共有財、高値売却は責務 (4月2日 東京新聞より抜粋)
★5.<テント日誌 3/29(木)―経産省前テントひろば201日目―>
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┗■1.伊方原発が危ない! 西日本からの緊急アピール
│ 東南海・南海地震で伊方原発がフクシマになる前に立ち上がろう
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伊方原発の再稼働に反対する
中国・四国・九州緊急合同集会及び愛媛県へ申し入れ
5月5日には北海道電力泊原発3号機が定期検査に入るため、5月6日以後全ての原発が停止状態になります。政府は「このまま全ての原発が停止すれば夏の電力需要をカバーできない」という理由でしゃにむに大飯原発3、4号機か伊方原発3号機の再稼働を目論んでいます。しかし、大飯3、4号機の再稼働に対して京都府知事と滋賀県知事は難色を示していて、「両知事の理解がなければ再稼働は無理」と枝野経産大臣も30日の記者会見で認めています。そうなれば最初の再稼働は周辺自治体で誰も反対していない伊方3号機しかありません。しかし、伊方は日本で唯一の内海に面した原発で、これから起こると言われている東海・東南海・南海地震により震度6以上の巨大地震に見舞われる可能性が大きいのです。それに日本で一番大きな活断層の中央構造線のすぐそばに建っています。その上伊方原発は日本で一番耐震設計のお粗末な原発です。日本で一番危険な原発をコンピューターシュミレーションの1次ストレステストだけで再稼働させるなど私たち周辺住民は決して許すことは出来ません。原子力安全委員会の班目委員長も「1次ストレステストだけでは安全性は不十分」と指摘しています。それに何よりも福島原発事故の原因も解明されていないのに再稼働などあり得ない話です。
そんな私たちのような新たな周辺住民の不安の声を愛媛県知事に直接届けて、近隣の県民や知事や市長の再稼働に反対する声をいかにして出すかなどの議論を行う初めての中国・四国・九州の市民による合同集会を開催するものです。ぜひご参加願います。伊方原発再稼働は決して他人事ではありません(文責小坂)
日時 :4月15日(日) 13時30分~17時
ゲスト:藤田祐幸氏
場所 :愛媛県美術館講堂 松山市堀之内 電話 089-932-0010
交流会:松山ユースホステル(要事前申し込み)
交流会の申し込みは大野まで(080-5662-6207)
宿泊 :松山ユースホステル他(3200円朝食付きで20人可能)
松山市道後姫塚乙22-3 電話 089-933-6366
申し入れ:翌日16日の10時から県庁へ申し入れの予定
連絡先:080-5662-6207(大野)090-1348-0373(小坂)
※内容の変更などもあり得ますが、4月15日(日)松山に集まりましょう
★☆★呼びかけ★
☆ たんぽぽ舎ボランティアグループでは4月15日(日)~16日(月)と、
☆ 4月23日(月)~24日(火)の2回にわたって、伊方原発反対への応援行動を
☆ 組もうとしています。
☆ 参加できる方、協力できる方、ご連絡ください。(柳田、玉中)
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┗■2.ビラを受け取ってくれた福井の人たち
│ ー大飯原発再稼動反対集会に参加してー
└────(葛飾区 青山)
強風、霰雪、ふいの青空、また氷雪。北陸の冬空の下、「全国の目が大飯に集まっています。再稼動をしてしまうのか不安に見ています。」主催者のこの言葉で集会は始まった。デモは吹き飛ばされそうな傘を押さえながらの行進。大通りの線量計は0.15~0.18μシーベルト。東京の友人から「雪の福井集会ご苦労様。こちらも経産省前抗議行動やってます。」と励ましの連帯メール。これは嬉しかったし、力になった。「15年前は、4人で行進でした。今日はすごい人です。」と主催の方。深夜、舞い降りる雪の白さに圧倒される。
翌26日、大飯原発PR館は何故か急に3日間臨時休業ということで、予定変更、県庁と県議会へ抗議分を届けた後、福井駅前でビラ配り。福井県の人口80万人。駅前広場も人通りが少ない。
しかし、受け取ってくれる。横断幕の前でYさんが「福井大地震から60年余り。今度地震が来たら危ないです。原発を止めましょう。」とマイクで呼びかけている。「東京から来ました。一緒に安心な暮らしを目指しましょう!」と声掛けしながらビラを差し出すと、<大飯原発3・4号機再稼動反対>の文字に目をやり、受け取ってくれる。「遠くからご苦労様。」と言ってくれる人も。東京新宿の人込みではほとんど無視されるが、ここでは3人で400枚を30分ほど(マイクと横断幕をもつ人2人、計5人)で配布。地元の人の内心の関心の高さを感じた。再稼動を止めたい。
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┗■3.国労東京新橋支部(労働組合)、東京電力へデモ350人
└────(全労協ニュース226号より)
国労新橋支部は職場から春闘を闘おうと「自らの要求は自らの戦いで勝ち取る」「自ら出来る事はやりきる」組合員一人ひとりが決起する場として今年の二月から三月にかけて、二〇一二年支部春闘統一行動を取り組んできました。
今春闘の行動の取り組みは三月七、十四日JAL不当解雇撤回東京地裁前の要請行動。三月九日「2012年春闘勝利総決起集会」明治公園(国労本部主催)への参加、三月十二日~十三日には各地区協主催での学習会、職場交流会等創意工夫な取り組みを行ってきました。あわせて、原発いらない3・11福島県民大集会と、春闘行動の一連の取り組みとし参加をしてきました。
国労新橋支部春闘統一行動集約集会を三月十六日に、新橋・交通ビル地下ホールにおいて、上部機関から情勢報告、南部全国労協から連帯の挨拶、JAL不当解雇撤回の裁判原告団からの闘う決意表明、貨物職場とJR職場から報告を受け、行動の集約、当面する行動の集約、当面する行動の意思統一を行い、新橋・交通ビルから~東電~鍛冶橋までを約三五〇人の組合員でデモ行進を行ってきました。
昨年は震災の関係もあり春闘行動を中止させざるえませんでしたが、あらためて春闘の意義と任務を再確認をしてきたところです。
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┗■4.新聞・雑誌から
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◇1都4県の水力発電、東電に安値で売電 随意契約最大117億円減収に
住民の共有財、高値売却は責務 (4月2日 東京新聞より抜粋)
(省略します―「ちきゅう座」編集部)
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┗■5.<テント日誌 3/29(木)―経産省前テントひろば201日目―>
│ 高まるハンスト闘争への気運
│ 首相官邸前で若い世代中心に300名が訴え
└────( Y・T )
3月29日(木) 晴れ。日射しは暖かく、向かい側外務省の桜並木のうち、早咲きの桜は満開である。
今朝、第2テントに福島の黒田さんから電話があったそうだ。福井・小名浜市の明通寺のご住職、中嶌哲演さんの断食に連帯して、原発いらない!福島の女たちもリレー断食に入るということであり、4月1日には経産省前テントで記者会見をするということらしい。
昨日、関西の友人からのメールで、中嶌哲演さんが25日から福井県庁ロビーで1週間の断食に入られたと聞いていた。「私の断食がささやかな触媒となり、『大飯原発を断じて再稼働させたくない』という想いを福井県内や全国の多くの人たちに伝えたい」と話されている。
この「哲演さんの決意と祈りに、福島から、全国からつながりたい」と、福島の女たちはリレーハンストに踏み切ることを表明し、全国からそれに連なることを呼びかけるメールが回ってきた。テント内でこの間議論されてきた集団ハンスト闘争は、もう火ぶたがきられ、全国に広がろうとしている。みんなの思いは同じなのだと痛感させられる。
午後3時過ぎに街宣右翼がテントにやってくる。1時間ほど経産省に乗り込んでテント撤去で談判してきたそうだ。例の、先日車をテント間際まで突っ込ませたり、テントを揺さぶったりした団体である。テントの前に並んで座っているメンバー達に口汚くののしり、喚きながら、テントを揺さぶったりする。警察の態度は「思う存分やりなさい」と見ているかのようだ。それを撮影して者を制止するという有様であった。
途中から石橋上人のうちわ太鼓が鳴り出して、右翼も面食らったようだったが、予定の時間がきたのか、4寺頃に引き上げる。
その後すぐ、地裁でのS君の勾留理由開示裁判に駆けつける。エレベーターを降りると30名程の人だかり。小さな法廷で行われているため、傍聴人が20名と制限され、残りの者は廊下に作られたバリーケードで行く手を遮られ、押し問答しているのだという。シュプレヒコールが湧き起こる。
法廷外に出てきた人から傍聴券をもらって交代で傍聴席へ。S君と会釈を交わす。元気そうである。最後のS君の意見陳述は圧巻であった。検事と裁判官を見据え、名指し、指さしながら、その社会的不正義と理不尽、不当性を弾劾していく迫力は、S君ならでは、であった。
6時から、首相官邸前でツイッターで呼びかけられた再稼動反対アクションがあり出かける。実は今日にも4閣僚会議が開かれ、大飯原発再稼動の政治決断がなされるかも・・・ということで、急遽呼びかけられたものであったが、続々と人が集まってくる。結局4閣僚会議は来週に開かれる模様ということであったが、怒りの熱気に包まれている。
30分ほどで一旦テントに戻る。7時からは今日も経産省正門前に5~6人が並び立ってマイクアピール。そろそろ帰ろうと地下鉄に乗ったが、やはり議事堂前で降りて首相官邸前へ。
官邸の向かい側、記者会館脇の歩道はビッシリと人で埋まっている。みんなが首相官邸に向かっての4~5列縦隊で、デモの挺団のように、300名程が密集している。集会が終わるまで、増え続けた。
圧倒的に20代~40前後の若い世代である。テントで顔をみる若い人達もいて会釈を交わすと嬉しくなってくる。そしてたくさんの人がアピールし、アピールはコールへと変わっていく。若い世代の切実さとひたむきさが伝わってくる。非正規労働や「辺境」化と犠牲の強制等、巨大な格差と抑圧の中で、生きづらさを強い、生存をも脅かすパワーの象徴として原発・原子力ムラがあり、このパワーと対抗して命を守り、人間的生活と未来を創り出すべく人々とつながっていくということが、脱原発への希望なんだろうか・・・という想いが頭を駆けめぐる。
帰路につきながら、かって「希望は戦争」という言葉が“若者の言説”として一部でもてはやされたが、「希望は脱原発」という言葉が浮かんでくる。
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【編集部より】
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