桜散る都と現地で野暮な原発再稼働策動に怒りの牙を!
- 2012年 4月 12日
- 交流の広場
- 9条改憲阻止の会
2012年4月12日 連帯・共同ニュース第243号
■ 閣僚の会合に何で仙谷が同席しているのか不思議に思っていたら、彼がどうやら黒幕らしい。原発再稼働を急ぐように政府にネジまきをしてきたのだ。もちろん、この背後には経産省や原子力ムラ、さらには霞ヶ関、そして経済界がある。彼らの思惑の宣伝文句も僕らの指摘通りである。これらについてはあらためて論じない。再稼働阻止をし、5月5日には原発ゼロが実現するための行動方針を中心にお伝えする。それぞれ都合をつけて諸行動に対応して欲しい。
■ 現在、再稼働の対象になっている大飯原発3・4号機のある現地では監視のためのテントが三つ建った。大飯原発に向かう一本道のある大飯町大島南浦である。このテントはさしあたって5月5日まで続けられる。4月13日ト伝えられる枝野通産大臣の福井県への再稼働説得来県に対しては福井県庁包囲行動を展開する。大飯原発を再稼働させる関西電力の本社前では小林圭二(元京都大学の教員で原子力の専門家)がハンストに入られた。これは福井県の明通寺住職が呼びかられ「原発いらない福島の女たち」などが受け継いだ断食―ハンストによる再稼働への抗議行動に続くものだ。近畿一円では再稼働に反対する自治体や地域住民の動きが高まっておりこれは加速して行くものと思われる。僕らは大飯現地や近畿一円の高まる反対の動きに連帯をしたい。
■ 首都圏では4月11日(水)日比谷公園での集会で「ハンスト宣言」を発した。そして4月17日(火)には経産省前テントひろばで正午12時から記者会見を行い「集団ハンスト」を開始する。これは4月17日(火)から5月5日(祝)までの再稼働に反対する第一次行動である。この4月17日の記者会見には国会議員や「1000万アクション」の呼びかけ人なども参加の予定である。場所は経産省前テントひろば(経産省の周囲)。形態は路上にムシロを敷き座り込む。1日(24時間)~7日(最長)まで自己判断で行う。それぞれの意思と条件に応じて多様な形を持ち、全体として長期間(4月17日から5月5日)集団ハンストとして行う。タスキは用意するが、寝袋や座布団は各自持参して欲しい。この長期間の「集団ハンスト」を中心に5月5日まで再稼働に反対する大行動を広げる。参加希望者は「ハンスト参加申し込み用紙」に記入し申し込んで欲しい。この集団ハンストの期間にハンスト者をサポートしてくれる人、各種イベントなどを企画しこの間の運動を盛り上げてくれる人をお願いする。また、この期間には官邸前や経産省前の行動も予定されている。機敏に対応し再稼働阻止に全力を! (文責 三上治)
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