「11.11反原発・国会百万人大占拠 「正しい報道ヘリの会」がヘリコプター空撮」など-地震と原発事故情報
- 2012年 10月 23日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1621】
2012年10月22日(月)(その2)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせし
ます
転送歓迎
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★1.11.11反原発・国会百万人大占拠
「正しい報道ヘリの会」がヘリコプター空撮
山本太郎さんの搭乗解説、広河隆一さんたちの写真
広瀬 隆
★2.10月30日(火)学習会「原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-」、
CO2と原発が相たずさえて増殖した
-「原子力ムラ」と「地球温暖化ムラ」について
江澤 誠(環境学博士)
★3.第2の「フクシマ」起こす前に原発停止を! (下)
あとからくる者のために…原発で作った電気はいらないと声をあげて
中嶌哲演(小浜市・明通寺住職)
★4.<テント日誌10/19(金)―経産省前テントひろば405日目>
秋の夜風に映えるぼんぼりとテントTV
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┗■1.11.11反原発・国会百万人大占拠
| 「正しい報道ヘリの会」がヘリコプター空撮
| 山本太郎さんの搭乗解説、広河隆一さんたちの写真
└──── 広瀬 隆
11月11日(日)、首相官邸前、国会議事堂周辺をはじめとする永田町・霞が関一
帯で、かつてない超大規模大占拠!首都圏のみならず、全国から結集を!!!
【主催】首都圏反原発連合
【協力】さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/脱原発世
界会議/経産省前テントひろば
11月11日のスケジュール
午後1時から国会・霞が関周辺でどぎもを抜く巨大デモを展開
tM午後3時から国会周辺抗議行動
tM午後5時から7時まで国会正門前大集会─反原発・百万人大占拠
この日には、「原発をなくす全国連絡会」も、全国規模で政府に「原発ゼロ」
への決断を迫る「今すぐ原発ゼロへ全国いっせい行動」を計画
11・11全国いっせい行動だ!!
「正しい報道ヘリの会」は、ヘリコプター空撮をおこないます。
山本太郎さんのヘリ搭乗解説、広河隆一さんたちプロの写真家たちも搭
乗して、IWJとOurPlanetTV総動員で、全国にインターネット配信を致します。
国民は、もう許さない。
この震災復興予算の火事場泥棒に明け暮れる官僚どもを!!
消費税増税と環境税名目で、振り込め詐欺に明け暮れる国会議員を!!
まともな報道をしないマスメディアを!!
福島県と高濃度汚染地域からの、若い女性と子供たち、思春期の人たちの避難
の受け入れを進め、放射能汚染瓦礫受け入れを絶対に阻止する。
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┗■2.10/30(火)学習会「原子力発電と地球温暖化問題の癒着-その歴史-」、
| CO2と原発」が相たずさえて増殖した
| -「原子力ムラ」と「地球温暖化ムラ」について
└──── 江澤 誠(環境学博士)
フクシマ原発事故によって、核(原子力)発電は人間の制御できるものではな
いこと、放射性廃棄物が未来世代に甚大な負荷を与えること、原発に関する「安
全神話」は「原子力ムラ」の情報操作によるものであることなどが明らかになっ
た。
ところが、「原発は地球温暖化の原因とされるCO2を排出しない」などとウソ
偽りを平然と述べ原子力発電を推奨してきた多くの環境科学者・専門家集団から
は未だはっきりとした反省の言も聞かれない。
そして、「原子力ムラ」と「地球温暖化ムラ」に絡め取られたメディアは、原
発の「安全神話」とCO2の「危険神話」という二重の誤りを意図的に垂れ流し、
相乗的に私たちの日常生活を脅かしてきた。
「地球温暖化ムラ」に集うIPCC(気候変動に関する政府間パネル)などの科学
者・専門家集団は地球温暖化政策が環境保護に役立つものとしているが、その政
策はCO2を材料にした「投資」であり、金融資本の「保護」を最大の理念とする
新自由主義(ネオリベラリズム)政策そのものであって、私たちの日常生活に資
するものでも途上国の人々に生きる活力をもたらすものでも、ましてや気候変化
によるリスクを科学的に解明・解決するものでもない。
フクシマ原発事故によって原発の「安全神話」は崩れたが、地球温暖化に絡む
CO2の「危険神話」はいまだに増殖し続けている。フクシマ原発事故後において、
私たちが地球温暖化政策を検証し直さなければならないのは、地球温暖化問題と
原子力発電が相携えて増殖し、フクシマの大惨事を引き起こしたからにほかなら
ない。
本講座は、こうした問題意識にもとづき原発と地球温暖化問題の癒着の歴史を
辿り私たちの進むべき現実的な道をともに考えていきたい。
(注)10月30日(火)が第1回学習会、全体で4回程度開催される予定。
主催・会場とも「スペースたんぽぽ」です。
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┗■3.第2の「フクシマ」起こす前に原発停止を! (下)
| あとからくる者のために…原発で作った電気はいらないと声をあげて
└──── 中嶌哲演(小浜市・明通寺住職)
安全神話は建設当初から崩壊していた
福島原発10基と関東の関係と、若狭原発15基と関西の関係は、うり二つです。
若狭現地で使う電力は、舞鶴の火力や水力発電から配電を受けているので、若狭
原発群から生み出された電力は、全量関西に送られています。過去40年間で若狭
の原発群は、2兆数千億kwの電気を関西に送り続けました。
ただし若狭住民は、原発を抵抗なく唯々諾々と受け入れたわけではありません。
再稼働を許した大飯原発に限っても、1・2号機建設には大反対運動が起こり、
町長をリコールして地盤整備工事を一時中断させるところまで追い詰めましたが、
権力・金力・警察・機動隊等が大動員され、結局押し切られてしまいました。
3・4号機の際も、住民投票を求める直接請求署名が規定数を大きく上回りま
したが、町長も議会もこれを否決しました。
大飯町に隣接する小浜市でも4基の原発建設計画がありましたが、有権者の過
半数を超える反対署名を集めるなど、強力な反対運動で阻止しました。
大飯原発から半径10km以内の住民分布を見ると、68%が小浜市民で、大飯町民
は、19%でしかありません。仮に小浜市民に地元住民としての発言権が与えられ
ていれば、大飯原発4基は、存在していなかったかもわかりません。
ではなぜ、若狭に15基もの原発が建てられたのでしょうか? 火力発電は、大
都市の海岸部に作られています。消費地と供給地が一致しており、自給自足的と
いえます。しかし原発は、消費地である大都市から遠く離れた福島や若狭に作ら
れています。住民が少なく、事故による災害を最小にしたいからです。若狭住民
の立場からすると、原発安全神話は、第1機目が建設された時点から崩壊してい
たと思っています。
子どもに最大の犠牲もたらす原発
今回の福島事故ではっきりしたのは、原発震災の最大の被害者は、子どもたち
だということです。政府は、年間被曝許容度を1ミリSvと決めていますが、子
どもや胎児への影響は、大人の数倍といわれています。つまり、1ミリSv/年
であっても、子どもにとっては、数ミリ~10ミリSv/年の悪影響を受けること
になります。
この許容線量を超える子どもたちが、福島には36万人いると言われています。
実際、福島県が42000人の子どもを対象に甲状腺調査をしたところ、6~10才の
女子54%に、甲状腺に嚢胞などの異常が見つかった、と発表されました。11~15
才の子どもの55%に甲状腺異常が見つかっています。
チェルノブイリでは3~4年後から見られた甲状腺異常が、1年半という短期
のうちに発見されたことに、欧米の研究者たちは、強い懸念を表明しています。
そもそも子どもにとって、外で遊べない、土に触れられない、というのは拷問
です。何の責任もない子どもたちに最も厄災をもたらす原発事故を、繰り返して
はなりません。天災としての地震・津波は避けられないでしょうが、大人災とし
ての原発震災は、何としても防がねばなりません。
かつて敗戦末期の不決断が、沖縄の犠牲の上に広島・長崎の悲劇を招きました。
今、日本の政府は、再び沖縄をふみにじり続け、「ヒロシマ」に匹敵する破局的
な福島原発震災を起こしました。
今後、「ナガサキ」に相当する若狭や六ヶ所などでの大事故が、「第2のフク
シマ」として起こる可能性があります。もういいかげんに若狭の原発を止めよう
ではありませんか。
★注:11月10日(土)結成予定の「再稼働阻止全国ネットワーク」の共同代表(全
国から5人ほど)の一人に、中嶌哲演さんがなられます。
11月10日(土)結成集会は東京にて。13時から21時まで。
☆出典:人民新聞10月5日号より、了承を得て掲載。
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┗■4.<テント日誌10/19(金)―経産省前テントひろば405日目>
| 秋の夜風に映えるぼんぼりとテントTV
└──── (Y・T)
10月19日(金) 晴れ
午前中の健康診断を終え、別件の用を済ませてテントに着いた時は、もう午後
4時で、テレビ放送は始まっていた。福島瑞穂さんがインタビューに応じている
のが見える。
福島から世界へ は亀屋幸子さん。双葉町の原発から1.5kmの自宅から、
着のみ着のままで逃げ、いくつもの避難所を転々とした有様を、昨日のことのよ
うにリアルに話される。その時の恐怖、悔しさ、怒り、無念さが聞いている者の
胸に迫ってくる。そして東電が賠償を全く進めず、ほんの雀の涙にも満たないよ
うな端金の見舞金で済ませたまま、のうのうとしていることに心底からの怒りを
語られる。政府の被災者を見捨てたような態度にも怒りはさらに高まる。そして
帰ることのできない双葉町への望郷の念・・・。
福崎さんのハンストは今日の午前10時で満1ヶ月となり、終えられた。9月
19日はまだ暑さが残っていたが、今は日暮れと共に肌寒さを感じるほどである。
それにしても淡々としていて、その元気さには驚いてしまう。大変な強い意志で
貫かれたのであろう。インタビューからもそれはにじみ出ていたように思える。
途中で、池邊さんのピアノ演奏があり、ショパンの流れるような音楽をみんな
で楽しむ。そして藤原さんの、福島第一原発の状況の解説。TV放送が終わる頃
にはあたりはすっかり暗くなって、秋の夜風にぼんぼりが映えている。
テントTVは回を重ねるごとに脂が乗ってきたようだ。これからが楽しみとなっ
てくる。
放送終了後はアーカイブで見られます。
アーカイブのアドレスは http://www.ustream.tv/recorded/26273961 です。
官邸前行動は先週より多くなっていると誰かが話していた。同時に公安警察の
私服警官の数も増え、睨みをみかせている、との感想も。
夜、うしとら旅団の人たちがおこなった、大熊町の明日を考える女性の会の木
幡さん(現在会津の仮設住宅で避難生活中)や、富岡町からいわき市の仮設住宅
に避難していてそこで連絡員をされている西山さんとの交流会に参加した。うし
とら旅団は、富岡町や大熊町の人たちの仮設住宅を毎月訪れ、様々な支援(整体
や、語り合い会や、餅つき大会や、演芸や、賠償についての学習会etc)をお
こなっているグループである。
木幡さんの深く、鋭い思考、問題提起、そして西山さんの明るさに引っ張られ
ながら話は遅くまで弾んだ。木幡さんには、テントTVの「福島から世界へ」へ
の出演を了解いただく。
家に帰ると、福島原発告訴団の全国告訴についての以下のメールが流れてきていた。
関東3000人(10/18)突破、全国7322人(10/19)
関東事務局の本日19日の未集計分をいれたら7500人弱に到達しました!!
みなさん、締め切りは10月31日です!!
あと2500人、みんなで1万人にしましょう!!
ツイッター、Facebook、ブログ、ホームページへの拡散お願い致します!
必ず1万人を突破しよう。
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【編集部より】
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