「首相官邸「裏」からの抗議行動」など-地震と原発事故情報
- 2012年 11月 15日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1651】
2012年11月15日(木) 地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.鮫川村の焼却処分場建設中止を求める要望にご協力下さい
焼却実験で、50万から200万ベクレル/kgもの数値が出ています!
(福島・塙町在住 和田央子)
★2.首相官邸「裏」からの抗議行動
11月16日(金)18時30分~19時30分(木村(雅))
★3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇11月25日(日)13時から、さよなら原発!三鷹アクション11・25 パレード
◇12月1日(土)13時から、亀有、映画上映『主権在民』&講演会
★4.新聞・雑誌から
◇大飯原発の断層調査-疑わしきは活断層-(11/15東京新聞 こちら特報部)
◇大飯断層「関電調査に不信感」、規制委 委員長代理が発言
(11月15日 東京新聞より)
◇脱原発選ぶ時 来た デモ参加者に聞く総選挙
違憲状態のまま、重い課題問う(11月15日 東京新聞より)
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◇あす16日「東電株主代表訴訟」第3回口頭弁論にむけて、9時30分から
東京地裁前(霞が関駅)で30分ほど原告各自によるアピール、9時50分から
傍聴の抽選、10時30分開廷。
法廷終了後、12時から報告集会。場所:弁護士会館1008号室(10階)
内容:第3回口頭弁論期日報告、今後の裁判の展開
http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/blog-entry-81.html
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┗■1.鮫川村の焼却処分場建設中止を求める要望にご協力下さい
│ 焼却実験で、50万から200万ベクレル/kgもの数値が出ています!
└────(福島・塙町在住 和田央子)
国は、除染に伴う落ち葉等の焼却処理を各市町村で進めようとしています。
その第一号となる焼却炉が福島県南の鮫川村において今週、建設着工される予
定です。
予定地から町村境を隔て1.5kmの隣町に住む私は10月にこの計画を知り、
急ぎ鮫川村へ確認したところ「地権者を含む周辺の村民30軒に対し説明し同意
を得た」とのことで、他市町への説明は行わないとのこと。計画は殆どの村民
にも知らされていませんでした。
予定地名も「風評を懸念する地権者からの要請のため」非公開とされていま
す。人口4千人の村で、焼却処分のために3年間で7億円もかける大型事業で
すが、地元を無視して推し進められることに大きな不信感が広がっています。
実施主体は環境省で、計画書によると焼却予定の落ち葉や稲わら等のうち最
も汚染度の高いものは3万ベクレル/kgに達しています。
情報公開請求から入手した資料によると、先行する実験が飯舘村、大熊町で
実施されたことが分かりました。実験結果を見ると数万ベクレル/kgの有機物
を燃やした後の灰には50万から2百万ベクレル/kgを上回る数値が出ています。
このような超高濃度の灰は中間貯蔵施設ができるまでの3年間予定地に保管
されるそうですが、鮫川村の話では5~10年かかるとの見通しです。予定地は
地下水豊富な水源地であり、このような場所で10年間安全に保管できるのか、
その後国は引き取るのかきわめて疑問です。
これまで鮫川村と国に対し何度も説明会と資料を求めてきましたが、未だに
説明はなく、肝心の工事の具体的な内容を記す資料も開示されず、その正当な
理由すら示されていません。国は各地に設置を進めようとしていますが、早期
にこれを止めなければ更に多くの住民が苦しみます。
これまでの経過と工事中止を求める要望書をブログに載せましたので、
ぜひ多くの皆様のお声を鮫川村へお寄せ頂きたくお願い申し上げます。
→ ふくしまの里山を次世代に http://blog.goo.ne.jp/no-nuclear
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┗■2.首相官邸「裏」からの抗議行動
│ 11月16日(金)18時30分~19時30分
└────(木村(雅))
大飯原発活断層調査では、渡辺満久さんが活断層だと述べ他有識者も活断層
で無いと否定できず活断層である可能性が限りなく黒に近いグレーにもかかわ
らず、島崎委員は追加調査を決定し、大飯原発の稼働を止める決断をしない。
14日にはそのことが規制委員会で確認される模様です。
さらに、いい加減な拡散シミュレーションについてはミスがどんどん見つか
りシミュレーションの受注業者も明らかになり、規制庁が焦って30km圏を
定着させようとしていることも奏功していません。
一方、大間原発の建設反対運動が盛り上がり、「被ばく労働を考えるネット
ワーク」も「再稼働阻止全国ネットワーク」も発足しました。
今週も、脱原発・再稼働反対・規制委員会人事撤回・大飯原発止めろ・大間
原発建設反対などとともにオスプレイ配備訓練反対を訴えましょう。
よろしければどうぞご参加願います。
(日時)11月16日(金) 18時30分~19時30分
(集合場所)首相官邸「裏」(官邸西側、地下鉄銀座線・南北線の溜池山王駅
7番出口すぐ、首相官邸と山王パークタワーとの間の歩道)
(今週の抗議)脱原発・再稼働反対・規制委員会人事撤回・大飯原発止めろ・
大間原発建設反対、オスプレイ配備・訓練反対
(注意)反原連有志が呼びかける「表」の行動とは全く独立の行動です。
警察の不当な「誘導」や規制や「お願い」には非暴力で毅然と抵抗します。
(名前) 首相官邸「裏」からの抗議行動
(呼びかけ) 木村(連絡先:080-5062-4196)
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┗■3.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆『さよなら原発!三鷹アクション 11・25 パレード』にご参加ください!
11月25日(日)
13:00 井の頭公園西園トラック集合
(吉祥寺駅南口から徒歩15分、バス利用の場合は万助橋下車)
13:30 出発 三鷹のまちを歩きます。ご家族で参加を!
主催:さよなら原発!三鷹アクション実行委員会
問い合わせ 080-5046-1893
ブログ http://mitaka2011nonukes.blog.fc2.com/
◆映画上映&講演会のご案内
日時 12月1日(土)13時開場、(~17時終了予定)
場所 亀有地区センターホール(千代田線亀有駅前イトーヨーカドー7F)
第1部(13:20~15:10) 参加費 500円
ドキュメンタリー「原発震災を問う人」シリーズ『主権在民』上映
西山正啓監督 新作、3・11以降、フクシマから東海村から主権在民の
行使が始まる。
第2部(15:30~17:00) 参加費 500円
武藤類子さん講演 「福島を語る」-未来につなげるたたかいの今-
主催 かつしか人権ネット 連絡先 090-5395-5563(石岡)
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┗■4.新聞・雑誌から3つ
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◆大飯原発の断層調査 「疑わしきは活断層」
専門家4氏「シロ」なし、「クロ」か「グレー」
(11月15日 東京新聞「こちら特報部」より)
関西電力大飯原発(福井県)の活断層問題。原子力規制委員会は調査の継続
を決めたが、運転中止を要請しなかった。だが、これは妙な判断だ。原発の耐
震安全審査手引きには、活断層には「疑わしきはクロ」の原則が適用されると
定められている。現地調査チームに「シロ」を訴える声はなかった。そうでな
らば、止めるのが筋だ。原発ゼロを恐れる恣意的な判断は動いてはいないか。
「再稼働を認める前提は、高いレベルの安全性が確保されていることだった
はずだ。それが崩れたのだから、即刻運転は止めるべきだろう」(中略)
このF-6断層が活断層か否か。これを調べるために、チームの専門家4人
は今月二日、敷地内の試堀溝(トレンチ)を調査。活断層の条件の一つである
「十三万~十二万年前以降」の地層のずれがあることは否定できない、との認
識で全員が一致した。「地滑りの可能性もある」との意見はあったものの、活
断層であることを否定したメンバーはいなかった。(後略)
◆大飯断層「関電調査に不信感」、規制委 委員長代理が発言
(11月15日 東京新聞より)
原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理は十四日の定例会で、関西電力大飯
原発(福井県おおい町)の断層調査に関連し「本当に断層が図に描いたコース
を通っているのか、分からなくなっている。関電の調査の考え方にも疑問が生
じている」と、関電の調査への不信感をあらわにした。
現地調査では、関電の掘った試堀溝(トレンチ)で見つかった岩盤のずれが
断層なのか地滑りの跡なのかが焦点となったが、溝の堀り方が不十分で結論は
出せなかった。溝を広げたり、新たに大規模な溝を掘ったりする作業が進むを、
調査チームは待っている。
その結果、大飯原発3、4号機は危険な地盤の上にあるのかどうかはっきり
しない中で稼働を続けている。
(中略)
<拡散予測能力 規制委にない>-丸投げ問題で委員長-
原子力規制委員会が公表した原発事故時の放射性物質の拡散予測を、孫請け
のコンサルタント会社に丸投げしていた問題で、規制委の田中俊一委員長は
十四日、「(規制委が独自に予測する能力は)正直言って、ない」と述べた。
予測作業は、規制委の前身である経済産業省原子力安全・保安院が、独立行
政法人原子力安全基盤機構(JNES)に丸投げ。さらにJNESはコンサルタント会
社「シー・エス・エー・ジャパン」(東京都港区)に、ほぼ丸投げしていた。
田中氏は、予測図で相次いでミスが見つかった問題と、丸投げの関係は調査
中とした上で、「これから安全規制に必要な知識や人材はなかり高レベルのも
のが必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない。だからこれまでのや
り方を点検しながらやっている」と述べた。(後略)
◆脱原発選ぶ時 来た デモ参加者に聞く総選挙
違憲状態のまま、重い課題問う(11月15日 東京新聞より)
十四日の野田佳彦首相の解散表明で、年内の総選挙が決まった。一票の格差
は是正されないまま、原発問題や被災地の人々の暮らしなど重い課題を問う選
挙が「違憲状態」で行われる。震災後、首相官邸前や経済産業省前で脱原発の
声を上げてきた人々は、まなざし厳しく一票の投じ方を考えている。
(中略)
埼玉県和光市の団体職員山田雄二さん(四六)は、自分の選挙区の候補者に
電話し、脱原発や消費税増税などに関する考え方をただした上で投票するつも
りだ。「『ちょっとおかしい』『変えてほしい』というデモ参加者の思いを、
一歩進めて選挙にも反映させたい」(中略)
経産省前で脱原発を訴え続けるテント村では十四日も数人が泊まり込みをし
ていた。
東京都小金井市の大賀英二さん(六四)は「こんな短時間で、来年までに選
挙をやろうとすること自体、納得できない。まともに政策を訴え、国民に信を
問う姿勢には全くみえない」と批判した。
その上で「反原発の立場で政治を動かす政治家に一人でも多く当選してほし
い」と期待。「自民も民主も原発について、態度をあいまいにしてきた。選挙
で反原発を訴えるなら、各候補者は、はっきりとした政策を掲げてほしい」と
訴えた。(後略)
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