デヴィッド・スズキ博士 来日記念シンポジウム 開催のお知らせ 自然エネルギー財団「持続可能なエネルギー社会を築くために」 2012年12月8日(土) 国連大学
- 2012年 11月 28日
- 評論・紹介・意見
- 国連大学自然エネルギー
要予約
http://jref.or.jp/action/event_20121208.html
このたび自然エネルギー財団では、カナダの著名な生物学者・
環境運動家であるデヴィッド・スズキ博士と、探検家・写真家の
石川直樹氏をお迎えして、エネルギー政策の岐路に立つ日本が今
改めて問い直すべき、エネルギーと人、社会のあり方を考える
シンポジウムを開催します。
基調講演者であるデヴィッド・スズキ博士は、環境保全活動の
世界的リーダーとして、自然と人が共生できる持続可能な未来の
ための活動を重ね、2004年には「現存する最も偉大なカナダ人」
に選ばれています。石川直樹氏は、2000年に北極・南極を人力で
踏破するPole to Poleに参加、2001年に世界最年少(当時)で
七大陸の最高峰を制したのちも、世界を歩きながら作品を
発表し続けています。
自然と人との関係を真摯に模索し続けてきたお二人の話は、
衆議院選を前に再び揺らぎつつある日本のエネルギー政策を
考えるうえで、ブレない価値観と大切な視座を与えてくれるでしょう。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
記
1. 名称:自然エネルギー財団 デヴィッド・スズキ 来日記念シンポジウム
with 石川直樹
「持続可能なエネルギー社会を築くために」
2. 日時:2012年12月8日(土) 14:00~16:30 (開場:13:30)
3. 場所:国連大学 ウ・タント国際会議場 (東京都渋谷区神宮前5-53-70)
アクセス:http://goo.gl/maps/VHjeY
4. 主催: 公益財団法人 自然エネルギー財団
5. 入場料:無料(事前申込が必要です)
6. 定員:360名(申込先着順。お早めに財団ホームページよりお申し込みください。
http://stage.jref.or.jp/event121208/index.php)
*希望者には託児サービスも行います。ご希望の方は、
info@jref.or.jp <mailto:info@jref.or.jp> までご連絡ください(申込締
切:11月26日)。
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7. プログラム
14:00-14:10 開会のあいさつ・趣旨説明
トーマス・コーベリエル
14:10-14:40 基調講演 デヴィッド・スズキ
14:40-15:00 基調講演 石川直樹
15:00-15:15 問題提起 末吉竹二郎
15:30-16:30 パネルディスカッション
デヴィッド・スズキ、石川直樹、トーマス・コーベリエル、飯田
哲也、大林ミカ
最新プログラムについてはhttp://jref.or.jp/action/event_20121208.htmlをご
参照ください。
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【基調講演者】
*デヴィッド・スズキ
デヴィッド・スズキ基金共同設立者、生物学者、ブロードキャスター、環境運動家
カナダ・ブリティッシュコロンビア州生まれ。
シカゴ大学から動物学の博士号を取得後、ブリティッシュ
コロンビア大学で教鞭を執る。1979年からカナダ放送協会(CBC)
の人気テレビ番組「ネイチャー・オブ・シングス」シリーズを担当。
世界約50ヵ国で放送される長寿番組となっている。
1990年にNPO団体デヴィッド・スズキ基金を設立。環境保全活動の世界的
リーダーとして、人と自然が共生できる持続可能な未来のための活動を重ねる。
2004年、カナダ放送協会が大々的に行った投票で「現存する最も偉大なカナダ
人」に選出。
石川直樹
写真家、探検家
1977年東京生まれ。高校2年生のときにインド・ネパールへ一人旅に
出て以来、2000年に北極から南極まで人力で踏破するPole to Pole
プロジェクトに参加。翌2001年には、世界最年少で七大陸最高峰登頂に成功。
ミクロネシアで航海士に弟子入りし、海図もコンパスも使わずに海を渡る
伝統航海術の実践・研究など、ユニークな冒険の数々を行い、
絶えず世界を歩き続けながら作品を発表している。
その関心の対象は、人類学、民俗学など、幅広い領域に及ぶ。
東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
【登壇者】
トーマス コーベリエル
自然エネルギー財団理事長、チャルマース工科大学産業エネルギー政策教授
バイオマス・エネルギーで燃料や技術を提供する企業や、自動車業界向け
持続可能なエネルギーソリューション開発会社、風力発電所運営会社などの
企業で、主導的な役割を果たした後、2008~2011年にスウェーデンの
エネルギー庁長官を務め、スウェーデンにおける自然エネルギーへの転換に
大きく寄与した。
末吉 竹二郎
自然エネルギー財団副理事長、
国連環境計画(UNEP)金融イニシアティブ 特別顧問
三菱銀行、日興アセットマネジメント(副社長)など、金融機関に勤務。
UNEP金融イニシアティブの活動に従事する傍ら、政府の委員会、セミナー、
大学やテレビ番組の中で、環境問題や社会的責任(CSR)、社会的責任投資
(SRI)についての教育的講演を行う。気候変動政策に関する政府諮問委員も務
めた。
飯田 哲也
自然エネルギー財団理事、環境エネルギー政策研究所長
原子力産業や原子力安全規制などに従事後、「原子力ムラ」を脱出して
北欧での研究活動などを経て現職。自然エネルギー政策では国内外で
第一人者として知られ、先進的かつ現実的な政策提言と積極的な活動や
発言により、日本政府や地方自治体のエネルギー政策に大きな影響力を
与えている。
大林 ミカ
自然エネルギー財団ディレクター
財団設立前は、原子力資料情報室、環境エネルギー政策研究所副所長、
英国大使館気候変動政策アドバイザー、「国際再生可能エネルギー機関
(IRENA)」アジア太平洋地域の政策・プロジェクトマネージャーなど
を歴任。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion1084:121128〕
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