「7月8日(月)規制庁前早朝抗議行動へ参加しよう」など-地震と原発事故情報
- 2013年 7月 3日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1888】
2013年7月3日(水)地震と原発事故情報-3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.7月8日(月)規制庁前早朝抗議行動へ参加しよう
~原発現地とともに、新規制基準施行反対・再稼働申請反対~
再稼働阻止全国ネット
★2.東電会長下河邊は安倍のしもべ
会議の声を無視して強引な議事運営
6月26日(水)第89回東京電力株主総会の報告
木村 結(東電株主代表訴訟)
★3.新聞・雑誌より4つ
◆再稼働申請「信頼壊す」 東電表明、新潟知事が批判
柏崎刈羽原発6・7号機 (7月3日朝日新聞朝刊より抜粋)
◆浪江町長「反省ない」 (7月3日朝日新聞朝刊より)
◆新潟知事、不信深める 地元は戸惑い 柏崎刈羽原発・再稼働申請
(7月3日朝日新聞朝刊より抜粋)
◆核燃再処理工場の新規制基準
過酷事故対策 義務化へ (7月3日朝日新聞朝刊より抜粋)
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※あす4日(木)おしどりマコ・ケンの「実際どうなの?」
”芸人の原発取材”
みなさま,イベント情報です。これは見逃せません
我が郷土・浪速の誇る21世紀のビッグ・コメディアン&お笑いジャーナリスト
(???)おしどりマコ・ケンのトークショーです。
チャップリンもびっくり,です 絶賛,推薦中
お話:おしどりマコ・ケンさん
会場:スペースたんぽぽ
18:30開場 19:00開会 参加費 1000円
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┗■1.7月8日(月)規制庁前早朝抗議行動へ参加しよう
| ~原発現地とともに、新規制基準施行反対・再稼働申請反対~
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク
いよいよ7月8日に新規制基準が施行される。原子力規制委員会は、多くの
専門家や民衆の意見を無視して穴だらけの新規制基準を6月19日に決定し、21
日の閣議で正式に施行が決定した。報道によれば、待ち構えていたように、泊
(北海道電力)、高浜・大飯(福井県、関西電力)、伊方(愛媛、四電)、玄
海(佐賀、九電)、川内(鹿児島、九電)の4電力会社、6原発、計12基で、
7月中にも再稼働申請が出される見通し。
規制委員会は今稼働中の大飯原発3、4号機(福井、関電)について、破砕
帯調査が頓挫しているにもかかわらず、評価会合を14回も実施した。その結
果、新基準施行後も大飯3、4号機を止めない見通しで、新基準でも多くの調
査が事業者任せで、原子力安全・保安院時代の基準と本質的に何ら変わらず、
既存の原発を稼働させるためのまやかし抜け穴だらけ基準、再稼働推進基準で
あることが明らかになった。
原発稼働無しで1年以上過ごした原発立地現地や周辺地域の方々が、今回の
新規制基準の施行と電力会社の再稼働申請に強い憤りと懸念を抱き、来京され
る。
規制委員会を監視し批判してきた私たち「再稼働阻止全国ネットワーク」は
全国の怒りと悲しみの声に呼応して、次の抗議行動を実施する。
早朝からですが、多くの皆さんの参加を呼びかけます。
○日時:2013年7月8日(月)8時半~11時頃
○場所:規制委員会・規制庁ビル(六本木ファーストビル)前
http://www.nsr.go.jp/nra/map.html
○参加地域(予定):伊方(四電)、川内(九電)、高浜(関電)
○呼びかけ:再稼働阻止全国ネットワーク
東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付け
問合せ メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549
FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
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┗■2.東電会長下河邊は安倍のしもべ
| 会議の声を無視して強引な議事運営
| 6月26日(水)第89回東京電力株主総会の報告
└──── 木村 結(東電株主代表訴訟)
梅雨特有の雨が降る中、東電株主総会が代々木体育館で開催された。株主運
動のメンバーは8時30分に集合し用意した「今総会のみどころ」チラシ(同
封しました)を配りながらマイクでのアピールをしたが、雨のためもあり受け
取りも悪かった。結局2090人の参加、マスコミはこぞって「昨年の半分、
関心の薄れ」と報道した。
国民の税金3.8兆円を投入された新生東電、初の株主総会議長を務める下河邊
会長は、会社報告を済ませた途端「会社からの1号議案の説明を。。」一瞬聞
き違えか、順番を飛ばしたのか?と思ったが2号、3号と趣旨説明をさせて行
く。本来なら事前質問に会社側が答え、会場質問を受けてから提案の趣旨説明
が行われることになっている。東電との事前の話し合いでも変更は伝えられて
いない。8号議案の趣旨説明をした福島の原発事故避難民、橘さんも事前質問
に答えるべきでは?と声を挙げたが「議事進行は議長の専任事項」と冷たく言
い放ち次々に促していく。
今年は東電最多の16件の議案が提案され、東京都、3万株を有している個
人株主2名の夫々の提案がされ、私たちは9件の提案を9人の女性が行った。
女性たちの命の視点から脱原発を求める訴えは広い会場に響き渡り、野次も少
なく例年より拍手も多く好評であった。提案の趣旨説明が終わって事前質問へ
の回答が始められたが、たった20分で行うと宣言。これは例年の半分の時間
であり、「質問にはまともに答えるつもりはこれからもないよ」と下河邊が宣
言したようなもの。ここで私は東電が14時までには総会を終わらせるつもりで
あることを確信し、TwitterとFacebookでつぶやいた。
質問者の指名は昨年同様「アリーナ席南側1ブロックの方」と議長が言い、
指定されたマイク係があらかじめ目星を付けていた人の処へ行き、議長が「そ
うですその方」などとまるで議長が指名したように装う方法。これは昨年、マ
イク係が動員株主を優先してマイクに誘導していた結果、明らかに同じ原稿か
らの発言が3件もあったことを指摘したために取られた方法だろう。「提案株
主にも指名するよう会長に言いましたので喜んでください」と東電の株主課の
担当者は言っていたが、議長の指名を受けたのはたったふたり。私もずっと手
を上げたが無視され続けた。そしてまだまだたくさんの質問の手が挙がってい
るのに質問を打ち切り、「修正動議」「動議」の声にも「頭出しだけお願いし
ます、こちらで判断します」と強健な姿勢を取り続け、強引にマイクを切り発
言を封じる場面すらあった。
「脱原発依存」を掲げ30年代に原発廃止を唱った民主党から自民党に政権
が代わり、原発再稼働を国民の了解事項のように言い、原発輸出を声高に叫ぶ
安倍首相になったことで下河辺会長は「我が意を得たり」と言わんばかりの議
事運営であった。総会ではおくびにも出さなかった柏崎刈羽原発の再稼働を総
会直後に規制委員会に申請するなど前のめりの姿勢さえ見せている。これ以上
総会運営を形骸化させぬよう、総会の実態を公開していく私たちの運動の真価
が問われている。また再稼働を許さない国民的運動や政治家の選出も大事な課
題であることも再認識した。
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┗■3.新聞・雑誌より4つ
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◆再稼働申請「信頼壊す」 東電表明、新潟知事が批判
柏崎刈羽原発6・7号機
東京電力は2日に取締役会を開き、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎
市、刈羽村)の再稼働審査を原子力規制委員会に申請することを決めた。新
しい規制基準が8日にスタートした後、「速やかに」としており、月内にも
申請する構えだ。しかし、新潟県の泉田裕彦知事は「信頼関係を完全に破壊
する行為だ」と強く反発している。
(中略)
柏崎刈羽7基のうち6、7号機を先行させるのは、ともに新しい「改良型
沸騰水型炉」(ABWR)で、審査を2基いっしょに進めてもらえるという
期待からだ。出力もともに135・6万キロワット(kW)あり、ほかの5
基の110万kWより大きい。
(中略)
原発再稼働は、北海道、関西、四国、九州4電力が8日にも計12基を申
請する見通しだ。審査は半年かかるとされ、東電は「第1陣」に入らなけれ
ば、再稼働は数年先になるとみて申請に踏み切ることにした。
しかし、東電が焦っても地元の理解は得られていない。むしろ、新潟県の
泉田知事は2日、「地元に何の説明もなく方針を決め、地元と信頼関係を築
く意思がないと言わざるをえない」と不信感をあらわにした。
広瀬社長は近く泉田知事ら地元自治体首長に会って理解を求める考えだ。
だが、泉田知事は「再稼働への議論はしない」と納得していない。法律上は
地元自治体が反対しても申請でき、東電が反発を押し切ってまで申請に踏切
るかどうかが問われる。
(後略)
(7月3日朝日新聞朝刊より抜粋)
◆浪江町長「反省ない」
福島第一原発事故で全町民が避難した福島県浪江町。馬場有(たもつ)町
長は「東電の姿勢、考えが分からない。まだ福島第一原発の原因究明もしっ
かりとは済んでいないのに」と憤った。
浪江町はこの日、原発事故による精神的苦痛への慰謝料増額を求め、住民
の代理人として原子力損害賠償紛争解決センターに和解の仲介を申し立て
た。深刻な 被害実態を東電に伝えるためだ。5月に次いで2回目で、これで
参加者は事故時の町民約2万1千人のうち約1万4千人になった。
「これだけの惨状を招いておきながら、反省もなく企業の論理を押しす。
とんでもないことだ」
再稼働の動きが福島にも影響しないか―。東電が廃炉を明言していない福
島第二原発や、福島第一原発の5、6号機の行方も心配している。
(7月3日朝日新聞朝刊より)
◆新潟知事、不信深める 地元は戸惑い 柏崎刈羽原発・再稼働申請
東京電力による突然の再稼働申請決定に、柏崎刈羽原発を抱える新潟県の
泉田裕彦知事は「事前に何の相談もない。こんな会社、だれが信用するの
か」と怒り をあらわにした。地元関係者の間では戸惑いが広がり、放射能汚
染に苦しむ東電福島第一原発周辺の自治体からは激しい批判が出た。
「これ以上の地元軽視はない。信頼関係を破壊する行為だ」
泉田知事は2日夕、早口でまくし立てた。県庁で東電の方針について記者団
の質問に答えるうち、しだいに顔は紅潮していった。
知事は柏崎刈羽原発の再稼働について「福島第一原発事故の検証・総括が
先」と繰り返してきた。福島の事故以来、東電の対応に批判を続け、最近も
柏崎刈羽原発で建設中のベント設備について東電から説明がないと不快感を
示した。
元は通産省(現経済産業省)の官僚だった。2004年に42歳で新潟県
知事に初当選。1期目の07年に中越沖地震が発生し、柏崎刈羽原発で火災
や微量の放射能漏れがあった。ある県幹部は「そこで東電への不信感が芽生
え、福島の事故で決定的になった」と話す。
再稼働に慎重な県民が少なくないことも知事の強い姿勢の背景にある。朝
日新聞社が昨年10月に行った電話世論調査では、柏崎刈羽原発の運転再開
に51%が反対し、賛成は27%だった。
(後略) (7月3日朝日新聞朝刊より抜粋)
◆核燃再処理工場の新規制基準
過酷事故対策 義務化へ
原子力規制委員会は2日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場な
ど核燃料施設の新規制基準の骨子案を示した。過酷事故対策を義務付け、地
震や津波の対策も原発並みに厳しくした。試運転中の再処理工場は10月の
完成を目指していたが、新基準の施行は12月の予定。その後に基準に基づ
く国の審査などがあることから、本格操業が来年以降にずれ込む。
規制委は2日、検討チームの会合を開き、骨子案を示した。過酷事故対策
が義務化されるのは、再処理や燃料加工の9施設。冷却機能が失われた際の
高レベル放射性廃液などの蒸発や、臨界事故、水素爆発、火災事故などを想
定し、大量の放射性物質が漏れるような事故の防止に備える。
具体的には、再処理工場に対し、消防車や電源車の配置、免震や放射線遮
断の機能を備えた緊急時対策所、各建屋に放水できる設備の設置を求める。
また、外部から電力供給が途絶えても1週間は非常用電源で賄えるようにす
る。
(後略) (7月3日朝日新聞朝刊より抜粋)
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