たんぽぽ舎から No.1965
- 2013年 9月 18日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No1965】
2013年9月18日(水)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働より汚染水対策!規制委は汚染水問題に責任を負え!
9・25規制委前抗議行動(昼)に参加を
再稼働阻止全国ネットワーク
★2.東電は過度現象記録装置のデータを出すべきだ
(航空機のボイスレコーダーの役割を果たすもの)
都合の悪いことを隠す常習犯の東電体質
柳田 真(たんぽぽ舎)
★3.テント裁判第3回口頭弁論(9月12日14時から東京地裁103号法廷)を傍聴して
一時間ほどの開廷中、原告が発言した時間は1分足らずだった
全くお粗末な原告側(経産省側)だった
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.新聞・雑誌より1つ
◆タンクせき排水1130トン 福島第一放射性物質885万ベクレル
(9月18日茨城新聞より抜粋)
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※9/25「東京湾に浮かぶ原子炉の危険」米原子力艦船に反対・集会とデモ
日時:9月25日(水)18時集会 18:50デモ出発
会場:「横須賀ヴェルニー公園」(京急線「汐入」駅下車)
※たんぽぽ舎も、のぼり旗を持って、今年も参加します。
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┗■1.再稼働より汚染水対策!規制委は汚染水問題に責任を負え!
| 9・25規制委前抗議行動(昼)に参加を
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク
安倍首相の嘘と田中原子力規制委員長の罪!
9月8日、安倍首相は国際オリンピック委員会(IOC)総会で東京電力福島第一原発の汚染水問題について、「状況はコントロールされている」「福島第一原発の港湾内0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」と明言した。しかし、放射能汚染水は海洋に垂れ流し状態であり、コントロール不能な恐るべき危機的状況に陥っていることは、明明白白の事実である。安倍首相に情報提供し安倍「発言」を容認する田中委員長も同罪である。
東電フクイチ事故は拡大している!
東電・福島第一原発の大量の汚染水流出問題は、規制委自らレベル3の重大な異常事象と確認する非常事態となっている。フクイチ事故は収束どころか、「レベル7+3」へと拡大している。
海に流れ込む大量の高濃度汚染水=毒の水は、福島をはじめとする東日本の漁民を恐怖と絶望へ陥れているのみならず、今では全地球的問題として海外メディアも注視している。一刻の猶予もならない、今現在日本の最大問題なのだ。
規制委は汚染水問題に責任を負え!
規制委は発足以来、この問題を見て見ぬ振りをしてきた。だから規制基準の中に汚染水対策は一言も盛られていない。そしてこの問題が重大問題として明るみに出たとき、田中委員長の発言は、他人ごとのような海洋投棄を容認するものだった。(私たちは海洋投棄に反対)
原発の安全と事故に責任を負うと自負する規制委は、今この汚染水問題に全面的に責任を負って、全力で取り組むべきだ。
再稼働適合審査を中止して、全人員を汚染水対策に注ぎ込め!
汚染水問題が非常事態となっている今も、規制委はその対策よりも再稼動推進のために適合審査を急いでいる。人員配置も適合審査には約100名を配置し、さらに増員を予定しているが、東京電力フクイチにはたったの50人(現地には10人)しか配置していない。
事故が拡大している事態の中で何が再稼働審査だ!今はそのすべての人員とエネルギーを汚染水対策、そして事故収束に向けるときだ!一丸となって新チームを作って、現場にはりつくべきだ!
これらの声を規制委に届けよう!
9・25規制委前抗議行動に多数の参加を! 怒りの声を叩きつけよう!
「再稼働より汚染水対策!」9・25規制委員会前抗議行動
日時:9月25日(水)12時~13時
場所:原子力規制委員会ビル(六本木ファーストビル)前 (http://www.nsr.go.jp/nra/map.html )
港区六本木1丁目9番9号 TEL:03-3581-3352(規制庁)
東京メトロ 南北線「六本木一丁目駅」徒歩4分、
日比谷線「神谷町駅」徒歩8分
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/inquiry
メール info@saikadososhinet.sakura.ne.jp
TEL 070-6650-5549
FAX 03-3238-0797(再稼働阻止全国ネットワーク宛と明記)
(東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎気付)
協力:原子力規制を監視する市民の会
http://kiseikanshishimin.jimdo.com/ @kanshi_chu
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┗■2.東電は過度現象記録装置のデータを出すべきだ
| (航空機のボイスレコーダーの役割を果たすもの)
| 都合の悪いことを隠す常習犯の東電体質
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
○ 9月15日の「プロメテウスの罠=追いかける男(5)すべてをさらけ出せ」(朝日新聞)は注目すべき記事を載せている。過度現象記録装置のデータを東電は隠さないで出すべきだというもの。反原発の運動をしている人はぜひ読んでほしい文だ。
○ その要点を記す(半分ほど省略) 最後の文にも注目
7月10日午後、東京・千代田区。木村俊雄(49)の記者会見。
「何があったのか、東京電力は包み隠さずに出すべきです。なぜこれほど分かりづらくデータを出すのかが理解できない。いったい何があったのか、データで説明してくださいといっているだけです」
まず出すべきだと考えるのが過度現象記録装置のデータだ。会見で木村は何度もその名を出した。
プラントの主要データのすべてを100分の1秒周期で記録、保存している装置だと説明し、「航空機のボイスレコーダーの役割を果たすものです」
さらにこう強調した。
プラントの挙動を把握するにはこの装置が記録した原子炉の出力、圧力、水位、温度、炉心流量・再循環系データ、給水系データ、主蒸気系データ、格納容器圧力を同一の時間軸上に並べる必要がある。
福島第一原発で「炉心屋」をしていたとき、木村は毎日のように過度現象記録装置の部屋に行き、生データを見ていた。プラント挙動の把握にはそれが最適だった。
ところが原発事故のあと、そのデータが断片的にしか出ない。木村は疑問を感じた。原子力規制委員会に過度現象記録装置を知っていますか、そのデータが役に立ちますよ、とメールしたこともある。(中略)
外国通信社が「なぜこのタイミングで会見を?」と聞いた。木村の言葉に力が入った。「いま原発の再稼働に関する安全審査が始まろうとしています。原因究明が終わっていない段階で再稼働するなんて愚かな行為です」。それを知ってほしいために会見を開いたのだ、と。
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┗■3.テント裁判第3回口頭弁論(9月12日14時から東京地裁103号法廷)を傍聴して
| 一時間ほどの開廷中、原告が発言した時間は1分足らずだった
| 全くお粗末な原告側(経産省側)だった
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
被告側最初の発言(意見陳述)者、渕上さん(被告の一人)の発言内容:
安倍首相は「福島第一原発事故の汚染水は完全にコントロールされていて、太平洋には流れていない」と、世界に向けて真っ赤なウソをついた。原告(経産省)は首相のウソに責任がある、世界に向けてウソの撤回をすべきだ。この訴訟は国策の誤りを正そうとする国民の正当な行為にたいする弾圧ゆえ、訴状を取り下げるべきである。(却下請求)
被告側2番目の発言者、青木弁護士。上記の首相発言がウソであることを詳細に説明した。
毎日400トンの冷却水が事故を起こした原子炉を冷やし、汚染されて漏れているゆえ、同量程度の汚染水が海に流れ出ていると見るべきである。
被告側3番目の発言、河合弁護士、原告側が出してきた分厚い証拠書類(多くの写真つき)には正清さんがあちこちに移っているが、これで正清さんがテント広場の中心人物だという証拠にはならない。なぜなら、間違えて写真をだされたAさんもあちこちに写っており、しかも集会の中心的位置にいる、一方正清さんは集会の周辺をうろうろしている写真がおおく、この証拠は逆にAさんが中心人物であることを示している。これは証拠にならない。
被告側4番目の発言。一之瀬弁護士;この訴訟はスラップ訴訟であり、全く不当である。裁判所は却下すべきであると発言しました。
原告側浅野弁護士発言;裁判の進行を早めてほしい。
被告側河合弁護士反論;裁判が進まないのは原告側が被告人を特定できないというでたらめさのためである。
4時からの報告集会では、多数の発言がありましたが、中国電力スラップ訴訟止めよう会の岡田さんからも発言ありました。「中国電力が上関原発反対闘争の参加者4人に対し、工事を不法に妨害したと訴訟を起こしていますが、テント裁判と同様にスラップ訴訟であり、絶対に負けるわけにはいかない」と訴えました。
(スラップ訴訟とは、権力を持つ大企業や政府が反対する住民の声を押さえつけるための訴訟戦術です)
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┗■4.新聞・雑誌より1つ
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◆タンクせき排水1130トン 福島第一放射性物質885万ベクレル
東京電力は17日、台風18号による大雨の影響で、福島第一原発の地上タンク群に設けた漏水防止用のせきから16日に排出した水の総量は約1130トンだったと発表した。排出した水に含まれていた、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質の量は推定で約885万ベクレルに上がる。(中略)
福島県の担当者は「一方的に説明はあったが、県として了承した事実はない」としている。
福島県いわき市の漁業の男性(59)は「濃度が基準値以下という発表を信用したいが、東電には裏切られてきたので半信半疑だ」と話した。(後略)
(9月18日茨城新聞より抜粋)
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