東電が賠償を渋るわけ
- 2013年 10月 20日
- 交流の広場
- ootomi akira
電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
2013年10月19日号 転送/転載/拡散歓
東電が、どうして原発事故の賠償金の支払いを渋るのか。
賠償費用は今のところ5兆円まで、政府が建て替えている。
しかしいずれは返却しなければならない。
ということは、将来返却する賠償金が少ない方が、経営が楽になる。
賠償金を電気代に上乗せできるかどうかは微妙で、
電力会社の利益から出す可能性も高いからだ。
彼らとしては、利益が減ることは何より避けたい。
そこで、なるべく賠償金を支払わない。支払うとしても、
ぐずぐず渋れば、被災者は泣き寝入りするだろうという計算をする。
血も涙もない。
これが、一民間企業に、原発という、国家的災厄をもたらすような
巨大不良プラントを押し付けたことの結果だ。
原発は、割高な電気と不幸しか生み出さない。
電気代を素直に払うのはやめて、抗議しよう! 東電解体!
東電賠償支払い、1年以上120件 毎日新聞 2013年10月17日
東京電力福島第1原発事故の避難者(自主避難を除く)が、東電に賠償を請求
してから支払いを受けるまでに1年以上かかったケースが、今年3月時点で12
0件あったことが会計検査院の調査で分かった。検査院は「審査が長期化すれ
ば、住民の経済的負担が大きくなる」として迅速に手続きを進めるよう東電に求
めた。
発行:電気代一時不払いプロジェクト
http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20120217/
ツイッター: @fubarai メール: toudenfubarai@gmail.com
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