今日、東電が来た
- 2013年 10月 22日
- 交流の広場
- ootomi akira
電気代不払いタイムス The TEPCO Unpaid Times
2013年10月22日号 転送/転載/拡散歓迎
今日、東電社員が家に来た。
私が、彼らの請求額でなく、
毎月テキトーな金額で、テキトーな日に電気代を払っているから、
いったん返して、もう一度正しい金額を受け取りたいというのだ。
それはいいけど、こちらの意見を聞いたり、質問に答えてほしいと、
このところやりとりしている。
そんなわけで、3月分からこちら、不払いになっている。
いまの不払い額は7カ月分、15,157円。
私:「原発再稼働はやめてください」
東電氏:「支払うご意志はおありですか」
私:「最終的に電気代を払うのは当然です。
しかしあなた方は不払いでもされなければ、
原発事故のお詫びに来るつもりは毛頭ないでしょう」
東電氏:「まあそうです。個別にお詫びをしてまわることはしません」
私:「だから嫌なんですよ」
「私たちに謝ってください。
今までの二倍、三倍の放射能を浴びている子どもたちに謝ってください。
こんなことは二度と起こしません、放射能汚染はなんとか改善しますと、
言ってください。
本当に心から謝るなら、原発再稼働なんて言えるわけないでしょう」
はっきりした答えはないが、こうやって、私はこの人たちが、
人の道を思い出してくれるのを待っている。
私:「率直に言って、原発の再稼働は何のためなんですか」
(長い間)
東電氏:「会社の存続のためです」
素直なのか、何なのか。
しかし今日、私は聞くべき答えを聞いたように思った。
----------------------------------
発行:電気代一時不払いプロジェクト
http://d.hatena.ne.jp/toudenfubarai/20120217/
ツイッター: @fubarai メール: toudenfubarai@gmail.com
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。