イベント情報+若干のこと (伊方再稼働阻止集会,「ふくしま集団疎開裁判」の会・記者会見,特定秘密保護法関係他)
- 2013年 12月 3日
- 評論・紹介・意見
- 田中一郎
1.伊方原発再稼働阻止・松山国民大集会(12/1)が大成功
(報告例)12・1「NO NUKES えひめ」:松山市で伊方原発再稼働反対の8千人集会「伊方原発をとめる会 どこへ行く、日本。
http://blog.livedoor.jp/gataroclone/archives/34561809.html
さる12/1(日)に愛媛県松山市で開催されました伊方原発再稼働反対の国民大集会には,のべ約1万人の人々が参加し,集会終了後のデモ行進も含め,大成功に終わりました。全国各地から,飛行機で,バスで,いろいろで,多くの方々が集まり,集会&デモが盛り上がりました。当日,集会場の松山城公園の駐車場に止まっていたバスの数だけでもかなりの数でした。
当日は,午後から一時はどしゃ降りの雨になるなど,お天気には恵まれませんでしたが,アメニモマケズ,カゼニモマケズ,そして会場周辺を大拡声機付きの車で徘徊して,ボケたようなことをがなりたてている(似非)右翼の妨害活動にもマケズ,伊方原発再稼働阻止の一点で心と心をつなぐ,大きな人間の輪が出来上がった,とてもいい集会&デモでした。午前10時ころからオープンしたバザーもいろいろあって,楽しみながらの脱原発・伊方再稼働阻止の集会&デモでした。私も参加して良かったと思っています。集会を準備された市民団体他のみなさま,そして,集会でアピールや演奏をして下さった「壇上人」のみなさまに厚くお礼申しあげます。
(私は前日の朝9時半頃の飛行機で松山に行きましたが,同じ飛行機の中で,毎週金曜日によくお会いする多くの方々と一緒になりました。その時は,ふっとですが,この飛行機がもし落ちたら,これはまずいぞ,金曜日の参加者がごそっといなくなってしまう,と思いました。幸いにして,飛行機は落ちませんでした)
(当日,私は,自筆の「シーベルトへの疑問」というレポートと,「ふくしま集団疎開裁判」支援のために,ちばてつやさんに書いていただいたマンガ・イラスト付きのプラカード(A3サイズ)を参加者のみなさまにお配りしました)
2.「ふくしま集団疎開裁判」の会・記者会見(12/4)
<12.4緊急記者会見の知らせです・12.1改訂版>
”安倍首相は福島ほか東日本の高線量地域の子ども達を被曝から守る為の緊急避難をただちに実行し、憲法上、国際人権法上の日本国民に対する人道的責務を果たせ”
☆「ふくしま集団疎開裁判の会」より・子どもの緊急避難を求める請願署名報告とその請願主旨の実行をせまる記者会見のお知らせ・2013.12.1改訂
多くの人々の賛同を得て11月13日に8806筆(他ネット531筆)の署名を携え、紹介議員に届け、下記の請願をいたしました。
…
請願事項
1.チェルノブイリの教訓を生かし子ども達を1mシーベルト/年以下の場所に避難する権利を認め、国がその費用を負担すること。
2.昨年6月に制定されてた「子ども・被災者生活支援法」を即時実行すること。
*こちらは政府が10月11日にもともとの「子ども・被災者生活支援法」の理念に反する
基本方針を決定したので以下の通り補足します。
「子ども・被災者支援法の理念」を守り、被災者や避難者の暮らしと健康を守る。とりわけ、子どもたちの健康被害の惧れがげんじつのものとなりつつあるいま、一刻も汚染地帯から子どもたちを避難させることが緊急の課題であるこということを強調しております。
3.自主避難者に対する手厚い援助を実行すること。
4.福島県以外の東日本の子どもたちにも「被ばく検査」を即時実行すること
つきましては下記のように記者会見の場を設けましたので、多くの方々の御参加いただきたくご案内いたします。
日時 12月 4日(水)16時50分~19時45分(開場16時30分)
場所 参議院議員会館 101号室
☆記者会見内容(予定)
・仙台高裁判決を実施しない政府への抗議と実行をせまる声明の発表
・福島県〃民健康管理調査中間発表( 2013.11.12)の子どもの甲状腺癌増加を踏まえ、年間1mシーベルト以下の安全な地に子どもが緊急避難する権利を求めることについて
・福島からお子さんと自身の被曝を避けるため他県に自主避難された方からの報告と今一番伝えたいこと訴えたいこと。
・福島および東日本の被曝の現状・市民や医師からの活動の報告
など山本太郎、福島瑞穂議員、他の各パネリストからの報告と訴え
☆パネリスト (予定11月28日現在・敬称略)おしどりマコ・井戸川克隆(前双葉町長)・鎌仲ひとみ(映像作家)・苅部しおり(チェルノブイリへのかけはしより・看護師)・神田 香織(講談師)・柳沢裕子(医師)・川根眞也(内部被ばくを考える市民研究会代表)・桑原豊(元東電社員)・自主避難者(匿名希望)・福島瑞穂・山本太郎 ・柳原敏夫・光前幸一弁護士
☆請願紹介議員(敬称略)
阿部知子・有田芳生・糸数慶子・江田五月・川田龍平・篠原孝・照屋寛徳・福島瑞穂・山本太郎
☆お問い合わせ先・ふくしま集団疎開裁判の会・光前法律事務所
電話03-5412-0828
ファックス03-5412-0829
写真は5.18ふくしま集団疎開裁判の会・新宿アルタ前デモで三上英次さん撮影もっと見る
3.特定秘密保護法 12/6までのイベント(重複を深謝)
別添PDFファイルをご覧下さい。
また,別添PDFファイルに書かれていないイベントとして下記をご覧下さい。
(「国会ヒューマンチェーン」と下記の集会とがダブっていますが,気にせずに行ってみれば分かることだと思います)
<12.4 緊急全国(院内)集会>
全国各地から、これら問題に取り組んできた反原発団体が結集し、秘密の実態を
共有し、秘密保護法の廃案を訴える院内集会を行います。原発裁判を担っている
弁護士も参加します。
集会後、参議院の地元の議員に対して「あくまで廃案を!」と要請します。
◆日時:12月4日(水)13:30~15:10
◆場所:衆議院第一議員会館 多目的ホール
◆集合:衆議院第一議員会館ロビーにて12:30より通行証配布
◆内容 現状情報共有/各地からの報告/行動提案・討論
◆発言 主催者から
福島から:佐々木慶子さん(福島在住),人見やよいさん(郡山在住)
各地から:九州/岐阜/四国/北海道/青森/新潟/関西等(調整中)
傍聴報告:杉原浩司さん「何が秘密?それが秘密」法に反対するネットワーク
弁護士:海渡雄一さん(脱原発弁護団)
※終了後、15:15から議員まわりを行います。集合は上記と同じ衆議院第一
議員会館多目的ホールです。こちらもぜひご参加ください。
◆資料代 500円+カンパ
◆よびかけ:グリーン・アクション/美浜の会/FoE Japan/フクロウの会
/秘密保護法を考える市民の会/原子力規制を監視する市民の会
※問い合わせ:秘密保護法を考える市民の会(TEL/FAX :03-5225-7213)
*12-4 【緊急全国集会】原発はいまでも秘密だらけ・ストップ!秘密保護法-全国の声を国会に! 秘密保護法を考える市民の会
http://stophimitsu.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/124-81cd.html
*ホーム – himituho ページ!
4.▶ 20131116 UPLAN 吉田由布子「チェルノブィリ事故後27年をへて起こっていること」 – YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=JHQfK7Ph_7w
5.(グリーンピース)どうか、原発の再稼働をさせないでください。
あなたの声を、届けてください。
*署名はこちらから
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M292174&c=44075&d=47b6
*参議院の特別委員会で審議中の特定秘密保護法案に抗議し、
グリーンピース・ウェブサイトを12月2日正午から3日正午までの24時間、
黒塗りにします。
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M292176&c=44075&d=47b6
6.その他(記事へのリテラシイと批判的な目を持ってご覧下さい)
(1)猪瀬直樹という悲しく哀れな傀儡のダッチロールを歓迎する「石原利権」の構造/伊藤 博敏 (現代ビジネス) – Yahoo!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131128-00000001-gendaibiz-pol
(2)鳩山政権時に普天間県外移設を妨害したのは防衛省と外務省だった!米側からの説明として嘘を文書化!65カイリ基準存在せず! 赤かぶ
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/140.html
(「鳩山政権はこの65カイリ基準の影響で県外移設を断念したわけで」とか,「アメリカから毎年のように日本に送られていた年次改革要望書などを破棄したのも鳩山政権であり、これは戦後史上初の偉業です」など,サイト内の文書には「マユツバ」っぽい記述もあちこちに散見されますが,そんなことよりも大事なことは,簡単に言えば,霞が関にある日本政府の各役所のうち,少なくとも外務省と防衛省は,「アメリカの手先・手下」的な存在であり,日本国民のことよりも在日米軍を含むアメリカのことの方が重要である,と考えていることです。いつごろから,かような「対米隷属」色の強い,まるで「植民地傀儡政府」のようになってしまったのでしょう?
いずれにせよ,先般,国会で可決成立した「国家安全保障会議創設関連法(日本版NSC法)」では,なんと,この「アメリカの手先・手下」たる外務省と防衛省と,あのどうしようもない安倍晋三総理大臣,及び「安倍晋三政権のゲッペルス」こと菅義偉官房長官のたった4人で,日本国の戦争国家体制を決めることになっていることです。それも特定秘密保護法で全部隠しながらです。日本の有権者・国民からは本当のことが見えない状態にされつつ,「アメリカの,アメリカによる,アメリカのための戦争」に,日本の自衛隊その他が(その下働きの兵隊として)駆り出されること必定です。日本もとんでもないことになってきました。が,その割には,日本のマスコミには,このNSC法への危機感がイマイチです。これについては,追って詳述メールをお送りします)
(3)米国の秘密情報を保護する法律は、今、どんな結果を招いているか ITトレンド・セレクト 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37647
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion4672:13203〕
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