たんぽぽ舎から No.2069
- 2014年 1月 21日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2069】
2014年1月21日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「ノーマークだった阪神淡路大震災の教訓」
マークしていなかったところで大地震が起き続けている。
現在の地震学のレベルでは、次に大地震がどこを襲うかは、まったく予想できない
「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」その35 島村英紀(地震学者)
★2.1.17 キンカン(金曜日 官邸前抗議行動)の報告(寄稿)
今日は自転車隊20人で活動、機動隊の警備車両の移動を交渉、歌がんばろう
野村昌平(東京)
★3.新聞より2つ
◆脱原発・鎌田氏ら 細川氏を支援 都知事選 (1月21日 東京新聞より)
◆<都知事選>脱原発候補者の一本化断念 実現する会 (1月20日 毎日新聞より )
★4.テント日誌 1月19日(日)経産省前テントひろば862日目 商業用原発停止130日
何としても脱原発の知事を誕生させたい-
強風はやはりテントの天敵だ 今日のテントは強風にさらされていた。
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※1/22(水)学習会にご参加を
アンペア低減のススメ・東電と契約解除
日時:1月22日(水)18:30開場 19:00開会
講師:藤井智佳子さん
会場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F 参加費:800円
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┗■1.「ノーマークだった阪神淡路大震災の教訓」
| マークしていなかったところで大地震が起き続けている。
| 現在の地震学のレベルでは、次に大地震がどこを襲うかは、まったく予想できない
| 「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」その35
└──── 島村英紀(地震学者)
○兵庫県南部地震が関西を襲ってから、今日1月17日でちょうど19年になる。阪神淡路大震災を起こした地震だ。5000人近くがなくなった1959年の伊勢湾台風を最後に、犠牲者が1000人を超える大きな自然災害が約半世紀の間なかった。そのあと突然襲ってきた大災害だった。
6400人以上の犠牲者を生んでしまった。地震の爪痕はまだ現地に残っていて、震災から立ち直れない人も少なくない。
しかし2011年に東日本大震災が起きてからは、被災地以外では阪神淡路大震災への関心は遠ざかってしまっているように見える。
じつは阪神淡路大震災のときにも、津波が大災害を生んだ北海道南西沖地震(1993年)への国民の関心は遠ざかって、現地は忘れられてしまった。
冷酷だが、これが地震多発国の現実なのである。
○ところで、この阪神淡路大震災を現代の目で見直すことは、将来の日本の震災を考えるうえで大事なことだ。
ひとつのポイントは、その5年後の2000年に起きた鳥取県西部地震だ。同じマグニチュード(M)7.3、同じ深さで起きた内陸直下型地震。こちらは誰もなくならず、現地の人には申し訳ないが約180人の怪我人と全壊家屋約400棟だけですんだ。同じ大きさの地震が襲ってきても、これだけ違う。これは地震がどこを襲うかの違いだ。都会は地震に弱い。
もし、この大きさの地震が東京や大阪を襲ったら、その被害は阪神淡路大震災の比ではないかもしれない。
○地震は自然現象だ。日本人が日本列島に住み着く前から起き続けてきている。
一方「震災」は自然現象である地震と、人間が作った社会の交点で生まれる社会現象だ。社会が大きくなって、それゆえ弱くなれば、震災は大きくなる運命にある。
もうひとつのポイントは、阪神淡路大震災が起きる前、1970年代後半から「東海地震」がクローズアップされていたことだ。
東海地震を予知する組織が気象庁に作られて、予知警報に対応する法律まで成立していた。このため「大地震の前には予知の警報が出る。
次に起きる大地震は東海地震に違いない」と国民に刷り込んでしまっていたのであった。
○しかし、次に襲ってきたのは東海地震ではなく阪神淡路大震災だった。
その後も、新潟県中越地震(2004年)福岡県西方沖地震(2005年)、能登半島地震(2007年)、新潟県中越沖地震(同)、岩手・宮城内陸地震(2008年)、そして2011年の東日本大震災。
東海地震でもないし、その他政府がマークしていなかったところで大地震が起き続けている。現在の地震学のレベルでは、次に大地震がどこを襲うかは、まったく予想できないのだ。
南海トラフ地震や首都圏直下型地震がクローズアップされているなかで、予想もされていないところで「次の大地震」が起きて大きな震災になってしまう可能性は、決して低くはないのである。 (1月17日「夕刊フジより」)
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┗■2.1.17 キンカン(金曜日 官邸前抗議行動)の報告
| 今日は自転車隊20人で活動、機動隊の警備車両の移動を交渉、歌がんばろう
└──── 野村昌平(東京)
○18時15 分頃、ファミリーエリアの自転車隊の溜まり場に到着したら警備の車輌が駐車している、私の目には過剰警備、嫌がらせが始まっていると映った、顔見知りに「車輌を移動させるように話してくる」 といって少し離れた機動隊員に話しかけた、若い隊員は困ったような顔をしていたので「責任者に話してください」 といったら白い指揮棒でない上司が話を聞いてくれて嫌な顔も見せずに車輌の移動となりました。要は、機動隊は日替わりで配属が違うので・・・、とのことでした。
○今日の自転車隊は20名ほどでした、多い時は60名余を数えました、国会周りを自転車のチェーンで包囲するには何人必要なのかと夢想しています。大船、千葉からの人は東京駅まで電車で来てそこから自転車に乗ります、袖ヶ浦からはワゴン車に自転車を乗せてきます、エリア内で自転車の貸し出しもやっています、先日は熱いスープまで用意されていました。去年12月1日の伊方原発の松山集会では雨の中のデモ行進に3人が自転車で参加しています、後で知ったのですが車に乗せて運転は交替で850kmの道程と聞きました。
「電気料金の分割払い」のビラを配布していたら「・・・一ヶ月 1,000の支払いです、集金人がボヤいています」と女性から声を掛けられました、住所を聞くのを忘れていました、これこそメルマガの記事になったものをと、後で気が付きました。
○音楽隊が「がんばろう!」を歌っていました、私も推奨したい曲です、一緒に歌いました。
♪ がんばろう ♪
作詞:森田ヤイ子 / 作曲:荒木 栄
がんばろう つきあげる空に
くろがねの男のこぶしがある
燃えあがる女のこぶしがある
闘いはここから 闘いは今から
がんばろう つきあげる空に
輪をつなぐ仲間のこぶしがある
おしよせる仲間のこぶしがある
闘いはここから 闘いは今から
がんばろう つきあげる空に
国のうちそとのこぶしがある
勝どきをよぶこぶしはひとつ
闘いはここから
闘いは今から 「おう!」
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┗■3.新聞より2つ
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◆脱原発・鎌田氏ら 細川氏を支援 都知事選
ルポライターの鎌田慧さんら都内で脱原発運動を展開するグループが設立した「脱原発都知事を実現する会」は20日、国会内で記者会見し、東京都知事選に無所属で立候補する元首相の細川護煕氏を支援することを決めた。 同会は15日、脱原発を掲げる細川氏と前日弁連会長の宇都宮健児氏に、候補を一本化するよう申し入れたが、両氏は応じなかった。
このため同会は、首相経験者で知名度があり、さらに小泉純一郎元首相の支援があることなどから、細川氏が宇都宮氏よりも選挙戦に有利と判断。一本化を断念し、今後は会のメンバーが個別に支援していくことにした。
同会代表世話人の河合弘之弁護士は、「苦渋の選択ではあるが、脱原発候補を当選させるにはこれしかない」と語った。
細川氏の陣営幹部は「原発を再稼働しない一点で支持してもらった。うれしく心強い」と語った。
宇都宮氏は「彼らの考え方だからやむを得ない。公開討論もしない現状では一本化はない」と話した。
(1月21日 東京新聞より)
◆<都知事選>脱原発候補者の一本化断念 実現する会
東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)で「脱原発都知事を実現する会」は20日、これまで進めてきた脱原発候補者の一本化を断念し、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)を支持すると表明した。「苦渋の選択だが、脱原発候補を当選させるにはこれしか方法がない」。同会の共同世話人、河合弘之弁護士は都内で開いた記者会見で、険しい表情を見せた。
15日に発足した同会は脱原発運動をけん引してきたルポライターの鎌田慧(さとし)氏や作家の瀬戸内寂聴氏、ピースボート共同代表の吉岡達也氏ら計31人が参加。細川氏と前日本弁護士連合会会長、宇都宮健児氏(67)の両立候補予定者に話し合いによる一本化を申し入れたが、宇都宮氏側からは15日に「オープンな場で討論し、有権者に判断していただきたい」、細川氏側からも17日に「いかなる政党、団体からも支援を受けない。ただしそれぞれの立場で脱原発の志を理解し応援してもらえれば幸い」と回答があり、断念した。
同会は細川氏支持を決めた理由を「『脱原発を最優先する』と明らかにしている」「宇都宮氏は脱原発を他の施策と並列させ、優先度が低い」などと説明。都内に事務所を設置し「勝手連」として細川氏を支援する方針という。 (中略)
一方、宇都宮氏は実現する会の決定に「そういう判断をされたならやむを得ない。ただ脱原発を本当に実現できるか見極めてほしい」「選挙では分かれても選挙後は水に流すべきだ」などと語った。
(後略)
(1月20日 毎日新聞より)
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┗■4.テント日誌 1月19日(日)経産省前テントひろば862日目 商業用原発停止130日
| 何としても脱原発の知事を誕生させたい-
| 強風はやはりテントの天敵だ今日のテントは強風にさらされていた。
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○強風はやはりテントの天敵だ今日のテントは強風にさらされていた。地下鉄から出ると枯葉が冷風に舞っている。泊まりあけの方が幟旗を倒してがっちり入り口を閉ざしていた。テントの中にいるとバタバタと激しい音で今にも飛ばされるのではないかとさえ思う。頑丈にできているテントは無事だが、経産省側のバナーが吹き飛ばされた。外での座り込みは無理なので中で談笑しながら過ごす。 話題は歴史教科書問題や知事選のこと、何としても脱原発の知事を誕生させないととみんなの思いだが… 時折右の街宣車が大声で外務省に中国のことなど抗議して何台も通りすぎるが、テントに対する嫌がらせはなくてよかった。 昼過ぎたんぽぽ舎のHさんが金曜日から調子の悪かった発電機の修理に来てくれた。Hさんは修理を終えて再稼動阻止・全国ネットワークの相談会に行かれた。 4時頃、風にも負けずのSさんが現れて誰も座っていないのにがっかりしていたので30分ほど一緒に座る。やっぱり日曜日は人が少ないのですか?と三宅島の方。鳥取に行かれた帰りだとお土産を下さった。久しぶりの東京で昼間映画を3本見てきたそうだ。 私も映� 2h9%$-$J$N$GOC$,CF$s$@!#$=$N?M$O!V$+$0$dI1!W$O!VIw$?$A$L!W$h$jNI$+$C$?$H8@$&!#;d$O$I$A$i$b8+$F$$$J$$$1$l$I!”5!2q$,$”$C$?$i!V$+$0$dI1!W$r8+$F$_$?$$!#OC$7$F$$$k$&$AGv0E$/$J$C$?$N$G5″ES$KCe$/!#%F%s%H$G$O?’!9$J=P2q$$$,$”$C$F3Z$7$$$,4($5$OAa$/$H$s$G9T$C$FM_$7$$!*!J#I.K) 稲嶺勝利に乾杯!
○夜8時過ぎにYさんからテントに電話、稲嶺市長の当確が出た。おお、うれしい。テント内で稲嶺名護市長再選に乾杯!
昨年1月28日、沖縄県民大会実行委員会がオスプレイ配備撤回と米軍普天間基地の閉鎖・撤去と県内移設断念を求め総理直訴行動をしてから1年、安倍政権は沖縄の声を全く聴かなかった。泊明けの月曜日でTさんと一日国会議員会館前に居て、夕刻にバスに乗り込む稲嶺市長と握手できたのが懐かしい。
○この一年は、首相官邸「裏」抗議行動で普天間閉鎖・辺野古基地建設反対の声を上げるのみだったが、ともかくよかった。懐かしい名護に飛んで行きたいぐらい。
◇都知事選でも脱原発候補に勝たせて「あけまして、安倍打倒」を実現したいものだ。(K.M)
※テントからのお知らせ
1月24日(金) 秘密保護法反対国会大包囲
2月5日(水) 東電前抗議行動
2月10日(月) 第5回口頭弁論(14時)東京地裁
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