テント日誌3月2日 経産省前テントひろば904日目…商業用原発停止173日目
- 2014年 3月 3日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
小雨の中四谷についたら丸の内線が止まっていた。車両故障とのこと、何時動くか判らないと言うので駅員に霞ヶ関に行きたいのですが、と聞いたら、即南北線で山王溜池に行き千代田線に乗り換えて下さいと教えてくれた。とりあえずテントに電話して遅れる事を伝え、また南北線に降りて行くと、丸の内線が動くとのアナウンスがありまた引き返す。電車が止まったとき、我慢強く動くまで待つべきか別の経路をとるかいつも迷います。
テントには久しぶりの方も来ていて賑やかだった。お忙しい仕事の合間に来てくださったKさんと傘をさして座り込んでいると、たんぽぽ舎のFさんがなかなかこられなくてと現れた。
暫らく座っていると冷え込んでしまったので中で暖をとりながらおしゃべりを楽しむ。安倍政権のこと、原発のことパソコンのことなど話題は尽きない。
午後になって男のKさんがチラシの入れ換えに来て熱心に作業をして下さった。テントの中にいるとおなかの空いた雀さんが入り口近くまでえさの催促にやって来る。えさの缶を持って出て行くといっせいに集まってくるので可愛いけれど、チョットふえすぎて困ったものです。
夕方昨日は集会に出ていて来られなかったのでと美智子さんがやってきた。
雨にもまけずで頭が下がります。とまりのMさんが早めに来て下さったので私は失礼しました。(I.K)
週末の2つの集会
3月1日(土)に2つの集会に参加した。
午後は、福島原発告訴団主催の「被害者証言集会」で多数の参加者とともに被害者の怒りと悲しみを共有した。「きずな」「復興」「風評被害」は信じられない言葉、被害をできるだけ小さく見せる日本政府や県に対しておかしいことはおかしいと声を出させてください、…と。
集会アピール「…。甚大な被害を前に誰の責任も問われないことの理不尽さを 真実が明らかにされないままこの事故を終わりにさせてはいけないことを この原発事故から人類の在り方を問われていることを わたしたちは訴え続けて行きましょう」を満場一致で採択した。
夜は、福島原発事故緊急会議の連続シンポジウム「3.11から3年―被害者たちの暮らしは、福島第一原発の現実は」で、子ども・被災者支援法の実現を再確認するとともに、泥水に浮かぶコンクリートの箱、放射能汚染だらけのイチエフを人が制御できなくなる恐怖を実感した。再稼働どころではない!
闘い続けよう。今週金曜日も首相官邸前へ。
もう原発を動かすな! 「エネルギー基本計画」反対!再稼働反対! 3・7官邸前抗議行動日時:3月7日(金)18時半~20時
場所:首相官邸前(地下鉄国会議事堂前、永田町、溜池山王)
主催:再稼働阻止全国ネットワーク
(経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、反原発自治体議員・市民連盟、再稼働反対!全国アクション他) (K.M)
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