たんぽぽ舎から:No2159
- 2014年 5月 2日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2159】
2014年5月1日(木)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.魚の異常行動は地震の前触れ?
高知県沖の太平洋で、普段はあまり見られない深海魚が、
100匹以上の群れで捕獲 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.台湾第4原発の新展開-数万の市民が抗議行動
市民運動が計画中止を勝ち取るか 山崎久隆(たんぽぽ舎)
★3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆5/5「東海第2原発は安全か?」~適合性審査の内容を問う~
後藤政志さんを囲む学習会のご案内
会場:中丸コミュニティーセンター
◆5/7『いま、改めて日本国憲法を見つめ直す・原発・人権・9条』
お話:吉原泰助さん(元福島大学学長) 会場:「スペースたんぽぽ」
◆5/17東電解体講座第6回 会場:「スペースたんぽぽ」
川内原発再稼働の危険-火砕流が川内原発を襲う時
高温で速度の速い火砕流が原発を襲えば、防御は不可能
◆5/24「東電テレビ会議49時間の記録」上映会
解説:木村英昭さん(朝日新聞記者) 会場:「スペースたんぽぽ」
★4.新聞より
◆「家族が心身不調」7割 福島県が初の避難者意向調査
長期化が大きな負担に (4月29日福島民報より抜粋)
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※永遠に原発ゼロに! 再稼働反対!
5/2(金)第100回首相官邸前・国会議事堂周辺抗議にご参加を!
日時:5月2日(金)18:00~20:00
主催:首都圏反原発連合(たんぽぽ舎も参加・構成団体)
当日の詳細は http://coalitionagainstnukes.jp/ を参照
○たんぽぽ舎はいつものように13:00集合、ビラ折りやプラカードづくりの
作業、たんぽぽ舎16:20出発、17:00頃、関西電力東京支店(富国生命ビル9F)
前で短時間の抗議コール。17:15「経産省前テントひろば」集合。
1~5班にわかれて17:30官邸前へ、国会前へ出発。
20:20経産省前テントヨコでまとめの集会と東電抗議の際の楽器練習(短時間)。 参加歓迎!
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┗■1.魚の異常行動は地震の前触れ?
| 高知県沖の太平洋で、普段はあまり見られない深海魚が、
| 100匹以上の群れで捕獲
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
南海トラフの巨大地震が、いつか起きることが予想されている高知県沖の太平洋で、普段はあまり見られない深海魚が、100匹以上の群れで捕獲されました。
地震前兆現象として、いろいろな計器類が異常を示したり生物の挙動が普段と異なったりする現象を「宏観異常現象」と言うことがあります。これもその一つなのかと話題になっているという記事です。
しかしながら、地震の前に生物が異常な行動を取るかどうか、はっきりしていない場合も多く、そのメカニズムも分からないので、これが前兆現象と断定できるわけではありませんから、そういう情報として見ておく必要があります。
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室戸岬沖、網に深海魚105匹 専門家「海に異変か」
高知県・室戸岬沖の定置網に22日、生態がほとんど分かっていない深海魚「ホテイエソ」が105匹入り込んでいるのが見つかり、うち1匹は生きた状態で捕獲された。21日にも9匹見つかったばかりで、専門家は「海に何らかの異変があったのでは」と指摘する。
付近の海洋生物の生態を調べているNPO法人「日本ウミガメ協議会」(大阪)によると、網は地元漁師が沖合約2キロ、深さ約70メートル付近に仕掛けた。体長は10~25センチくらい。生きている1匹は協議会が保管しているが、だいぶ弱っているという。
深海魚に関する著作がある北海道大学の尼岡邦夫名誉教授(魚類学)は「深海魚は波の動きや水温の変化に敏感。生息域に何らかの異変があり、異常な動きをしたのかもしれない」と話した。(4月22日日本経済新聞・共同通信より)
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┗■2.台湾第4原発の新展開-数万の市民が抗議行動
| 市民運動が計画中止を勝ち取るか
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)
台湾第4原発(龍門原発)について、政府は工事を中止し住民投票で稼働の是非を決めることを26日に明らかにしました。しかし現段階では計画中止とはならないことから、台北市内の道路では数万の市民が抗議行動を続けています。結果として東京新聞と他の報道では書き方がかなり違うので、他報道とは別に最後に東京新聞の記事を紹介します。
[1]台湾第四原発、工事停止へ 住民投票終了まで
朝日新聞 4月27日
台湾の馬英九総統は27日、建設停止を求める動きが強まっている第四原発について、安全検査を行って住民投票で稼働の是非を決めるまで、工事をとめる方針を決めた。
[2]台湾 原発建設中止求め座り込み NHK 4月26日
台湾で建設の是非が論争となっている原子力発電所を巡り、建設中止を求める市民団体が総統府の前で無期限の座り込みを始めました。 台湾では、台北近郊の新北市に「第4原発」の建設が進められ、工事は9割以上終わっていますが、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、安全性に対する不安が住民の間で高まり、工事は中断されています。【中略】
市民団体は、政権側が歩み寄りをみせるまで無期限で座り込みを続けるとしています。
台湾のテレビ局が行った最新の世論調査では、原発の建設中止を求めると答えた人が60%と、建設賛成の25%を大きく上回っており、馬英九政権にとって、原発を巡る対応は大きな課題となっています。
[3]原発建設中止求めて座り込み、野党元主席はハンスト 台湾
AFPBB 4月27日
台湾の台北市内で26日、第4原子力発電所の建設中止を求める数千人の市民が総統府の前で座り込みを始め、最大野党・民進党の元主席でハンガーストライキを行っている林義男氏(72)への支持を表明した。
この日の台北は雨に見舞われたものの、参加した市民らは厳戒態勢が敷かれる中、反原発のスローガンが入った横断幕やプラカードを掲げた。
林氏は完成間近の状態にある第4原発の建設中止を求め、22日に無期限ハンストに突入した。20年ほど前から一貫して反原発運動をしている同氏は人望を集めている。
[4]台湾の第四原発 2号機建設中止 住民が反対運動
東京新聞 4月28日
台湾で建設中の龍門原子力発電所(通称、第四原発)について、馬英九総統は二十七日、国民党の江宜樺行政院長(首相に相当)や県市首長らと政権与党の緊急協議を行い、第四原発2号機の建設中止などを決めた。台湾では反原発世論が高まっており、同日には市民団体などが台北市内で反原発の大規模なデモを行い、約五万人(主催者発表、警察発表では一万数千人)が台北駅前の道路を占拠して座り込みを続けていた。
一方、1号機は、現在行われている安全検査の終了後に封鎖し、商業運転するかどうかを住民投票で決めるとしている。馬総統の決定は世論を一部受け入れた形だが、市民団体などが求めている完全な建設中止とはなお隔たりがある。
第四原発は米国のゼネラル・エレクトリック社が受注し、原子炉は1号機が日立、2号機は東芝製。いずれも出力百三十五万キロワット。台湾北部の新北市貢寮区に台湾電力が建設している。すでに完成間近で年内にも商業運転を始める予定だった。
しかし、度重なる事故に加え、福島第一原発の事故後、建設中止を求める声が高まった。今月二十二日から野党、民進党の林義雄元主席(72)が建設中止を求めてハンストを開始。二十六日から市民団体が総統府前で座り込みを行っていた。
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆「東海第2原発は安全か?」~適合性審査の内容を問う~
後藤政志さんを囲む学習会のご案内
日 時:5月5日(月)13:30~16:00(開場13:00)
場 所:中丸コミュニティーセンター(東海村須和間345 029-287-2128)
資料代:500円
主 催:リリウムの会(津幡 akane-ronron@car.ocn.ne.jp )
◆5月7日『いま、改めて日本国憲法を見つめ直す・原発・人権・9条』
お話:元福島大学学長の吉原泰助さん(福島から来て下さいます)
〇戦争への歩みも原発事故への道も、ともに似た軌道である。日本を「戦争のできる国」にしようと旗振りをして、もたらされた戦争の惨禍を「想定外」と言ってすませられたり、1億総懺悔でけりをつけられたりしては堪らない。
☆自民党憲法「改正」草案の問題点、及び危険な狙い―こちらも資料付き。
ノーベル賞候補の現憲法と、自民草案の対比という構成になっています。
日時:5月7日(水)18:30開場 19:00開演~21:00
会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
◆5/17東電解体講座第6回
川内原発再稼働の危険-火砕流が川内原発を襲う時
高温で速度の速い火砕流が原発を襲えば、防御は不可能
日 時:5月17日(土)17時30分開場 18時開会
講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
呼びかけ:経産省前テントひろば、たんぽぽ舎 賛同78団体
◆5/24「東電テレビ会議49時間の記録」上映会-206分
制作:OurPlanet-TV
※東電テレビ会議の様子を見て唖然とした。パニックの連続であった
(人見やよいさん)
日 時:5月24日(土)13時開場 13時30分~18時
解 説:木村英昭さん(朝日新聞記者)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
参加費:1000円
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┗■4.新聞より
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◆「家族が心身不調」7割 福島県が初の避難者意向調査
長期化が大きな負担に
県は28日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で県内外に避難する県民(自主避難者を含む)を対象とした初の意向調査の結果を発表した。
避難後に心身の不調を訴える人がいる世帯は67.5%で約7割を占めた。「何事も楽しくない」「よく眠れない」「疲れやすくなった」との回答が目立った。
県内で震災(原発事故)関連死が深刻さを増す中、避難の長期化が避難者の心身に大きな負担となっていることを裏付ける結果となった。
調査は今年1月22日から2月6日に実施し、2万680世帯から回答があった。
同居家族の健康状況と健康不調の内容に関する調査の結果は【グラフ】の通り。
心身の不調を訴える家族がいるのは、避難区域内から避難する世帯が70.2%で、区域外の54.9%を15.3ポイント上回った。原発事故で政府指示によって避難を強いられた世帯ほど多い傾向にある。
不調の内容については、複数回答で、「何事も楽しくない」「よく眠れない」がともに半数を、「イライラする」「憂うつで気分が沈みがち」「疲れやすくなった」「孤独を感じる」が40%を超えた。34.8%が「持病が悪化した」と回答し、「飲酒・喫煙の量が増えた」も22.6%の人が訴えた。
県避難者支援課は「長期化する避難生活の疲労や、将来の先行きが見えないことによる精神面の不安定さが健康不調の背景にあるのではないか。家族の分散も心労の要因になっている」とみている。
◇ ◇
避難生活の不安や困り事についても聞いた。複数回答で最多は「住まい」が63.4%を占めた。「体の健康」63.2%、「心の健康」47.8%が続き、心身の健康を心配する避難者が多いことが分かった。
避難区域の内外別に見ると、区域内からの避難のトップは「体の健康」で64.7%だった。区域外は「生活資金」の61.7%が最も多かった。・・(後略)
(4月29日福島民報より抜粋)
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