たんぽぽ舎から:No2171
- 2014年 5月 16日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2171】
2014年5月16日(金)地震と原発事故情報 -5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.マンガ「美味しんぼ」の「鼻血問題」について
自民党国会議員3人の発言紹介 -180国会会議録から-(渡辺秀之)
★2.6月13日(金)
川内原発再稼働阻止・鹿児島応援ツアー 参加者募集 定員100名
(川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会 事務局)
★3.今週(5月14日)の伊方原子力規制事務所への申し入れ報告
二度と、どこにも悲惨な原発事故が起こらないよう、
これからも力を合わせて原発を止め続け、廃炉にしましょう!(堀内美鈴)
★4.福島県に抗議する緊急記者会見を開きます
政府の過ちを最終的にただせるのは私たち市民だけです
私たちと一緒につながりましょう。みなさまのご参加をお待ちしています
(ふくしま集団疎開裁判の会)
★5.新聞・雑誌より
◇川内原発再稼働 今夏中は困難に 九電書類 追加ずれこむ
(5月15日 朝日新聞見出しより)
◇東海村など11市町村 東海第2の審査申請容認
原電に伝達 「再稼働直結せず」(5月16日 茨城新聞より抜粋)
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※あす17日(土) 17:30開場 18:00~20:00
東電解体講座[6] 川内原発再稼働の危険─火災流が原発を襲う時
講師 山崎久隆さん 参加費800円 於・スペースたんぽぽ
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┗■1.マンガ「美味しんぼ」の「鼻血問題」について
│ 自民党国会議員の発言:3人の紹介
└────(渡辺秀之 たんぽぽ舎ボランティア)
マンガ「美味しんぼ」の「鼻血問題」。3人の自民党議員が国会で発言した
「鼻血」に関する記録を紹介します。
[1]第180回国会 予算委員会 第8号:H24年3月14日(水)
自民党:熊谷大議員の細野豪志国務大臣への質問:
大きな不安はないというふうにおっしゃっていますが、ほかの県南の地区も、
これ、保健便り、ちょっと持ってきました。ある小学校の、(宮城)県南の小
学校の保健便りです。
四月から七月二十二日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数
四百六十九名。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血、これ鼻血ですね、順
に多くということ、これ結果で出ているんですね。これ、県南でもやっぱり
こういう症状が出ると心配になるんですよ。それにどういうふうに、本当に
不安はないと言えますか。
[2]第180回国会 文教科学委員会 第3号:H24年3月22日(木)
自民党:熊谷大議員の平野博文文部科学大臣への質問:
そういった状況で、官房長官は、人体に影響がないということを繰り返し発
表をしておりました。
この前、予算委員会でも紹介させていただきました保健便り、ある県南の、
宮城県の南部の学校、小学校が出した保健便りの一節ですね。(中略)
四月から七月二十日現在の保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数
四百六十九名が利用しました。内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血の順に
多く、鼻出血というのはこれ鼻血のことですね、外科症状では擦り傷、打撲、
虫刺されが順に多かったということで書いてありますが、平野大臣、この
事実もう一度、どのようにお考えになりますでしょうか。
[3]第180回国会 憲法審査会 第4号:H24年4月25日(水)
自民党:山谷えり子議員の発言
井戸川町長が雑誌のインタビューでこんなことを言っていらっしゃいます。
(中略)それから、国、東電は、止める、冷やす、閉じ込めると言い張って絶
対に安全だと言ってきた結果がこれで、我々は住むところも追われてしまっ
た。放射能のために学校も病院も職場も全て奪われて崩壊しているのです。
私は脱毛していますし、毎日鼻血が出ています。この前、東京のある病院に
被曝しているので血液検査をしてもらえますかとお願いしたら、いや、調べ
られないと断られましたよ。我々は被曝までさせられているが、その対策も
ないし、明確な検査もないという。本当に重い発言だと思います。
[4]第180回国会 東日本大震災復興特別委員会 第8号:H24年6月14日(木)
東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を
守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律案
の草案の審議
自民党:森まさこ議員の発言
先ほど言ったように、様々な声がありまして、これから子どもが結婚適齢期
になったときに、二十代、三十代のときに、もし病気になったらどうするん
ですかというような心配する親御さんの声があります。これに関しては、今
までのこの国会での政府答弁ですと、残念ながら、大臣は東京電力に裁判し
てくださいということでした。それですと、被害者の方が、子どもたちの方
が、この病気は原発事故によるものなんですよということを立証しなければ
いけない。これはほとんど無理でございます。そういったことがないように、
この法律で守っていくものというふうに私は理解しています。
例えば、具体的にこんな心配の声をお寄せいただいています。子どもが鼻血
を出した、これは被ばくによる影響じゃないかと心配なんだけれども、それ
を診察してもらった、検査してもらった、そのお金はどうなるんですかとい
うことです。
—–これらの議事録はインターネットで検索できます。
「国会会議録検索システム」→(選択閲覧)「参議院」→「180回」を
選んで、各委員会の名称をクリックしてください。—–
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┗■2.来月13日(金)
│ 川内原発再稼働阻止・鹿児島応援ツアー 参加者募集(100名)
└────(川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会 事務局)
6月13日の鹿児島県議会包囲行動を中心とする、川内原発再稼働反対の現地
行動は次のような行程です。出発は12日(木)、帰着は14日(日)です。
・往路 6月12日(木)12時、成田空港集合
(14時30分発、ジェットスター鹿児島空港行きに搭乗)
・6月13日(金)朝、県議会(県庁)包囲行動、その他様々な活動を企画し、
多くのかたが参加できるようにする予定(川内原発現地視察も検討中)。
・復路 6月14日(土)13時、鹿児島空港集合
(14時45分発、ジェットスター成田空港行きに搭乗、16:35 成田着 解散)
◇参加費用:1万円(往復航空券と2泊3日(12日・13日)の宿泊費)
次の申し込み方法で参加されるかたの特別料金です。事前に、参加者本人の
氏名・年齢・連絡先が必要です。キャンセル、変更は極めて限られたものに
なりますので、あらかじめご了解下さい。
◇食事、空港までの移動費用、現地での移動費用等は自己負担でお願いします。
◇申込期限 5月23日(金)まで。人気ツアーのため、早めに申込みを!
申し込み詳細
http://saikadousosi.tumblr.com/post/85658190348/2014-6-13
◇問合せ 川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会 事務局
saikadososi@gmail.com 電話 070-6472-1947、090-3919-0604
※実行委員会の構成団体の担当者は、申込書と参加料金を実行委員会会計に
渡してください。 領収書は紛失しませんよう。出発当日、成田空港で確認
出来るようにしておいてください。
*参考:鹿児島空港→鹿児島市内1250円(リムジン、片道)、東京駅→成田
空港900円(格安リムジン、片道。要予約)
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┗■3.今週(5月14日)の伊方原子力規制事務所への申し入れ報告
│ 二度と、どこにも悲惨な原発事故が起こらないよう、
│ これからも力を合わせて原発を止め続け、廃炉にしましょう!
└────(堀内美鈴 伊方原発現地から)
5月14日、伊方原子力規制事務所へ申し入れを行いました。参加者は5団体と
個人あわせて14名。-八幡浜・原発から子どもを守る女の会、伊方原発反対八
西連絡協議会、原発さよなら四国ネットワーク、伊方原発50㎞圏内住民有志の
会、再稼働阻止全国ネットワーク「伊方の家」。
規制事務所の会議室を訪ね、野中所長と鶴園副所長に対し、5団体からの申し
入れ書等を読みあげ、柏崎刈羽、広島、ほか個人からの申入書とあわせて提出
しました。その後、所長、副所長と質疑応答をした際、参加者から、
1.提出された申し入れ書を原子力規制委員会の各委員に届けること
2.伊方原子力規制事務所所長あての申入れに対し文書での回答を求めました。
1.については伊方原子力規制事務所に連絡して確認したところ、本庁から
「受け取りました」と連絡を受けたとのことです。2.についてはまだ連絡を
待っているところです。回答がありましたらお知らせいたします。
当日、全国各地で申し入れに参加された皆さま、お疲れさまでした。
皆さまのことを思い浮かべながら、伊方でも申し入れました。
※当日提出された申し入れ書は、行動の呼びかけをした再稼働阻止全国
ネットのHPをご覧ください。 (メルマガ編集部)
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/5387
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┗■4.福島県に抗議する緊急記者会見を開きます
│政府の過ちを最終的にただせるのは私たち市民だけです
│私たちと一緒につながりましょう。みなさまのご参加をお待ちしています
└────(ふくしま集団疎開裁判の会)
【福島県に抗議する緊急記者会見】
「週刊ビッグコミックスピリッツ」の「美味しんぼ」の表現に対し、福島県
が表明した抗議文『週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する
本県の対応について』に対し、抗議を福島県に申し入れました。
これに伴い緊急記者会見を開催します。
日時 5月21日 18時開場 18時30分開始 (19時45分 終了予定)
場所 参議院議員会館 B103室
(ロビーで受付、通行証を配布します)
参加者 山本太郎議員、井戸謙一氏(ふくしま集団疎開裁判弁護団)
ノーム・チョムスキー氏(メッセージ)、キャサリン・ハムネット氏
(メッセージ)、アナンド・グローバー氏(メッセージ)
主催 ふくしま集団疎開裁判の会
★5/15の抗議申入れについて詳細(ふくしま集団疎開裁判 ブログ)
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2014/05/blog-post_15.html
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┗■5.新聞・雑誌より
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◆川内原発再稼働 今夏中は困難に 九電書類 追加ずれこむ
(5月15日 朝日新聞見出しより)
◆東海村など11市町村 東海第2の審査申請容認
原電に伝達 「再稼働直結せず」(5月16日 茨城新聞より抜粋)
東海第二原発(東海村白方)の再稼働へ向けた国への安全審査申請をめぐり、
東海村や水戸市など立地・周辺11市町村長は15日、日本原子力発電(原電)に
対し、申請を容認する意向を伝えた。首長側は「申請は再稼働に直結しない」
ことを強調した上で、東海第二に保管されている使用済み核燃料の安全確保を
図る観点から申請を認めた。原電は近く、原子力規制委員会に審査を申請する
方針。
申請を認めたのは原子力所在地域首長懇談会(座長・山田修東海村長)と
県央地域首長懇話会(座長・高橋靖水戸市長)を構成する11市町村の首長。
(後略)
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