薩摩川内に立った「原発反対」の大看板、遠征参加者を元気づけてくれました。
- 2014年 6月 16日
- 交流の広場
- 橘 優子
6月13日から始まった鹿児島県議会で、再稼働の容認をしないで!と迫る勢いで120人が東日本から遥か空海を超えて鹿児島に飛んだ3日間の「川内原発動かすな!東日本決起集会実行委員会(東日本実行委員会)」の遠征に参加、最終日14日の早朝に鹿児島県庁の近くのホテルをバスで発ち、薩摩川内市に入り、原発の前で、再稼働反対の記者会見と集会を行って、その往復の路上で、巨大看板をしっかりと見て参りました。
「ストップ原発&再処理意見広告の会」に寄せられたお金を全国の原発立地の運動のための看板カンパに10万円ずつお渡しした成果です。
5/30発行の「週刊金曜日」993号で、鎌田慧さんの川内現地ルポで写真入りで紹介されていますが、私たちの仲間の「原発反対」看板に対抗して、推進派が同様の大きさ・デザインをぱくった看板を作った話がバスの中で柳田さんから紹介されて、 車内が大いに湧きました。
この話題で弾みがついて、川内原発前での闘争は一段と盛り上がり、私も友人を誘ってドンパン節にまで参加!
とにかく、毎日早朝からのハードなスケジュールで、友人を数人誘っている身としても緊張もし、南国の日差しに消耗も激しい行程でした。
それでも、私よりお年を召していらっしゃる方々が、激しいスケジュールを承知で多数参加、 のぼり旗は担ぐ、横断幕をひろげ持つ、
声を、力を振り絞って、再稼働するな!と、渾身の訴え。平日の行動なのに、休みを取って参加した若者もいれば、11か月の赤ちゃんを
抱いて参加した若いカップルも。初日の夕方、空港から直行して県庁前の広場に横断幕や旗や寄せ書き等めいっぱい拡げての記者会見の場で
横断幕の前でハイハイするこの赤ちゃん、「この子の未来がかかっている!」と凛々しいお母さんと共に、どれだけ仲間を奮い立たせてくれたことでしょう。
ちなみに、東京新聞では、13日の県庁前行動が 全国から参加者が700名、ですが、鹿児島の朝日も毎日も全体で1000名の報道。天気に恵まれ、熱気あふれる、充実した展開で、13日の夕方、地元のTVのニュースでは、県庁前の行動・県議会傍聴の様子・知事への署名提出行動、更には九電前でのデモに至るまで、10分間近くその熱気を伝え、その後で、伊藤知事の「10キロ以上の避難計画なんて、できる訳がないので、作らない。国に頼むしかない。」などと言う、無責任な会見の様子が写されて、これには推進派はWパンチの体。
街を仲間たちと移動していても、地元の人に「お疲れ様」とねぎらいのお声をかけてもらったり、天文館という繁華街での情宣活動では
ビラの受け取りも良く、仲間のマイクアピールに聞き入る方、ビラを受け取って話し込んで行く方多数。私もマイクをとって、「どうかどうか、この明るく賑わう街を、私の故郷、福島の街のような悲惨な状況にしないために、再稼働反対の声をあげて下さい!!」と訴えてきました。老舗デパート山形屋のギャラリーでは、「3.11東日本報道写真展」が開かれていて、住民の意識も盛り上がってきているという手応えを感じました。
「ストップ原発&再処理意見広告の会」橘 優子
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橘 優子 yuko tachibana
tel(FAX) : 03-5998-7835
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