気になる「尖閣諸島」をめぐる動き
- 2014年 8月 4日
- 時代をみる
- 池田龍夫
政府の総合海洋政策を本部は8月1日、尖閣諸島の5島を含む日本の領海の外縁に位置する計158の無人島に命名したと発表した。尖閣諸島に関しては、魚釣島から東の2島を「南東小島」「南西小島」、北東に妬く27㌔の久場島周辺の3島を「東小島」、「南東小島」「西北西小島」とした。
菅義偉官房長官は「尖閣に限らず、離島全体を見直すということだ」と説明しているが、中国政府は在日中国大使館を通じて外務省に「尖閣諸島は中国固有の領土だ」と抗議した。日本側は尖閣領有権を改めて主張。またまたホットな言い争いになってきた。
また、毎日新聞は8月3日付1面トップで、「有事の際自衛隊員を戦闘地域まで運ぶために民間フェリー船員を予備自衛官を、現地まで運航させる方向で防衛省が検討を始めた。すでに先月、2社から2隻を借りる契約を結んだ」と伝えていた。
尖閣諸島問題で、日本はナーバスになり過ぎていないだろうか、かなり前のことだが,周恩来首相氏が「尖閣は棚上げにしよう。次代にまかせよう」との発言があったと、聞いている。危機を煽って両国関係にヒビが入らぬよう対応には十分注意してもらいたい。
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