テント日誌2月8日…テント守る強い決意にうたれて…/東京の放射線量はあまりさがっていない
- 2015年 2月 9日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1257日商業用原発停止510日
テント守る強い決意にうたれて…
朝から曇り空、昨日の集会の事・東京新聞のピケティ教授インタビュー記事などを話しながら座り込んだ。昼近く美味しいおにぎりをたくさん持ってMさんが来てくれた。
いつも一緒のルイちゃんは寒いので友達に預けて来たと言う。
ちょっぴり寂しかったけど…
暫らくして予報通り雨が落ちてきた。
Mさん、Sさんと3人傘をさしてじっと座る。
その後、第2テントのHさんもお弁当を作ってきてくれた。
そして関西から来て寄ってくれた男性をまじえて昼食会が始まった。
みんなそれぞれ午後の用事のため去って行き雨が激しくなってきたので当番だけ残って中に籠った。すると外で何やら物音がしたのでのぞいて見るとたんぽぽ舎のOさんが椅子を出して一人座っていたのでびっくり!
昨日も来て下さった。
しっかり雨対策をして1時間ほど座るから気にしないで中にいてと言う。
彼女のテントを守るという強い思いに打たれ、私もまた少しだけ付き合った。
少しして、近くに来たので寄ってくれたという女性が現れて交代しますと言ってくれ感謝。
Oさんが帰って間もなく雨はやみ4時頃応援の女性も帰ったので、
泊まりの人が来るまで居て下さるというSさんと正清さんにお願いしてテントを去った。
(I・K)
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東京の放射線量はあまりさがっていない
テントは高濃度汚染地域
昨夜、Sさんが持ってきたエステーのエアカウンターを見て驚いた。
何とテント内でも0.14μSv/時間(年換算で約1.2mSv/年)もあった。
他も測ってみると、地下鉄エレベータ付近で0.14μSv/時間~0.18μSv/時間、木の植え込み付近でも0.18μSv/時間であった。
測定誤差が含まれているかもしれないが、事故後4年近く経っても東京の放射線量はあまり下がっていないのだ。
経産省に除染してもらおうか? それとも環境省か?
原発周辺地域にも福島にも近隣県にも東京にも、東電福島第一原発事故の影響がずっと残っている。そればかりか、イチエフは、放射能汚染水が貯まり海洋放出を続け廃炉への道も見えず、故郷も生活も仕事も奪われた人びとが沢山いる。
それにも拘らず、事故の責任を誰もとっていない。東電も経産省も資源エネルギー庁も原子力安全・保安院も、歴代自民党政権も。
経産省前のチラシ配り
先週同様に、9日の寒い朝にテント前と経産省本館前で3人でチラシまき。
怒りと悲しみをこめ、経産省は大嘘つき、(原発が)安全も安いも(無いと)電力足りないも嘘だ、などと声を上げながら。
(K・M)
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●テントでの「お話と座談」(トーク)
2月11日(祝)午後2時から 最首悟さんのお話と座談(日程変更)
2月13日(金)午後7時30分~小熊英二さんのお話と座談
2月16日(月)午後6時30分~宮崎学・青木理さんの対談と座談
連絡 テント(070-6473-1947)か三上(090-3908-7330)へ
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