テント日誌2月20日…いまこそ知恵を出して行くことが必要だ
- 2015年 2月 21日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1259日商業用原発停止523日
いまこそ知恵を出して行くことが必要だ
午後テントに着いてびっくり!
第2テントの上に「DON’T FORGET FUKUSHIMA」と書かれた真新しい看板が取り付けられていた。
それを見て外国の方が何人も写真を撮っていかれたそうだ。
私も数枚記念写真を写し、テント前に立っていると菅直人の「ピケティ勉強会」
に参加されたという女性が来て官邸前行動には早いのでと暫らく座って 下さった。
経済の格差や今の政権などのこと色々話せて良かった。
テントのことも心配して26日には来てくださるというので嬉しい。
今日は早めにテーブルを出して受付の準備をした。
5時半からの関電前行動を終えてたんぽぽ舎の方達が官邸前に向かう。
柳田さんがテントの危機を訴え、22日の「テントを守ろう100人集会」への参加を呼びかけた。
毎週寄ってくださる方達も裁判の行方を心配てくれ緊張感が漂う。
裁判の事を心配してかテントにはいつもの金曜日より訪れる人が多かった。
今夜はテント前で早川由美子監督の映画『FOUR YEARS ON』が上映された。今日本で最も“過激”なアーティスト「281_Anti NUKE」を追ったドキュメンタリー。
281は福島原発事故、放射能汚染、東電、日米政府などをモチーフにした絵のス
テッカーを渋谷の街中に貼り付ける。
巨大なステッカーが無関心を装う者たちへメッセージを放っているということです。
反対運動のひとつのやり方かもしれませんね。
智恵を働かせて強引な政権に立ち向かっていかなければと改めて思う。(I・K)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【ご案内】 経産省前テントひろば 緊急記者会見
~東京地裁民事第37部の不当な訴訟指揮を糾弾する~
2015年2月20日 経産省前テントひろば
3.11東電福島第一原子力発電所事故が起こって既に4年になろうとしていますが、福島には未だに12万人以上の方が避難生活をし、多数が仮設住宅に住み自死する人も出ています。除染は移染にすぎず、多くの人びとがふるさとも生活も仕事も奪われてしまいました。一方、イチエフには60万トンを超える放射能汚染水タンクが貯まり海洋汚染を続ける中で太平洋への大々的放出が目論まれ、コントロールもブロックもできていません。そればかりか1号機~3号機の核燃料の状態は掴めず廃炉への道も全く見えません。住民の健康被害も心配で、既に118人の小児甲状腺がんも発覚しています。
このイチエフ事故の責任を誰がとったでしょうか?
東電も経産省も自民党政権も事故の責任をとっていません。そればかりか、東電は柏崎刈羽原発の再稼動を目論み規制委が審査中、安倍政権・経産省・資源エネルギー庁は昨年4月に原発をベースロード電源とする「エネルギ―基本計画」を閣議決定し、「核のゴミ」対策を明確にしてから再稼働を論ずるべきとの日本学術会議の提言をも全く無視して、原発の再稼働と原発の輸出を推進している。
原発が「安全である、安い、無いと電力が足りない」が歴代政権と経産省と資源エネルギー庁による大嘘であることが明らかになりました。日本列島の全ての営業用原発が止まってから既に500日以上(約1年半)が経過し、私たちは何不自由のない生活を過ごしています。
2011年9月に経産省の敷地のポケットパークに設立した「経産省前テントひろば」は、福島の被害者たち、脱原発を訴える全国の人達、また世界の人々に支えられて3年半の間、日夜脱原発・再稼働反対を訴えてきました。
残念ながら、安倍政権は私たちの訴えを退けようとして2年前にテント立ち退き訴訟を淵上、正清の二人に起こしました。立ち退きと使用料を請求する正にスラップ訴訟です。その後の9回の口頭弁論で、私たちは経産省・安倍政権の不当性とテントひろばの正当性を訴え、43名が我こそ被告だと名乗り出ました。
非常に残念なことに、東京地裁民事第37部の村上裁判長(他陪席2名)が、12月3日の第10回口頭弁論の途中で審議打ち切りを宣しました。弁護団とテントひろばは裁判官の忌避申し立てをし、抗議の声を上げ続けてきましたが、2月16日に民事第37部が、予定されていた2月17日の進行協議の中止と2月26日の口頭弁論時の判決を一方的に電話連絡してきました。私たちには寝耳に水の到底容認できない訴訟指揮です。
そこで、弁護団とテントひろばは記者会見を開き、この間の裁判について抗議の声明を上げるとともに、2月26日の裁判に向けてどのように取り組むかをお話させていただきます。
心ある多くのメディア関係者の取材と報道を期待し、ご案内申し上げます。
・経産省前テントひろば緊急記者会見
日時:2月23日(月)14時~15時
場所:経産省前テントひろば
出席(予定):
「脱原発といのちを守る裁判」弁護団
河合弘之団長、宇都宮健児副団長、大口昭彦、一瀬
敬一郎、他
経産省前テントひろば
被告 淵上太郎代表、正清太一、当事者申立人
その他
経産省前テントひろば〒100-0013東京都千代田区霞が関1ー3ー1
TEL070-6473-194
メール7tentohiroba@gmail.com ブログ」http://tentohiroba.tumblr.com/
◆テントの撤去を許すな!2月26日(木)テント前にお集まり下さい
1、反原発の運動が川内原発、高浜原発の再稼働を遅らせています。
2、私達は、非暴力、不服従を貫き、皆でテントを守り抜きます。
3、当面の焦点は2月26日集会です。全国から集まって下さい。
(2・26の行動予定)
12時30分 テント前集会
13時30分 地裁前抗議集会
14時30分 裁判予定(判決が出される可能性あり) 皆で傍聴に入ります。
15時30分 地裁前抗議行動
16時00分―18時 報告集会(参議院議員会館講堂)
テントでの「お話と座談」(トーク)
2月25日(水)午後6時30分~、森達也さんの話と座談(時間は予定)
連絡 テント(070-6473-1947)か三上(090-3908-7330)へ
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。