5/2(土)茨城反貧困メーデー 働くのがイヤになった人のための階級闘争(茨城・つくば)
- 2015年 4月 24日
- 催し物案内
- 茨城反貧困メーデー実行委員会
茨城反貧困メーデー 2015 inつくば
働くのがイヤになった人のための階級闘争
5月2日(土)13時~17時
★集会 13時~15時30分
つくばカピオ 中会議室(つくば市竹園1-10-1 TX線つくば駅より徒歩10分)
参加費 500円(困窮者フリー)
Ⅰ 3つの報告あるいはアジ
① 21世紀の資本 ~ピケティを超えて階級闘争へ~
② 8時間労働なんて100年前の話よ
③ 労働は犯罪である 働くのが始めからイヤな人のために
Ⅱ 全体討論
★デモ 16時~ つくばカピオ前出発→TX線つくば駅前にて
※集会のみ/デモのみの参加も歓迎します
主催 茨城反貧困メーデー実行委員会
ブログ:http://ibarakiantipoverty.hatenablog.com
ツイッター:https://twitter.com/ibaraki_mayday
問合せ 電話:090-8441-1457(加藤)/080-5459-9576(鈴木)/090-3902-5801(藤田)
メール:ibarakiantipoverty@yahoo.co.jp
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階級闘争は死んでいない、とピケティは言った。うそみたいだがほんとの話で
ある。二度の世界戦争で消尽された富裕層の富が半世紀をかけ回復されて、社
会階級の構造が19世紀の方へと戻ってしまった結果、根本的に相容れない者た
ちの ― 一方は奪い取っての独占と支配を、もう一方は奪い取られ追いつめら
れての生存をかけた ― 戦争、つまり階級闘争が復活し、社会に亀裂を走らせ
る危険がある、と彼は言うのだ。危険とはだれにとっての危険なのか? われ
われは、眉に唾つけてピケティ『21世紀の資本』を批判的に読むよう用心する
必要があるのではないか?
階級闘争は新しく蘇った。この語をとうに棄て去った「先進諸国」の左派政党
とその労働組合の場所に ―ピケティはそこにいる― ではなく、もっとずっと
下の方、プロレタリア階級からもあなどられた世界中のルンペン/プレカリ
アート/アンダークラス(名前はお好きに)のアンダーグラウンドで。やつら
は/われわれは、ピケティを超えて階級闘争へと向かう。
「働かざる者食うべからず」は本来、搾取し抑圧する者どもへと叩きつけられ
た怒りの表現だったはずだ。それがなぜか労働倫理に化け、こっちにはね返っ
てわれわれを呪縛し、労組は相変わらず労働を通じての人間解放を歌い上げ
る、この倒錯。(「労働は自由をもたらす」もあったっけ、アウシュビッツの
入口に。)はっきり言おう、がんばって働いてせっせと搾取され、もって資本
蓄積に奉仕して自分の首を絞めるのに喜びと生きがいをおぼえるような労働は
犯罪である。いますべきは、われわれの骨の髄までしみついた近代的な労働至
上主義を問いにかけ、内側から変わっていくことだ。
現状は空前の規模での階級下降が起きている。2千万人近い非正規労働者、
1,100万人を超えた年収200万円以下のワーキングプアには「労働の喜び」なん
て当然ないし、そこから抜け出せる可能性も少ない。われわれが望むのは、正
規雇用に憧れてプロレタリアート(プチブルでも結構)へと階級上昇!するこ
とではなく、闘争するルンプロになることだ。その敵はもちろん、資本主義
だ。
仕事をサボることは言うまでもなく古典的階級闘争だった。われわれは認識を
さらに進めよう。そもそも働かないことは積極的な階級闘争である。働かない
と社会が成り立たないって? そりゃそうだろうが、どっかだまされてない
か? 19世紀からどれだけ生産力が上がったかを思えば、8時間労働なんて100
年前の話ではないのか。働かないぞ、金よこせ!が正しいのだ。生活保護受給
は確固たる階級闘争である。奨学金の返済逃れはまぎれもなく階級闘争だ。逃
走せよ、企業から金融から財団から国家から、金をむしり取って闘走せよ!
資本と共犯的な労働の現場はもちろん、その外の自分自身の小さな生活、その
憂鬱な各所にも、不自由を自由へと反転させていく階級闘争の芽は眠っている
はずだ。芽を見つけ出し、伸ばし、茂らせてゆく方途をさぐろう。不穏で不敵
な自由の喜びを四方八方とび散らせ、この社会の地盤をひび入らせてやりた
い。そう、だからわれわれ茨城反貧困メーデーは、働くのがイヤになった人の
ための階級闘争を宣言する。
搾取され抑圧された仲間たち、さあ、われわれと共に戦おう!!
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