遂に来るべきものが来たのでしょうか?
- 2015年 8月 21日
- 交流の広場
- 熊王信之
遂に来るべきものが来たのでしょうか? 本日、現在、平成27年8月21日午前10時30分に日経平均が二万円割れしました。 日銀に、GPIFに、共済の皆様。 円の信認をかけて、また、私たちの年金資金をかけて、日本株を買い支えて来た超弩級の阿保の方々、御苦労様。
そりゃ暴落しますよ。 先日には、あのオマハの賢人・バフェット氏の指数が日本株割高を示す、とブルームバーグの記事に掲載されたばかり。 アホノミクスも化けの皮が剥がれたのですから。 それでも、今後も必死で買い支えするのでしょうね。 性懲りもなく。 安倍政権自らが、大嫌いな中国と同じことをして恥じないのは、本当に皮肉です。
バフェット指標が警告、日本株は割高-時価総額の対GDP比 ブルームバーグ2015/08/19 10:40 JST
現政権には、バラマキしたさに日銀に国債引受をさせたり、株価の支えを年金資金でさせたりの馬鹿な真似をやめて、自らに力量が無ければ、識者に教えを受けて地道な政策を立案すれば如何か、と申し上げます。 例えば、みずほ証券チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は、現政権のお抱えエコノミストより真っ当な献策を述べられています。
しかしながら、「やはり人口対策をしっかりやることだと思う。アベノミクスでは、この点の予算もインフラも足りない。 中略 」と云われる件は、兎も角も、「移民も必要だ。」との提案は、ネトウヨ紛いの現政権では、取り上げる術は無いのでしょうね。
インタビュー:「危ない橋」渡る日銀、円の信認喪失も=上野泰也氏 ロイター Business | 2014年 11月 26日 15:49 JST
嘗て、バブル全盛期には、没落国と、バブルに踊る日本人から侮蔑されたイギリスが、産業交代を果たし経済不況から復興したのは、歴史的には多民族国家であり、またイギリス連邦緒国からの移民を受け入れた結果、文化の多様性が産業を始めとする国の活力を引き出す糸口になった、と推察されるのですが、言いすぎでしょうか。
ともあれ、或る動画に有るのですが、英語国で今や若者に人気絶頂の女性ボーカルグループLittle Mixが唄い踊る中で、様々な民族出自の出演者の背景にあるユニオン・ジャックが印象的です。 果たして、日章旗がこのように演出される時は来るのでしょうか。 今の日本では、絶望的でしょうね。 これだけヒットすれば凄い輸出産業になるのに。
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