テント日誌９月１３日（日） 経産省前テントひろば１４６３日

＜経産省前テントひろば＞

落葉掃きが日課になりそうだ

昨夜はじっとしいてられなくてと名古屋から車で来た人、帰国するたびにテントに寄ってくださるというフランス在住の女性などが居たと泊まり開け の人に聞いた。

そしてテント前の落葉掃き。
まだそれほどでもないけれど、これから毎日の仕事になるでしょう。

その後テント前では昨日公開された映画「天空の蜂」や原発関連の小説の話に花
が咲いた。原発事故の前から原発を扱った色々な小説が出ていたことを聞いて驚く。私は関心がなかったので知らなかった。
「天空の蜂」は是非見たいと思う。

午後年配の男性が安倍を許せない、日曜日には何かやっているかと思い横浜から来たと言う。
チラシをお渡しして総がかり行動の日程などを説明した。
遠いので横浜近辺での集会はないかというのでＨさんがＰＣで調べて教えてあげた。

宇都宮からも女性、デモがあるかとやって来てＴシャツを買ってくださった。
わざわざバッジを買いに来てくれた人も居て281さんデザインのものをたくさん買って行った。

午前中のテントは閑散としていたが、午後には色々な人が来て賑やかになったので、4時少し前安心してテントを後にした。(Ｉ・Ｋ）

八王子から国会へ戦争法案は廃案に

夕刻に地元八王子駅前の「NOWAR! 八王子アクション」に参加した。
「戦争法案反対！」の声で駅前を埋め尽くす気持ちの良い行動であった。市議会トップ当選の佐藤あずさ（社民）さんが開始前アピールし、連日国会で活躍している菱山南帆子さんが八王子出身ゆえ司会を務めて、集会が華やかに始まる。
最初に大学生3人が街宣車の上から素朴なアピール、続いて高校生がなかなか上手にアピール、更に続いて中学２年の女生徒が「頭の中が真っ白」と緊張しながら「未来の為に廃案」と訴えた。何と続けて小６が作文を読み上げた、戦争をしていいことが無い、と。続いてお母さんのメッセージ。なかなかの地元ならではの素晴らしい演出。
　
地元の青年や菱山さんによるコールを間に入れながら、続いて国会議員（田村智子本人、山本太郎・福島みずほメッセージ）、都議会議員、八王子市議（社民、共産、無所属、生活者ネット）と続く。
「八王子から、国会へ」と、この勢いをそのまま１４日の国会に！

海外からテントにメッセージ
第２テントに寄せられた２通のフランスからのメッセージを紹介する。
○よそものネット・フランス　飛幡祐規から
テント設立４周年をむかえたみなさんの粘り強さと意気に感服します。
政府と九州電力は川内原発を無理やり再稼働させてしまいましたが、福島原発告訴団は遂に東電元幹部の強制起訴を勝ち取りました。
原発ゼロを２年近く維持できたのも、市民の力があったからだと思います。
今、安保法案反対を訴える市民の動きは、前代未聞の広がりを見せています。
日本の民主主義の一大危機に、海外から支援と連帯を届けます。
テントひろばは市民が出会い、議論し、民主主義を実践する象徴的な場として、大きな意味をもっていると思います。みなさまのご健闘をお祈りします。

○フランス在住　水野千春さんから
四年もの抗議行動に頭が下がります。大間のあさこハウスの様に息の長いご活躍をお祈りしています。
海外に居る私共も、日本の現状を正しく伝える様頑張ります（例、小出氏のラジオフォーラムを参考にしています）。
原発問題は沖縄基地問題や安保法案等と皆つながっていると思います。
70年間戦後処理をしてこなかった付けが、今噴出しているのでしょう（例、戦犯の岸がアメリカの配慮により首相になる様な国）。
世界中の庶民が幸せに暮らせる日か来る事を夢見ています（愛、平和、希望）。

月曜朝は恒例のチラシまき。
「経産省は大嘘つき、原発が安全だとか、安いだとか、原発が無いと電気が足りないとか、嘘ばっかりついてきた、原発を再稼動させ原発を輸出しようとしている、亡国の省だ。つぶすべきは経産省前テントひろばでなく経産省だ。原子力規制委員会も大嘘つき、イチエフが全く収束せず廃炉への道が見えていないのに、東電柏崎刈羽原発の再稼働審査を優先している。」
などと経産省本館前で声を上げてチラシを撒いたら、受取りがとてもよく、５０セット程を配り終えた。まき初めに経産省職員が３部欲しいと言ってきたが、業務で受け取るなら名刺をくれと言ったら、すごすごと引き上げて行った
（Ｋ・Ｍ）

9月18日（金）テント裁判最終弁論

連日　１３時～１７時国会正門前座り込み　１８時３０分正門前大集会が行われます。