たんぽぽ舎から TMM:No2665
- 2015年 12月 16日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2665】
2015年12月16日(水)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.高浜原発・再稼働へ急進展か?!
24日大飯・高浜原発の運転差し止め仮処分・異議審の決定
24日(木)関西電力東京支社へ私たちの声を届けよう
柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.TBSに応援メッセージを送って下さい
屈するな!TBSと岸井コメンテーター
TBSを黙らせるための言論弾圧の暴力広告
西村俊弘(スペースたんぽぽ講座運営委員)
★3.行政不服審査法に基づく異議申立を規制委が不当に「却下」
自分たちの「処分」を自分たちで「良し」とする違法・不当「却下」
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その77
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆12/20原発とめよう クリスマスウオーク
子どもたちに原発と戦争のない未来をプレゼントしたい…
主催:「原発とめよう飯能」
★5.新聞より3つ
◆恥ずかしい国 鎌田 慧
(12月15日東京新聞「本音のコラム」より)
◆戦争、原発 死線くぐる 2つの国策 怒りと無念 2度失った「安住の地」
福島 満州に苦難の記憶重ね
(12月15日沖縄タイムス「私たちはどこへ 戦後70年」より抜粋)
◆伊方海水漏れ 約9万4千リットル 放射性物質含まず
(12月16日東京新聞2面より抜粋)
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※12/19「安保法制と原発」学習会にご参加を!
核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016第5回学習会
日 時:12月19日(土)18:30より
講 師:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主 催:反核世界フォーラム日本準備会
資料代:800円
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※12/24第3回東京電力さよなら講座にご参加を!
電力自由化・連続講座「新電力からの購入・自治体でやれること」
日 時:12月24日(木)19時より21時
お話:大沢 豊さん(立川市市議会議員)
(新電力からの電力購入を提案し立川市の電力料金支出=税金を大節約した)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.高浜原発・再稼働へ急進展か?!
| 24日大飯・高浜原発の運転差し止め仮処分・異議審の決定
| 24日(木)関西電力東京支社へ私たちの声を届けよう
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
◯福井地裁樋口裁判長は「高浜原発を動かすなの仮処分」(名判決)を出した後、最高裁により、家裁へ転勤させられてしまった(左せん)。
そのあと、最高裁から3人のエリートが福井地裁へ送られて来た。いわば3人の刺客といえよう(K弁護士説)。沖縄でも裁判長が最高裁から送り込まれた。
12月24日(木)は「厳しい判決」が予想される。クリスマスプレゼントとして、樋口判決が継続されればうれしいが…。しかし情勢は厳しい。
◯再稼働阻止全国ネットワークは、12月16日に、この情勢を分析し、急きょ、関西の仲間に連帯して、12月24日(木)17時30分より18時30分に、関西電力東京支社への行動を決めた。ぜひ参加してほしい。我々の声を関西電力へ届けよう。
樋口裁判長の魂を引きつぐ判決を期待する!
高浜原発の再稼働を認める判決を出すな!
記
日時:12月24日(木)17時30分より18時30分の1時間
場所:関西電力東京支社前(日比谷 富国生命ビル前)
主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549
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┗■2.TBSに応援メッセージを送って下さい
| 屈するな!TBSと岸井コメンテーター
| TBSを黙らせるための言論弾圧の暴力広告
└──── 西村俊弘(スペースたんぽぽ講座運営委員)
◎ 2015年11月15日、読売新聞と産経新聞はとんでもない意見広告を全面で掲載しました。
内容は『ニュース23』(TBS)内での、岸井成格氏の発言に関するもので、岸井氏が2015年9月16日の番組内で、安倍政権が強行採決した戦争法案について「メディアとしても廃案に向けて声をずっと上げ続けるべきだ」と発言したことに対して「放送法遵守を求める視聴者の会」なる怪しげな任意団体が見当違いなクレームをを付けて来ました。
岸井氏は同番組ではコメンテーターであり、自由な発言が許されている筈です。
しかも今回の発言は国民の大多数が同様に感じていることで、大方の支持を得ているであろうことは間違いありません。
仮に「視聴者の会」のメンバーが異論を持ったとしても、局側に申し出て番組内で反論すべきです。
それを(どこから出たか分かりませんが)大変な金額を(一説には、1千万円単位と言われている。)使って、大新聞で個人攻撃するなど、到底許されることではなく、まさに言論に対するテロです。
◎ また放送法は、表現の自由を守るために制定されているのであって、それをタテにイチャモンを付けるなど、ちゃんちゃらおかしい限りです。
テレビ局は曲がりなりにも報道機関です。こうした理不尽なクレームに屈してはなりません。
背後に、メディア支配を企む戦争推進勢力の、安倍政権、財界、アメリカ政府などの、黒くてダーティな存在が見え隠れします。
私たちは、TBSも岸井氏もかくなる無法な攻撃に屈することなく、言論の自由を守り、メディア本来の使命を果たすことを切望します。
そのために、私も出来る限りの応援をしたいと考えております。
◎ 皆様、TBSに圧力に屈するな、岸井コメンテーターを辞めさせるなと応援メッセージを送って下さい。
TBS視聴者センターの電話番号は03-3746-6666です。
プロのオペレーターが丁寧な対応をしてくれます。
皆様の声が現場を勇気づけ圧力を跳ね返します。
TBSを、NHKやテレビ朝日の二の舞にさせてはなりません。
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┗■3.行政不服審査法に基づく異議申立を規制委が不当に「却下」
| 自分たちの「処分」を自分たちで「良し」とする違法・不当「却下」
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その77
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
原子力規制委員会は去る12月11日に臨時秘密会合を開き、行政不服審査法に基づく川内原発1,2号機の設置変更許可に対する異議申立(約1500名から)に対して「却下」を決定し、13日夜に異議申立人総代に届けた。
異議申立人総代が翌日14日に抗議の記者会見を実施、翌日に報道された。中でも、神戸大学名誉教授石橋克彦さんは、<「審査や判断過程に違法又は不当な点はない」という結論にまったく説得力はなく、この件に関しては主文の「本件異議申立てを棄却する」は意味をなさない。>と抗議した。石橋克彦さんのコメント→ http://tinyurl.com/z5sgbrs
私からは、次の点を指摘し、この「却下」決定に強く抗議した。
(1)審理担当と審理決定者が不当
本異議申立についての審理は、「原子力規制庁 安全規制管理官(PWR担当)付」が担当した。適合性審査を担当した部署による審理であり中立性が保てる訳がない。審理は、原発再稼働に全く関係が無い省庁と有識者により行うべきである。また、有識者選定においては異議申立者の意見も取り入れるべきである。今回の審理は、審理担当が不当である。更に、「却下」決定者も同じ原子力規制委員会であることも不当である。
(2)異議申立の審理の非公開は不当
異議申立の意見陳述会も、その後の審理も、そして最終決定の臨時会議も非公開で行われたが、これでは異議申立者にも国民にも「決定」過程が分からない。少なくとも、意見陳述会と原子力規制委員会臨時会議は公開で実施するべきであった。
(3)「却下」決定前に再稼働容認は不当
ひとたび事故が起これば、原発周辺のみならず日本中、世界中に放射能汚染をもたらすことが、チェルノブイリ原発事故でも明らかになり、4年9ヶ月前の福島第一原発事故でも実証されている。原子力規制委員会の設置目的「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的」に照らせば、審理が終わるまでは川内原発の再稼働を容認するべきではなかった。本年8月に1号機、10月に2号機を稼働させたが、異議申立に対する「決定」の前に再稼動を容認したことは不当である。
(4)申立者の適格性を疑う記述は不当
申立者は日本に住む国民である。決定では、「社会通念に照らし、合理的に判断しても、原子炉事故等による災害により直接的かつ重大な被害を受けるものと想定される地域に居住する者に該当するものとはいえず、したがって、異議申立適格を認めることはできないもの」と書いているが、前述のように原発事故の影響の重大性と広汎性を考えれば、総ての国民が異議申立の適格性を持つことは明らかである。適格性を疑う記述に強く抗議する。(「適格性」を疑うべきは、安倍政権のもと「私人」ではない沖縄防衛局が同じ行政不服審査法を乱用して沖縄県に対して申し立てを行った行為である。)
なお、審理資料と決定書等は原子力規制委員会サイトで公開されている。
https://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kisei/00000094.html
そして、異議申立者からのコメントは次に公開している。
http://1drv.ms/1J4n4lm
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆12/20原発とめよう クリスマスウオーク
日時:12月20日(日)13時出発・飯能駅南口 解散・飯能駅北口14時30分
解散後、中央公民館で交流会あり
主催・問合せ:「原発とめよう飯能」042-970-3535(川野)
子どもたちに原発と戦争のない未来をプレゼントしたい…
脱原発の願いを込めて!みんなで楽しく歩きましょう!
どなたでも参加できます スズ・太鼓・メッセージボードなど大歓迎!
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┗■5.新聞より3つ
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◆恥ずかしい国 鎌田 慧
「連合」ってなんだ。682万人の労働者が参加する「ナショナルセンター」。でもさっぱり存在感がない。経団連の影に隠れているわけではないようだが、控えめで前にでてこない。
そのうち力を出すだろうと期待がないわけではないが、原発事故に伴い労働者が被ばくしても、集団的自衛権の行使容認が閣議決定されても、まるで眠りこけたままだ。
原発や兵器産業の大企業が組織の重要部分を占めている。とはいえ、いのちと生活に無関心な労働組合ってなんだ。
派遣労働者は死ぬまで派遣労働者という残酷な法律が作られた。今度は雇った労働者を経営者が気にくわなければ、勝手にクビにしカネを投げ与えてすむ、「解雇の金銭解決」が認められようとしている。これを止められない連合は誰と連合しているのか。
「カネをもらって転職したら」と経営者はいいたいようだ。しかし「カネでない魂の問題だ」という労働者がいる。人間の尊厳、労働者のプライドをなめてはいけない。
労組をつくろうとして解雇される「不当労働行為」もカネで解決されるなら、これはもう戦前の暗黒時代に逆戻り。いまでさえ、会社や上司にもの申すと、生意気、反抗的とクビにされがちだ。「カネさえ払えばいいだろう」。そんな恥ずかしい社会を「美しい国」というのですか、安倍さん。 (ルポライター)
(12月15日東京新聞「本音のコラム」より)
◆戦争、原発 死線くぐる 2つの国策 怒りと無念 2度失った「安住の地」
福島 満州に苦難の記憶重ね
東京電力福島第一原発事故では多くの人が古里を失い、福島県では今も10万人以上が県内外で避難生活を送る。その中には、満蒙開拓団として旧満州(中国東北部)に渡り、死線をくぐって引き揚げた人たちもいる。戦争と原発。2つの国策は人々を翻弄し、怒りと無念さを残した。 (中略)
福島県三春町の仮設住宅。全村避難が続く葛尾村から移り、独り暮らしを続ける岩間政金(90)は「国が手のひらを返せば全部がだめになる。むなしいもんだ」と、ため息をついた。(中略)
それでも、より深刻なのは「原発だ」と言い切る。「放射能は目に見えないから戦えない。本当に厄介な代物だぞ」
戦争も原発も「国が進めて庶民が犠牲になる」と実感する。仮設住宅では、老人の孤独死も珍しくない。それも犠牲者だ、と思う。「原発はいろんなものを壊したが、又動き始めた。これも国策なんだな」。冷たい北風を肌に感じながら、岩間は遠くの山に目をやった。その向こうには、気の遠くなるような廃炉作業が続く福島第一原発事故がある。
(12月15日沖縄タイムス「私たちはどこへ 戦後70年」より抜粋)
◆伊方海水漏れ 約9万4千リットル 放射性物質含まず
愛媛県と四国電力は15日、定期検査中の四国電力伊方原発1号機(愛媛県伊方町)で、タービン建屋地下1階の配管から冷却用の海水約9万4千リットルが漏れたと発表した。 (後略) (12月15日東京新聞2面より抜粋)
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