たんぽぽ舎から TMM:No2699
- 2016年 2月 5日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2699】
2016年2月5日(金)地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.NOX燃料プルサーマル発電を論じない原子力規制委員会
~より危険な高浜3号機プルサーマル発電の再稼働を黙認~
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その82
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
-第29回東電解体!東電本店合同抗議の報告-
渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.寒い寒い、雨も降り出し、体は冷え冷え、
だから、怒りの炎をしょって、今日も来ました官邸前。
1月29日第181回金曜官邸前・国会前抗議行動の報告
にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア)
★4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
◆2月14日(日)第27回被ばく学習会
「3.11あのとき双葉町でなにが起こったか」
★5.新聞より
◆ 福島第一原発の南側、貝など減る 国立環境研調査
(2月5日東京新聞より)
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脱原発川柳 【日本よ たかが電気で 亡ぶ気か】 乱 鬼龍
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※2/9(火)学習会のお知らせ
=マイナンバー制度のからくり=ホントにヤバイよマイナンバー
安倍政権はなぜ、マイナンバー制度を強引に推し進めるのでしょう?
良いことずくめばかり言っているけれど、本当? 不安を抱き、戸惑っていませんか?どうしたらいいの?
マイナンバー制度に詳しい白石孝さんに聞きましょう。
日 時:2月9日(火)19:00より21:00 (18:30開場)
お 話:白石孝さん (プライバシーアクション代表、共通番号いらないネット世話人)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円
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※関西電力高浜原発「4号機」の再稼働反対!バスツアー募集中!
2月20日(土)から21日(日)高浜へ大型バスで行きます!
申し込み:先着順45名 (定員になり次第、締め切ります) 電話 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797
呼びかけ:「再稼働阻止全国ネットワーク」(問合せ先:070-6650-5549)
詳細は【TMM:No2698】参照して下さい。
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┗■1.NOX燃料プルサーマル発電を論じない原子力規制委員会
| ~より危険な高浜3号機プルサーマル発電の再稼働を黙認~
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その82
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
高浜原発3号機の再稼働により、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使うプルサーマル発電が、新規制基準施行後に国内で初めて稼働されてしまった。
このプルサーマル発電については、後述の様に沢山の問題がある。
ところが、原子力規制委員会の高浜3,4号機の審査情報にはプルサーマル発電のことが出てこない。設置変更許可では皆無を確認。工事計画と保安規定の認可においても記述を見つけられない(無いと断言できるほどすべてを確認してはいない)。
原子力規制委員会は「新規制基準」でも「審査」でも、プルサーマル発電問題をスルーしている。プルサーマル発電は、核燃料の検査データ不正や原発事故により、当初計画が10年以上遅れ、やっと2009年から玄海、伊方、福島第一、高浜の順に運転されたばかりだった。海外でも多くの国で中止され、実績のある欧州でも今は積極的にプルサーマル発電を続けようとしているのはフランスだけだ。
プルトニウム管理と核燃料サイクルにもからむプルサーマル発電、福島以前の安全性の見直しもせずに「新規制基準」を作り、審査でも表立っての言及を避けて合格証を出した原子力規制委員会。
さすがに再稼働推進委員会だ。
参考:(プルサーマルについて「ウィキペディア」は以下のアドレスです)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB
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┗■2.東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!
| 放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
| -第29回東電解体!東電本店合同抗議の報告-
└──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)
○節分の2月3日(水)、午後5時30分から6時20分まで、再稼働阻止全国ネット主催の「高浜原発3,4号機再稼働阻止!」関西電力東京支社抗議行動(富国生命ビル前:メトロ内幸町駅A7出口すぐ)が行われた。参加者は、約70人。
○引き続き、午後6時30分から、東京電力本店前で「東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、123の賛同団体と共に、第29回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約110人。
○オープニングコールの後、商店経営の男性から、「東電福島原発事故が起きて丸5年になるが、東電経営幹部は原発事故に対して、無責任、無自覚、無節操な対応に終始している。自分は、経営者の端くれとして恥ずかしいし、非常に憤りを感じている。」旨の発言があった。
次に、川崎在住の男性(官邸前抗議でお馴染み)が大きな和太鼓を持参され、迫力ある「抗議の太鼓」を演奏された。続いて、「日本音楽協議会」と「たんぽぽ合唱団」による「音楽での抗議」が行われ、美しいハーモニーが夜空に響いた。
更に、情勢報告として、春橋さん(希望のエリアでお馴染み)から、福島原発事故現場の放射能汚染水について、一日当たりの汚染水が増加傾向のため貯水タンク空き容量の余裕が無くなりつつあること、切り札とされる「凍土遮水壁」の実効性が不透明であることが紹介され、今後数か月の動向を注視することの必要性を訴えられた。
その後、脱被ばく実現ネットなど8団体から、アピール、関連イベント告知があった。
最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌って抗議行動を締めくくり、午後7時40分に終了。また、カンパが28,000円寄せられました。ご支援、ありがとうざいます。
終了後、13名の有志による懇親交流会が、近隣の居酒屋でなごやかに開催された。
◎2015年1月~12月 会計報告(本抗議は、皆様のカンパで支えられております)
・収入:繰越金30,816円、カンパ399,457円、特別収入2,004円 計432,277円
・支出:紙代・印刷代249,618円、マイク・横断幕等機材費55,238円、
会議室代・タクシー代等運営費93,890円 計398,746円
・差引収支:33,531円
◆次回の東電本店合同抗議は、原発事故が始まって5年目であり、特別版として以下の要領で行います。
第30回 東電本店「連続」合同抗議
(PART 1)日時:2016年3月10日(木) 18:30~20:00・・東電は、責任をとれ
(PART 2)日時:2016年3月11日(金) 18:30~20:00・・私たちは、「福島」を忘れない
場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
都合の良い日に東電本店に集まり、東電の責任を追及する抗議の声を挙げましょう。
引き続き賛同団体を募集中!
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┗■3.寒い寒い、雨も降り出し、体は冷え冷え、
| だから、怒りの炎をしょって、今日も来ました官邸前。
| 1月29日第181回金曜官邸前・国会前抗議行動の報告
└──── にしざきやよい (たんぽぽ舎ボランティア)
1月29日、関電前は、先に抗議している人たちが2~30人いたでしょうか。私達も合流し、火炎瓶さんも来て、プルサーマルの危険性に加え複数台数設置の怖ろしさ、住民避難の困難さ、問題山盛りでスピーチは続きますが、官邸前にも行かねばならないので、途中抜けです。
テントにたどり着く前に、雨が本降りになりそうなので、途中の地下街のどんづまりで、カッパスタイルに。今日は寒いので、耳当ての付いた帽子被って来たのですが、防水ではないのでしっとりと濡れて冷たいこと。その帽子の上からカッパのフードを被り、何とかこれで行けるかな。
雨の日は家で雨音を聞きながら、あったかい紅茶でも飲み、最近マイブームの圓生の落語でも聴きながら、ソファーでウトウトするのがイイなぁ。それが冷たくなってビラ配らないといけないなんて!其れもコレも「原発推進したせいさぁ」これ以上再稼働許さへんで~。此処で星飛雄馬なら目から炎が出るとこですが、悲しいかなただのおばちゃんなので、気分だけバックに炎しょってます。
さて、天候の関係で国会前はなし、だけどキャンドルの方たちは来てました。寒々しい国会前も此処だけは、ほっこりしてます。
希望のエリアは、お立ち台なしの平場抗議スタイル。参加者はいつもと変わらず、女神様も元気にコール。
今日は、平場でなんかハードルが低かったので、2月3日と3月10日、11日の東京電力本店前抗議の宣伝をしました。「今の再稼働の動きは、ひとえに東電が事故の責任を取らなくて済んでいる今の状況にある!東電前でその事を抗議しましょう!」なんて感じの事を言ったと思います。
そしたら私の後にスピーチに立った、(大学生ひょっとして高校?)男の子が、「東電の責任を追及するのは、大切な事。僕も2月3日には、東電前に行きます」と言ってくれて、おばさん嬉しくなってしまいました。
時折雨が強くなり、冷え込みもきつくなりましたが、皆さん最後まで元気にコールしてました。此処にきてる人達は、ホント、タフダヨネ。
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┗■4.メルマガ読者からイベント案内(問い合わせは主催者へお願いします)
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◆ 2月14日(日)第27回被ばく学習会
「3.11あのとき双葉町でなにが起こったか」
チラシhttp://xfs.jp/c9zXV
3.11原発事故からもうすぐ5年です。改めて原点を見つめたいと思います
事故から5年たって、政府は着々と原発再稼動を実施しようとしています。いま私たちが教訓とすべきことは、大事故が起きればいかなる安全「計画」も無用の長物になるということです。
福島県双葉町の災害対策本部は、「住民を護る」ために政府・県が約束していた防災計画が、訓練どおりに実施されず無視されていくことを見て、全町避難を自主的に実施しました。学習会では、前双葉町町長の井戸川克隆さんをお招きして、当時の「事実」を確認します。
「学習会」側からのリポートと井戸川さんからの講評を、対話形式で展開します
日時:2月14日(日)13:15開場 13:30-17:10
場所:文京区アカデミー茗台(めいだい)1階レクリェーションホールB
文京区春日2-9-5 Tel 03 (3817) 8306
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅下車、
資料代:800円(学割あり)
申込:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
主催:放射線被ばくを学習する会 http://www57.atwiki.jp/20030810/
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┗■5.新聞より
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◆ 福島第一原発の南側、貝など減る 国立環境研調査
東京電力福島第一原発事故後、同原発の南側の海岸で、貝類など無脊椎動物の種類や生息数が減少したとの調査結果を国立環境研究所(茨城県つくば市)のチームが4日、発表した。
同研究所の堀口敏宏室長は「東日本大震災の津波の影響だけでは説明できない。原発事故で漏れ出た放射性物質や化学物質が親潮の流れで南下した可能性もあり、室内実験をして原因を調べたい」としている。
チームは2013年5-6月、宮城、福島、茨城県内の七地点で、潮の満ち引きで海になったり陸になったりする「潮間帯」と呼ばれる海岸に生息する貝やフジツボなど無脊椎動物の種類数や生息数を分析した。
0・25平方メートルの枠内でかき取った生物の種類数を調べたところ、福島第一原発の北側に位置する福島県双葉町の調査地点では合計17種類だったのに対し、南側の大熊町は八種類、富岡町は11種類だった。茨城県神栖市や宮城県石巻市と比べても、南側の二町は少なかった。
また、1平方メートル当たりの総個体数について1995年に東電が実施した同様の調査結果と比較すると、大熊町と富岡町が当時の平均数を大きく下回っていた。
(2月5日東京新聞より)
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