【案内】福島原発事故緊急会議 連続シンポジウム第10回(14日午後、スペースたんぽぽ)
- 2016年 2月 9日
- 催し物案内
- kimura-m
福島原発事故緊急会議 連続シンポジウム第10回
福島第1原発事故から5年
切り捨てられるフクシマの今
そして加速する原発再稼働
■講演:武藤類子
(福島原発告訴団団長)
*伊方、高浜についての報告もあります。
■2016年2月14日(日)
13時15分開場、13時30分開始
■資料代:500円
■場所:スペースたんぽぽ
千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階
■主催:福島原発事故緊急会議
090-1705-1297(国富)
福島第1原発事故から5年を迎えようとしている今、
福島では「復興」の掛け声の下に、10万人を超える被
害者・避難した人びとへの補償打ち切りと「帰還」が強
制的に進められています。
まるで、原発事故がもう過去の出来事になってしまっ
たように進められる「復興」キャンペーンの中で、まっ
たく変わることのない放射能汚染、被ばく労働の現実が
覆い隠されています。しかしこの現実に対して福島の被
害者たちは声を上げ、政府や電力会社の責任を追及する
闘いが繰り広げられています。
取り返しのつかない事故を引き起こした東電幹部の刑
事責任を問う裁判、そして避難の権利と健康に生きる権
利を求め、住宅支援と賠償の打ち切り撤回を求める福島
からの訴えに応えなければなりません。
福島の被災者たちの声を押しつぶそうとする政府・電
力資本の圧力と、原発再稼働へのやみくもな突進は一体
のものです。昨年の川内原発1・2号機再稼働の強行に
続き、安倍政権は愛媛県の伊方原発、福井県の高浜原発
の再稼働を進めようとしています。高浜原発3、4号機
を巡っては昨年4月に福井地裁で再稼働差止めの仮処分
決定が出されましたが、12月24日には一転してこの
差止め仮処分を取り消すという理不尽な決定が下されま
した。あくまで原発にしがみつく政府・司法・財界の強
い意志がここに示されています。
!
2月14日、福島原発告訴団団長の武藤類子さんをお
呼びして私たちは10回目となる連続シンポジウムを開
催します。またこの日のシンポジウムでは、川内に続く
高浜・伊方原発の再稼働阻止にむけて緊急会議からの問
題提起も行う予定です。
5年目を迎える福島原発事故の責任を追及し、新たな
原発再稼働を阻止する声をともに上げましょう。
2・14シンポジウムにぜひご参加ください。
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