たんぽぽ舎から TMM:No3156
- 2017年 8月 25日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No3156】
2017年8月24日(木)地震と原発事故情報-
9つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.近隣より子ども連れの若い家族がたくさんいて
参加者の平均年齢がぐっと若かった
福島やニセコ、札幌など各地からのバンドが
脱原発と反戦を若々しく歌う
「2017とまロック 泊原発止めよう」集会に参加
青山晴江 (たんぽぽ舎会員)
★2.東京湾、仙台湾の深刻な汚染
さらにトリチウム放出の危険
「脱被ばく実現ネット」
★3.地震と火山大国の日本に原発は最大の政治課題
島 安治 (メールマガジン読者、横浜市在住)
★4.大飯原発訴訟控訴審の現状報告動画
木原壯林 (若狭の原発を考える会)
★5.メールマガジン読者の声
牧 太郎氏に大賛成! 渡瀬維男 (メールマガジン読者)
★6.メルマガ読者からの原発情報1つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★7.メルマガ読者からの「新潟日報」情報2つ
金子 通 (たんぽぽ舎会員)
★8.メルマガ読者からイベント案内
(お問い合わせは主催者へお願いします)
◆9/2(土)奥間正則さん講演会
基地建設問題とハンセン病から考える沖縄~差別の構造
会場:連合会館201会議室
主催:アジア太平洋資料センター
★9.新聞より1つ
◆再稼働1年 何年かかっても廃炉を
伊方原発ゲート前で座り込み
(8月12日愛媛新聞より抜粋)
━━━━━━━
・脱原発川柳【原発の 底なし沼に 注ぐカネ】 乱 鬼龍 (転載自由)
━━━━━━━
※首都東京に一番近い原発・老朽原発「東海第二原発」を動かすな!
20年運転延長を許すな!8/26ヒューマンチェーンに参加しよう
日時:8月26日(土)13時20分より15時
会場:東海村阿漕が浦公園 ヒューマンチェーン14時40分より
主催:原発いらない茨城アクション実行委員会
たんぽぽ舎も参加します。
━━━━━━━
※8/27(日)お話と激励会にご参加を!
「ますます悪くなる事故後7年目の福島」
お 話:木幡ますみさん(大熊町町会議員)
日 時:8月27日(日)14:00より17:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:1500円(軽食と飲み物含む)
━━━━━━━
┏┓━━
┗■1.近隣より子ども連れの若い家族がたくさんいて
| 参加者の平均年齢がぐっと若かった
| 福島やニセコ、札幌など各地からのバンドが
| 脱原発と反戦を若々しく歌う
| 「2017とまロック 泊原発止めよう」集会に参加
└──── 青山晴江 (たんぽぽ舎会員)
◎ 8月19日(土)~20日(日)の「2017とまロック 泊原発止めよう」集会に参加し
ました。
19日、小野有五先生の解説で泊周辺の地形・地質巡検バスツアー。5時間で7
か所程の地層を実地見学。「坂には理由がある、坂道があることは地質の変化が
見られる」というお話から始まり、泊原発敷地内には40万年前以降の活断層があ
り、新規制基準の「将来活動する可能性のある断層」であるということを、目の
前の崖の砂の層や兜岬の断崖、海岸の岩などを指して説明されました。昨秋同様
バスは満席50人程、とても勉強になる中身の濃いツアーでした。
19日午後、岩内港公園でライブパフォーマンスを日没まで。その後、文化セン
ターで「どうする原発に頼らないマチづくり」のパネルディスカッション開催。
会場は130人の熱気にあふれ、「地産地消」に切り替える食料とエネルギー、原
発のない地域経済の発展、岩内漁業の原発に翻弄された歴史、共和町の農業の変
化などお話があり、これからの原発に頼らない町づくりへの参加者の真摯な思い
が伝わってきました。
◎ 20日(日)午前より前日に続いての「とまロック」。島キクジローさんはじめ
福島やニセコ、札幌など各地からのバンドが脱原発と反戦を若々しく歌い上げて
いました。昼過ぎアイヌ民族の大地への祈りと演奏をポンペさんがおごそかにさ
れました。
集会では、9名の発言。原発被災地福島の話を大熊町の木幡ますみさんが、青
森大間原発について中道雅史さんが、また北海道がんセンター名誉院長の西尾正
道さんは「泊、岩内のガンは北海道1・2位である。なにより健康の面からみて
原発は早く無くさなくてはならないものだ」とトリチウムの危険性など訴えられ
ました。再稼働阻止全国ネットワークより山田和明さんが選挙も頑張りましょう
と一声あげて、私も今月はじめの若狭高浜講演会での「原発に頼らない町づくり」
や現地音海地区の原発延長運転反対へと変化してきた空気についての報告をさせ
ていただきました。
◎ 集会参加者は、昨秋の荒天の時より少なめでしたが、ニセコなど近隣より子
ども連れの若い家族がたくさんいて、参加者の平均年齢がぐっと若かったです。
デモは、その子どもたちが先頭を歩き港から町中へ。今回、家の前に出てきた
り、手を振ってくれたり、挨拶を返してくれたり今までとない町の人々の反応を
感じました。
ここでも地元の人たちの頑張りで空気が変わりつつあるのではと希望を持ちま
した。
デモ終点地には木田金次郎美術館があり、かつての賑わいのある岩内港や川辺
の村が明るい色彩でキャンバスに描かれていました。
再びこの明るさを取り戻すために頑張ろうと励まされる思いでした。
※参考新聞記事
「泊原発敷地に活断層」小野有五北大名誉教授 あらためて指摘
【共和】北海道泊原発(後志-しりべし-管内泊村)周辺の地形・地質の見学会が
19日、後志管内共和町などで開かれた。(中略)
見学会では原発から約10キロ南東の共和町幌似(ほろに)にある地層を視察。小
野さんは「この地層は33万年前の河口に形成された三角州であり、泊原発敷地内
までつながっていた。敷地内の断層はこの33万年前の三角州の地層を切っている
ので活断層に当たる」と指摘した。見学会は住民団体「後志・原発とエネルギー
を考える会」主催で道内外から約50人が参加した。
(8月20日北海道新聞より抜粋)
┏┓
┗■2.東京湾、仙台湾の深刻な汚染
| さらにトリチウム放出の危険
└──── 「脱被ばく実現ネット」
平成26年3月に海上保安庁が行った日本近海の放射能調査報告書の24年(2012)
のセシウム137の海水濃度の抜粋があります。セシウム137は半減期が30年
で現在も汚染が心配されています。今年になっても銚子沖で獲れた魚や利根川河
口などでとれた魚などからセシウムが検出されています。
◎汚染が溜まり易い東京湾と仙台湾
資料によると、仙台湾、東京湾の汚染が突出しています。流域に汚染された森
林や放射能のホットスポットがある荒川、隅田川、江戸川、花見川などの流れ込
む東京湾の汚染は深刻で、湾口が狭いため汚染土が溜まり易くなっています。
海上保安庁の調査でも海洋土に関しては「仙台湾、東京湾は平成23年と比較し
(24年の方が)濃度が高くなっている。」と報告しています。
◎更なる汚染の危険-トリチウム水の放出
東京電力福島第一原発事故は依然として収束にはほど遠く、高濃度放射線を含
んだ鉄塔の倒壊の危険や、新たな地震・津波等の危険にも充分対処できていない
ままで、現在も原子炉を冷やし続けるための水が汚染水となりどんどん増えてい
ます。
「汚染水は約77万トンが巨大なタンク約600基にためられている」(2017.7.16
福島民友)
そのような中、東電の川村隆会長が、トリチウムを含んだ水を海に放出する判
断を「もうしている」と発言し地元漁民の皆さんをはじめ、多くの人たちが反対
しています。
トリチウムは三重水素のことですが、水素と同じ性質を持ち、取り除くことが
難しく、現在も汚染水の中にトリチウム水として含まれています。トリチウムの
危険性については多くの人が指摘しており決して海に流してよいものではありま
せん。
トリチウム水が口や鼻、皮膚から吸収されると、体内のどこにでも運ばれ、通
常の水素がトリチウムに置換され、体の構成要素になります。『体内でトリチウ
ムが遺伝子の構成元素になると、それが崩壊して放射線を出した瞬間にトリチウ
ムがヘリウムになり、遺伝子DNAが突如壊れるので大変危険です』(槌田敦氏)
(食品と暮らしの安全基金より)
(「脱被ばく実現ネット」チラシの裏面より抜粋)
┏┓??
┗■3.地震と火山大国の日本に原発は最大の政治課題
└──── 島 安治 (メールマガジン読者、横浜市在住)
8月21日夕方のTBSラジオに元文科省次官の前川喜平さんが登場:
「…任期中、『もんじゅ』を止めることになったのに、高速炉は抜け道継続(経産
省の主導)でこれは釈然としない、そして、地震と火山大国の日本に原発は最大の
政治課題と言って過言でない…」と、自然体で言っておられました。
┏┓ue
┗■4.大飯原発訴訟控訴審の現状報告動画
└──── 木原壯林 (若狭の原発を考える会)
原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様
大飯原発福井訴訟弁護団長の島田 広さんが、同訴訟に関する非常に分かりやす
く、説得力のある動画を作成されています。
ご存知の方も多いとは思いますが、お知らせします。
なお、島田様から広くご紹介することのご許可を戴いています。
島田 広さん作成の動画
170820大飯原発訴訟控訴審現状報告
「福島事故の反省はどこへ 崖っぷちの関電を
救済する名古屋高裁金沢支部」(13分)
https://www.youtube.com/watch?v=fgDDOBK0R4U&feature=youtu.be
┏┓
┗■5.メールマガジン読者の声
| 牧 太郎氏に大賛成!
└──── 渡瀬維男 (メールマガジン読者)
8/23発信・地震と原発事故情報【TMM:No3155】の★5.新聞より
◆“東京五輪病”を返上!2つの理由(酷暑と異常なメダル競争)
牧 太郎(客員編集委員)を読んで
アメリカのインフラ投資にGPIFを原資とした51兆円の超超大献金(安倍首
相は2月の日米首脳会談でトランプ氏にひざまずいて献納した)を発表しました
が、なぜか問題視する動きナシ!でした。
これに比べれば違約金など微小の極み。
久米元キャスターも五輪返上の同意見、賛同のウネリを創り出そう。
リオの閉会式で、安倍は電通か博報堂に数億円で作らせたというバカバカしい
寸劇で「地球の反対側から地中を潜ってロスに飛び出した」人形だとばかりの得
意のポーズを取った。
だったら帰りは同じ地中を潜って東電福島第一原発の玄関前に飛び出せ!と言
いたかった。
┏┓
┗■6.メルマガ読者からの原発情報1つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.<原発事故>来春再開の小中「通学せず」95%
福島・浪江の保護者調査
河北新報8/23(水)13:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170823-00000021-khks-soci
┏┓
┗■7.メルマガ読者からの「新潟日報」情報2つ
└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)
◆東電が再稼働プロジェクト-柏崎原発、地元説明なく設置
東京電力が「KK(柏崎刈羽原発)6/7号機再稼働プロジェクト」と名付け
た取り組みを本社と同原発で進めていることが22日、分かった。東電は対外的に
は「(同原発の)再稼働について言える時期ではない」と繰り返しているが、社
内では再稼働という目的を前面に打ち出していた。
プロジェクトについて、県、柏崎市、刈羽村の担当幹部はいずれも「知らなか
った」としており、東電は立地地域に説明していなかった。
(8月23日新潟日報より)
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170823342003.html
◆柏崎原発再稼働プロジェクト-新潟県米山知事、東電に不信感
東京電力が柏崎刈羽原発6、7号機の「再稼働プロジェクト」を社内に設けて
いたことについて、米山隆一知事は23日の記者会見で「(東電は)再稼働ありき
ではないと言っているわけだから、その通りに行動してほしい」と不信感をにじ
ませた。自身の東電に対する信頼が失われたとも言及した。
(8月24日新潟日報より)
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170823342174.html
┏┓
┗■8.メルマガ読者からイベント案内
| (お問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆9/2(土)奥間正則さん講演会
基地建設問題とハンセン病から考える沖縄~差別の構造
日 時:9月2日(土)14:00~17:45(開場13:30)
会 場:連合会館201会議室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)
主 催:NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
定 員:90名(予約優先)【PARCイベント申込フォーム】
http://www.parc-jp.org/guidance/form06.html参加費:PARC会員:500円 一般:1000円
高江・辺野古の基地建設現場で抗議の声を上げる土木技術者・
奥間正則さんが話します。
「ケーソン護岸の問題」や「海上ヤード中止」等の最新情報、
基地問題とハンセン病の差別の構造、是非聞いて下さい。
詳しくはこちらを
http://www.parc-jp.org/freeschool/event/170902.html
┏┓民友
┗■9.新聞より1つ
└────
◆再稼働1年 何年かかっても廃炉を
伊方原発ゲート前で座り込み
「東京電力福島第一原発事故は終わっていない」「伊方原発を止めろ」
四国電力伊方原発3号機(伊方町)の再稼働1年を前にした11日、伊方町九町の伊
方原発ゲート前で座り込み行動があり、県内外から参加した約35人が原発反対の
声を上げた。(中略)
「再稼働から1年が経過するが、止まらんかった。でも絶望感はない。絶対に
止めるという強い気持ちで連帯し、何年かかっても廃炉まで続ける」。長年原発
反対を訴えている会の斉間淳子さん(73)=八幡浜市=は、強い日差しが照りつけ
る中で声を振り絞った。(後略)
(8月12日愛媛新聞より抜粋)
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり
ます。予めご了承ください。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。