孫崎享氏のTwitterより「点数上げた組織、点数下げた組織・危機と自衛隊・事故と財界・米軍・・・」
- 2011年 3月 22日
- 時代をみる
- 孫崎享
リビア攻撃
リビア攻撃、米英仏主導。NATO諸国内違い次第に表面化。独、軍事行動に参加せず。トルコ消極的、イタリア軍行動がNATOに移行しなければ伊内基地使用に消極的、安保理決議時にアラブ連盟の支持が不可欠であったが、連盟必ずしも全面支持でない発言。今後軍事行動をどこまでするかで割れる可能性 about 4 hours ago webから
ロシア内政
従来メドヴェージェフ大統領はプーチン首相の操り下と見られた。リビア攻撃めぐり「メ」とプーチン対立。プーチンはリビア攻撃を認めた安保理決議を十字軍に例えて非難(21日ロイター)、「メ」は「安保理決議間違っているとは思わない。十字軍との比較許されず」(23RIA)興味津津 about 4 hours ago webから
原子力
文部科学省、全国放射線モニタリング状況は重要なソース源。危険は単に距離だけで解らない。場所によって変化(気象条件でも)福島県北西部30K離れた所で110マイクロシーベルト/時(読み方間違わなければ)等高い数字が出ている。要チェック about 6 hours ago webから
災害と国際金融
友人、山崎一郎氏の論評「米国債市場の大暴落に備えよ」送付。要旨;今次日本への災害は、崩れかかった米国債市場をさらに弱体化。日本による米国債購入の停止に加え、日本は再建、復興の巨額コストを調達するために日本の米国債保有の相当部分を売却必死。日本20%弱保有。中国(米国債の20%を保有)がますます米国債への投資を逡巡。唯一の買い手は米連銀。世界最大ファンドマネージャーPIMCOが米国債保有を清算。米国権力の完全な決定力麻痺(共和党と民主党の対立)、日本は二十年の慢性的な経済危機でひどく弱体化し、世界最大規模の政府負債 限られたエネルギー供給と商業・工業供給網の崩壊の中で、大規模復興と重大変化の両方を長期にわたって財政的に支える必要性に直面。同時に日本は近年、世界統治システムの欠くことが出来ない構成部分。東京は、世界の主要金融センターの一つ、外国通貨取引市場の三大ハブの一つ、日本経済は、世界経済に不可欠な電子部品を大量に供給。更に、50年を越す米国による世界の経済、通貨、金融支配の支え。日本は、中国の増大する力と米国の弱体化に対応し、中国圏にどんどん引き付けられる。 今次の危機は、日本が中国にどんどん引き寄せられる傾向を更に急速化するであろう。中国はその巨大市場を日本企業にさらに開放して日本経済を直接助けつつ、同時に日本に巨額の金融的支援を提供する能力があるのは中国だけ。本論評はLEAPの発行「GEAB」の巻頭記事 about 8 hours ago webから
石原知事と菅総理
「みなさんの家族や奥さんにすまないと思う。ああ…、もう言葉にできません。本当にありがとうございました」。消防隊員からの活動報告を受けた石原知事は、涙を隠さず、深々と礼をした。]菅総理も同じ対応を自衛隊員にとったに違いないのに(?)どうして報道ないのだろう、???? about 17 hours ago webから
21日ファイナンシャル・タイムズ紙
原子力:21日ファイナンシャル・タイムズ紙:日本不安が緩み、世界の株式上昇。」世界各地の報道、福島原発の大惨事当面回避の流れで報道開始。 about 17 hours ago webから
東電副社長
殿、ここは私目におまかせを。東電副社長(原子力担当)は21日記者会見し、「ご迷惑をお掛けし心からおわび申し上げます」と謝罪 about 18 hours ago webから
放射能拡散分布
iidatetsunari ノルーウェー気象研究所もが放射性ダストの行き先予報を出したとのことです。Japanの下の青い矢印をクリックしてください http://bit.ly/grilxz about 21 hours ago webから
米軍動向
原子力:米軍動向:21日星条旗新聞:避難第2便月曜日出発。8千名強登録。木曜日の段階緊迫。いま、雰囲気緩和。次第になぜ急がなければならないか、なぜ今離日、という空気出てきて残留決める人出てきている。学校継続中。ちなみにペット(多分犬)貨物各機10. about 21 hours ago webから
「あ、笑えてきた」
このフジテレビメンバーで菅総理解説特番作ったら。きっと視聴率上昇:お笑いよりずっといい。読売:フジテレビは12日夜首相記者会見中継時、取材スタッフの音声が誤って数秒間放送、21日、謝罪した。 音声は「ふざけんなよ、また原発の話なんだろ」「あ、笑えてきた」などと、聞き取れる内容 about 23 hours ago webから
サッカー日本代表
うれしい話でないか。海外にいると祖国日本の有難味わかる。21日共同:サッカー日本代表は被災者支援のため、29日の慈善試合でJリーグ選抜と対戦。欧州組12人は全員の参加が確定。長友は15日試合後に「どんなに離れていても心は一つ」「最後まであきらめずに戦うことで希望を与えられたら」 about 23 hours ago webから
米軍ここまで警戒か!
原子力:米軍ここまで警戒か!19日3時49分星条旗新聞:米軍はポタシウム・イオダインを本州基地における放射線障害に対する予防として配布を開始した(注:PIは原子力発電所事故に甲状腺を守る薬1982年米国FDAで承認)。現段階では公衆衛生に害を与える状況でない旨説明。決定はあくまで予防措置。本薬の要望は在日海軍司令官からあったもの。それを本州全米軍基地に拡大。略称KI(PIではなかった)は福島原発から放出される放射線ヨードが甲状腺に入るのを阻害する。KIはヨードをあまりにも多く保有し、24時間は新たなヨードが体内に入るのを阻止 about 24 hours ago webから
20日東洋経済
20日東洋経済:原子力発電所の事故が進展、それを国民が注視。、国と東京電力の危機管理能力は「国民の期待値」を下回った、、厳しい現実が目の前に。 今回の事故で、改めて原子力発電のリスクが世界に認識された。吹き飛んだのは原子力発電所の建屋だけでなく、原子力に対する信頼でもある 2011年3月21日 13:47:52 webから
何書いても害小。しかし健康別
共同:前川静剛:放射線の人体への影響。分かりやすく説明したい。最初に言っておきたいのは、半径20キロ圏の外側で観測される放射線のレベルでは、健康には問題ない、ということだ」記者が何書いても害小。しかし健康別。米国がなぜ80キロ内の避難勧告したか、記者ならそれ位勉強して書いて。危険 2011年3月21日 11:50:59 webから
英国友人の連絡
英国友人の連絡:We are deeply impressed by the bravery and amazing resilience of the Japanese people in the face of near unbelievable catastrophe. 2011年3月21日 11:01:47 webから
20日付ウォール・ストリート・ジャーナル紙
20日付ウォール・ストリート・ジャーナル紙「日本は原子力惨事をくい止める戦いの中で潮の流れを変え勝利を得ている」と報道。一歩一歩、献身的努力の上にそうあって欲しい。 2011年3月21日 10:18:41 webから
菅首相は21日視察を中止
21日朝日:菅首相は21日午前予定の石巻市と福島県視察を中止。原発で放水作業視察予定。天候不良のため、」流石東工大卒。雨の日一時的に線量率が高くなることある。管総理は日本にとってかけがえない人材。視察なんかで放射線大量に浴び健康に害すれば日本の損失。大英断を心より歓迎する。。。? 2011年3月21日 9:23:09 webから
リビア攻撃
私は疑問。正当化する論理を21日読売社説から。(1)今回の作戦は、国連安全保障理事会の決議1973に基づく正当な人道的介入。決議は、政権側の攻撃にさらされる市民を保護するため、「占領以外の全ゆる措置」を承認。安保理決議で、中国、露、独、印、ブラジルが棄権。暗黙の承認 軍事介入を求めたのは、圧政に苦しむリビア国民。日本政府支持を表明は当然」私はなぜ疑問に思うか。この原則採用時、全ての国に軍事介入可、政権に反対のグループ存在。武力で解放志向。彼らに武器供与。蜂起。政府弾圧。人民抑圧理由に軍出動。第2次大戦後軍事行動抑制。今規制外れる 2011年3月21日8:49:14~ 8:58:21 webから
説明するのが企業人としての責任
20日朝日:東電小森常務が18日夜、東電役員として震災後初めて県災害対策本部を訪れ県民にお詫び。(いつ収束できるか ) 「事態は非常に厳しい状況が続いていることに変わりはない。電源の復旧などを死にものぐるいでやる。収束はお話できない状況です」(社長は)東京で陣頭指揮、東電社長、国民の前に出て小森常務のいう「事態は非常に厳しい状況が続うている。収束はお話できない状況です」を、現実にどうなっているか、東電として今後どうみているか説明するのが企業人としての責任でしょう。怖いですか。少なくともそれ位は緊急にして下さい 2011年3月20日18:20:51 ~18:32:48 webから
星条旗新聞
米軍、星条旗新聞(1)米軍家族の自主避難第一便で233名出発(2)避難希望者は総計7900名(3)電源炉の一部に接続されたが依然炉のメルトダウンの可能性存在、その際には(東京)地域に危険な放射線拡散(4)避難で、福島で醸成されつつある危機の南側にある大東京地域を優先。三沢は後 2011年3月20日 17:57:59 webから
事故と財界
近年、日本政治で財界人を登用すれば最高の布陣という空気が日本社会を覆っていた。本当にそうだろうか。この人々は自己の企業を儲けさせることを教育されてきたので、何も社会全体を見渡して行動するように育てられたわけでない。今回の事故はその点を明確に示した。 常に財界の主要な一翼を担ってきた(経団連会長、副会長を輩出)東電という代表的会社が日本存続まで危うくするという危機を作りながら、全く自己の責任を果たさなかった(発電機への送電を復旧させることにより冷却機を稼働させる努力は早期に実施出来た。なお現場作業員の悲惨な状況は別問題)。他の財界人から東電に社会的責任を果たせという助言も聞かれず。逆に米倉経団連会長は16日記者会見で原発事故について「千年に1度の津波に耐えているのは素晴ら「耐えて素晴らしい」というしいこと」と発言している。深刻な被害の危機を作り、自己で処理できない状況を評価はどこからとでるのか。耐えたのは事故を見ながら社長等が地位を続けるという耐えだろう。この発言が財界トップである。財界人が、金もうけからある日突然社会に貢献できる人物に変身するということはない。財界人を登用すれば日本をリード出来るという幻想も捨てた方がいい。 2011年3月20日7:15:59 ~7:22:20 webから
自衛隊と米軍
今回の福島原発の危機をめぐり、単純な事実が浮き彫りに。自衛隊は日本という社会・国を守るために、個人の犠牲が想定される時でも任務のために動く組織であること。そして米国は自己の利益を考え、危機に必ずしも前線に出るとは限らないこと。後者についていえば、米国はオバマ大統領以下、福島原発の危機を深刻に考え、大惨事が起こる可能性が十分高いとみた。そのレベルは日本の多くの人の考えるレベルを超える。自らデータ収集のために原発上空を飛んだ。米軍450人放射線事故専門部隊、日本へ派遣したと伝えられた(今何処で何してる?) 米軍放水車両を東電に貸与した。防護服を東電に提供した。しかし、福島原発の危機を解消する現場の作業に一人の米軍兵も参加していない(注:「最終段階では米軍が出る」という報道は存在)。逆に軍事船舶の一部を東日本から西日本に移動させ、ヘリを三沢(目的は 被災地支援なので該当しないとされる可能性あり)に移動させる等危機から遠ざかる姿勢を示した。米軍人家族は自主避難(費用米政府負担)を実施した。私は別に米国を非難するのではない。当然の行動である。しかし、この事実は現在日本の安全保障の中心の人々が 「日本の安全は:米軍が守っている」の幻想と一致しない。私は尖閣諸島で日中の武力紛争時、米軍は出てこないと主張してきた。今回、当然な事実、「自分の国を守るのは自分の国の軍であり外国の軍でない」ということを示した。我々はこの事実に基づき日本の安全保障の在り方を考えるべきと思う。:1969年外務省の幹部が集まり「在日米軍基地は逐次縮小・整理し自衛隊がこれを引き継ぐ」という『我が国の外交政策大綱』を作成した。その精神は今日も有効と思う。福島原発をめぐり、自衛隊と米軍の各々の動きを見ることが日本の安全保障の今後を考えるヒントを与えてくれる。 2011年3月20日 6:54:13~7:05:50 webから
日本の新しい力
日本の新しい力を予感させる。どう政治の分野に。19日読売「セ・リーグ開幕、29日に延期…節電も推進」この決定は明らかに世論の抗議によるもの。参考「元巨人・渡辺球団会長が25日開幕の正当性を強調。セ・リーグはあくまで当初の予定通り25日に開幕することになった(17日夕刊フジ)」。 2011年3月19日 23:16:27 webから
点数上げた組織、点数下げた組織
19日共同「放射線量、各地で減少 埼玉県も平常値に」。本当によかった。多分危機回避できるだろう。米英独仏、日本を見直さざるを得ないだろう。点数上げた組織ー自衛隊、消防庁、点数下げた組織(やはりというか)ー官邸、原子力保安院(経産省)、東京電力、財界、米軍、今一つー警察庁 2011年3月19日 21:45:19 webから
19日星条旗新聞
19日星条旗新聞:米軍人家族の自主避難を行う飛行便は横田より、土曜出発。230席。横田では556名登録。横田より計11便出る予定。」福島原発、方向安定に向かっている様相。この状況もう少し早く出ていれば在京外国人の混乱はもっと低かったであろう。 2011年3月19日 17:55:43 webから
自己の責任に全く言及なし
19日朝日:東電社長は事故のレベル5評価に、「我が国が経験したことのない、大規模地震に伴う津波といった自然の脅威によるものとはいえ、事態に至ったことは痛恨の極み」とするコメントを発表。自己の責任に全く言及なし。 初動の無措置、現在収拾を自衛隊などに依存している点への詫び表明なし 9:32 AM Mar 19th webから
米軍は家族自発的避難を勧告
原子力:米軍は家族の自発的避難を勧告。この中横須賀米国小中学校は依然オープン。先生の帰国は認められない。18日付星条旗新聞は水曜日の段階で生徒の出席率は25%減少。あるクラスは出席率50%。現時点で米軍関係者は避難の有無を早期に決定するよう求められている 8:43 AM Mar 19th webから
危機と自衛隊
自衛隊が日本を救ったかも知れない。今週外国人の東京脱出は凄まじい勢いだった。14日仏政府が在京フランス人の東京脱出を勧告したのを契機に、結局、米、英、独等主要国は自国民の東京脱出を勧告し、ドイツ等は一時大使館機能を大阪に移転した。 この脱出は何故起こったか。 地震後の日本政府と東京電力の福島原発に対する対応をみて、大惨事が来る可能性が強いとして、将来の惨事に備える措置として脱出した。米軍も家族を東京地域から脱出させた。最大の懸念は2つ。原子炉内の温度が高まり、炉内でメルトダウン(核燃料が過熱し、燃料集合体または 炉心構造物が融解、 破損する)し、ここから大量の放射線が出ること、及び使用済み燃料の温度が高くなり、反応を起こし大量の放射線が出ることが予想された。福島第一原子力発電所は1,2,3,4と密集し、チェルノブイリを上回る惨事を予測する人もいた。現実に発生すれば東京は一気に危険の圏内に入る。それを予知して外国政府は自国民の脱出を勧告した。これに対し、まず東京電力は全く当事者能力を持たなかった。責任感がない。政府も事態を十分把握しているか不明で適切な措置がとれなかった。万事休す事態が刻々と迫っていた。給水に出向いた 警察庁は目標への給水すら出来なかった。この中、折木統幕議長を先頭に自衛隊が出てきたのである。自衛隊の放水とともに、消防庁の放水車が出てきた。一時期、西側諸国が日本政府としては出来ないであろうとみた冷却に成功する可能性が出てきた。 今日の日本人の通常の行動なら、警察が行ったように、一定の危険を超えない。しかし、事態は一定の行動を、自分の死を賭して任務することを求めた。日本の社会にはほぼ存在しない、自分の生命を犠牲にしても社会、国家のために働く思想が自衛隊には存在していた。福島原発は今後どうなるか判らない。政府が事態を正確に伝えてこなかったので、彼らの貢献がどの程度理解されるか不明だが、しかし、東京の住民はもし自衛隊の行動が無ければ、東京は多くの西側の人々が予測したように住めない地になっていただろうことは記憶に留めるべきである。私はそれだけに自衛隊を無意味な目的への使用に反対である。今日米関係強化の名のもとにアフガニスタン等日本にとり意味のない、かつ世界の平和にとってマイナスの行動に自衛隊を使おうとしている。東アジアでも朝鮮半島有事に使おうとしている。私はこの動きに今後とも反対していく 7:49~8:06 AM Mar 19th webから
(about・・・hours ago は掲載時点=3月22日16時47分現在のもの)
孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校教授。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1268:110322〕
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