たんぽぽ舎から TMM:No3316
- 2018年 3月 15日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No3316】
2018年3月15日(木)地震と原発事故情報-
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.京都地裁で原発賠償京都訴訟の判決-裁判官は国の責任を明確に認めた
今までの判決に比べれば広範囲の
区域外避難者が「被害者」として認められた
16日は東京訴訟の判決です 東京地裁にご参集下さい
鴨下祐也 (福島県いわき市から東京に避難)
★2.3月14日17時、大飯原発3号機再稼働-現地行動報告
原発ゲート前に怒りのシュプレヒコールが響きわたる
私たちは屈しない
4/22関電本店抗議集会にむけ全国から4号機うごかすな!の
声をあげよう
「再稼働阻止全国ネットワーク」沼倉 潤 (たんぽぽ舎)
★3.三日月大造滋賀県知事「大飯原発再稼働容認できず」…ほか
メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★4.原発政策への怒り、島での暮らし-紡ぐ『苦しみいまなお』…
メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
金子 通 (たんぽぽ舎会員)
★5.メルマガ読者からのイベント案内
(お問い合わせは主催者へ)
◆3/19緊急講演会 裁判報告と山城博治の半生
山城博治さん単独講演会100分 裁判報告と山城博治の半生
ところ:なかのZERO小ホール 主催:DAYS JAPAN
◆4/15【学習会】放射性ばいじんの危険性-
焼却炉排ガスが健康に及ぼす影響とは
講師:藤原寿和さん、青木一政さん、中西四七生さん
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※4/12広瀬 隆さん講演
[明治150年の驕慢を斬る-日本近現代史の本当の話]
日 時:4月12日(木)18時より21時
講 師:広瀬 隆 (作家)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
※「予約優先」とさせていただきます。
たんぽぽ舎 03-3238-9035 か、メール nonukes@tanpoposya.net で
ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。受付番号をお伝え致します。
参加費:800円
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※3/17(土)学習会にご参加を!
「3月山崎ゼミ」(先月・今月・来月の原発問題)
「東電柏崎刈羽原発」の問題点
「東電が現在、唯一再稼働を目指している柏崎刈羽原発6.7号機。
新潟はもともと地震が多く、原発立地の地盤は軟弱。
まわりは活断層だらけ…」
日 時:3月17日(土)14:00から17:00
講 師:山崎久隆 (たんぽぽ舎副代表)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.京都地裁で原発賠償京都訴訟の判決-裁判官は国の責任を明確に認めた
| 今までの判決に比べれば広範囲の
| 区域外避難者が「被害者」として認められた
| 16日は東京訴訟の判決です 東京地裁にご参集下さい
└──── 鴨下祐也 (福島県いわき市から東京に避難)
◎ 本日、京都地裁で原発賠償京都訴訟の判決が下った。東電福島第一原発事故
にかかわる集団訴訟として5件目の判決(国も被告とする裁判としては4件目)
です、先ずは国の責任を固められるかが注目されました。
結果、裁判官は国の責任を明確に認めました。これで国は3度断罪されたこと
になります。
◎ 判決の内容については、専門家の視点での分析が必要で有り、いま弁護団は
膨大な判決文書の読み込みをしています。おおまかな部分は各紙報道もなされて
いるので、これに譲り、私は一人の原告の発言をお伝えします。
◎ その方は、区域外避難者として、典型的な苦悩を語っていました。その方は
子供を被曝から守るため、避難指示の区域外から自ら決断を迫られ、避難を選択
したのでした。
しかし、避難生活は苦しく、守りたかった子供も辛い状況に追込んでしまった。
区域外の自分たちは被害者なのだろうか?本当は避難の必要など無かったのでは?
無いものを怖がって、子供に辛い思いをさせてしまったのでは無いか?毎日が自
問自答の日々だったのです。
この判決を受けて「ようやく、お父さん、もう悔やまないでもいいよ、と言っ
てあげられます。」と、原告の母親は語っていました。被害者と認められること、
これは、区域外避難者にとって重い意味があるのです。
「必要も無いのに避難して」「何で帰ってこないんだ」というようなプレッシ
ャーが身内(親族)から必ずかかります。身内からの批判はとても辛い。
高齢で病気がちの親の面倒も見られずに、子供と避難を続けている家庭もあり
ます。
昨年までは避難住宅の無償提供が、避難の正当性を辛うじて示していましたが、
これも打ち切られてしまいました。
◎ 被曝の危険は、科学的な問題なので、政治が誤った判断を下しているときこ
そ、科学の出番のはずですが、学術会議はあろうことか、政治にすり寄ってしま
った。
ここで裁判所にまで見捨てられたら…との思いは区域外避難者共通です。請求
を棄却されてしまった仙台からの避難者原告は、まさに「裁判所にまで見捨てら
れた」苦悩を吐露していました。
◎ とは言え、今までの判決に比べれば、広範囲の区域外避難者が「被害者」と
して認められ、日々の苦悩から解放された判決だったのです。
明日-16日は東京訴訟の判決です。
街頭アピールは13時30分より 判決は15時より
是非東京地裁にご参集下さい。
※『関連報道』
国に3度目の賠償命令 原発「自主避難」合理性認める
集団訴訟で京都地裁 個々の状況 柔軟に判断
東京電力福島第一原発事故の影響で避難を強いられたとして、福島県などから
京都府に移った自主避難者中心の住民174人が国と東電に慰謝料など約8億4660万
円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁は15日、自主避難の合理性を認め、
国と東電双方に対し、110人へ約1億1千万円を支払うよう命じた。
全国で約30ある同種の集団訴訟では5件目の判決で、国の責任を認めたのは3
件目。(後略) (3月15日東京新聞夕刊1面より抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201803/CK2018031502000278.ht
ml
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┗■2.3月14日17時、大飯原発3号機再稼働-現地行動報告
| 原発ゲート前に怒りのシュプレヒコールが響きわたる
| 私たちは屈しない
| 4/22関電本店抗議集会にむけ全国から4号機うごかすな!の
| 声をあげよう
└──── 「再稼働阻止全国ネットワーク」沼倉 潤 (たんぽぽ舎)
◎3月13日、14日、大飯原発3号機の再稼働を許さない「現地抗議行動」が行わ
れました。13日(火)昼、関西電力大飯原子力発電所近くの塩浜海水浴場シーサイ
ド・ファミリーパークに集まった100余名は、ゲート前までデモ。
「原発住民運動福井・嶺南センター」の山本雅彦さん(敦賀市)をはじめ、関
西圏や全国から駆けつけた皆さんが再稼働を中止するよう訴え、申し入れ書を手
渡しました。
◎大飯原発3号機の起動時間は、報道発表より1日延び、14日夕刻と判明。宿を
急遽確保した関西の皆さんと、東京からバスで駆けつけた皆さんが、14日早朝よ
り、おおい町役場前、高浜町などでのチラシ配布を開始。
おおい町役場前では出勤した町職員が、緊張した表情を浮かべつつもチラシを
受け取り、住民の不安さが彼らにも届いていることがうかがわれました。
また、役場前の通りでは関電のバスが何台も通過。地元福井県から一人で参加
した方はアベの似顔絵入りの横断幕を庁舎前に掲げ、私たちもマイク情宣で再稼
働の危険性をアピール。その後、原発近くの大島半島に移動。みんなで集落を廻
り、チラシを届けました。この日、高浜、おおい町で配られたチラシは3000枚。
◎2012年6月30日の大飯闘争で道路封鎖も行われた坂道にはこの日も太鼓の音が
鳴り響き、デモ隊の旗がなびく。13時過ぎからは、全国から集まった仲間が次々
に「大飯原発うごかすな」「関電許すな」のアピール発言が怒りのコールを交え、
4時間近く続けられました。
地元の住民の方は「高浜町人口1万人、おおい町8000人の町財政は100億円。異
常に多い財政規模のなか、4000人から6000人が原発関連の作業に就いている。3
人集まると原発のことについて触れないが、2人だけになると話してくれる。若
狭でも原発廃止を望む声は日増しに大きくなっている。若者が流出しているのは、
原発頼みの交付金で、地場産業が育っていないからだ。原発は決してふるさとに
活気をもたらさない。」「音海地区でも老朽原発の稼働延長の反対決議が上がっ
た。」と報告。
◎「若狭の原発を考える会」からは、チラシには住民の皆さんから頂いた声を、
再度ビラに掲載した。地域ごとに掲載された住民の声は50件近く。
住民の声には「わしは原発賛成や。それで飯を食べとるんや!広島生まれやけ
ど、原爆も原発も一緒か。」と言われ、最後に「ごくろうさん」と言ってくれた。
「反対運動をやってくれているから、事故が妨げている。私たちは運動できな
いけれど、外から来て反対してくれるのはありがたい」などが列挙され、集会の
場でも読み上げられた。
◎また、「脱原発はりまアクション」の仲間たちは、関電と契約を断ちきる市民
が増え、120万件に達している。関電は追い詰められている。さらにこの運動を拡
げていきたいと報告。「We shall overcome」の歌も披露してくれ、緊迫した空気
の中で、一瞬のなごみが訪れ、集会参加者の中に一体感が生まれていきました。
◎起動予定時刻が近づくにつれ、警備の警察官の数が増えだす。中には、私たち
の集会エリアに侵入してくる機動隊員も。高まる緊張感の中で、木原壯林氏から、
「原発の安全確保は最新の科学技術でも困難。関電の利益のために、民意を蹂躙
し、人の命と尊厳をないがしろにする再稼働は許されない。原発に頼らない社会
をつくろう」との力強い訴えがゲート前より全国の皆さんに発信されました。
◎なお、東京からバスで参加されたNet Media「なにぬねノンちゃんねる」は14日
のゲート前行動を動画で配信しています。
※『関連報道』
<大飯原発再稼働>「住民の命軽視」反対訴え70人デモ行進
毎日新聞3/14(水)17:59配信
関西電力大飯原発(福井県おおい町)周辺では14日午後、県内外の脱原発団体
のメンバー約70人が再稼働反対を訴えて約30分かけてデモ行進した。最後に同原
発ゲート前で「電気は足りている。大飯原発再稼働反対」などと声を上げた。
デモを呼びかけた「若狭の原発を考える会」代表、木原壮林・京都工芸繊維大
名誉教授(74)は「原発が動けば必ずトラブルは起きる。東京電力福島第一原発事
故の経験から何も学ばずに再稼働に踏み切るのは許されない」と批判。
福井県高浜町の東山幸弘さん(71)は、関電高浜原発3、4号機が既に再稼働し
ていることを踏まえ「高浜と大飯で同時に事故が起きた際にどう避難するのかあ
やふやなままだ。住民の命を軽視している」と憤った。
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┗■3.三日月大造滋賀県知事「大飯原発再稼働容認できず」…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.三日月大造滋賀県知事「大飯原発再稼働容認できず」
時事通信3/14(水)18:46配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000081-jij-pol
2.大飯再稼働、避難実効性に不安 京都の30キロ圏
京都新聞3/14(水)11:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000013-kyt-soci
3.対トルコ原発輸出、建設事業費が倍に 安全対策費かさむ
朝日新聞デジタル3/15(木)3:05配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180315-00000006-asahi-bus_all
4.<技能実習生>除染作業に従事 ベトナム人男性が証言
毎日新聞3/14(水)20:39配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180314-00000092-mai-soci
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┗■4.原発政策への怒り、島での暮らし-紡ぐ『苦しみいまなお』…
| メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)
◆原発政策への怒り、島での暮らし-紡ぐ『苦しみいまなお』
2011年の東京電力福島第一原発事故で福島県川内村から佐渡市に移住した川桐
浤二さん(80)が、避難生活や佐渡での暮らし、原発再稼働への怒りを137首の短歌
にまとめた。東日本大震災から7年。「まだ震災は続き、多くの人が苦しんでいる。
目をそらしてはいけない」との思いで言葉を紡いだ。(中略)
「この島を 原発ゴミの捨て場にと にんまり笑う業者と与党」
東電や政府は柏崎刈羽原発の再稼働を進める。昨夏には核のごみの最終処分が
できる可能性のある地域を示した地図が公表され、佐渡は「地質面でも輸送面で
も好ましい」最適地とされた。
川桐さんは「東日本大震災で原発は人間ではコントロールできないと分かった。
それなのになぜ再び動かすのか」と憤る。「自分にとって、原発が日本から無く
なるまではこの震災は終わらない。経験したことを伝えていかなければならない」
と考えている。
短歌集は印刷代と郵送料を合わせた500円程度を負担すれば、希望者に送付して
いる。(3月15日「新潟日報」より抜粋。紙面のみでネット上に掲載なし)
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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内2つ
| (お問い合わせは主催者へ)
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◆3/19緊急講演会 裁判報告と山城博治の半生
山城博治さん単独講演会100分 裁判報告と山城博治の半生
と き:3月19日(月)19:00から21:05[開場18:30]
ところ:なかのZERO小ホール[定員500人]
(JRまたは東京メトロ東西線の「中野駅」南口から徒歩8分)
主 催:DAYS JAPAN 電話 03-3322-0233
☆事前申し込み制です。申し込みフォーム:goo.gl/sHr2yY
入場料:一般1000円(資料代込み)
定期購読者700円・高校生以下と75歳以上無料
障害のある方と同伴者1名無料
◆4/15【学習会】放射性ばいじんの危険性-
焼却炉排ガスが健康に及ぼす影響とは
講師:藤原寿和さん(化学物質問題研究会代表)
青木一政さん(ちくりん舎、フクロウの会)
中西四七生さん(たまあじさいの会)
日時:4月15日(日)13:00より16:30(開場12:30)
場所:教職員組合郡山支部 会議室
交通:郡山駅よりバス・徒歩
(送迎あり・事前にお申し込みください)
共催・申込:放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会080-6010-3750
ちくりん舎042-519-9378
たまあじさいの会
資料代:500円
放射性物質に汚染されたゴミが各地で燃やされています。排ガスや焼却灰(特
にばいじん=飛灰)には、放射性物質、ダイオキシン、化学物質、重金属などが
濃縮されていますが、健康や環境への影響を顧みられることはほとんどありませ
ん。シーベルトやベクレルで表すことのできない危険性について理解を深めたい
と思います。
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出
し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して
下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
面の都合上すべてを掲載できない場合があります。
たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり
ます。予めご了承ください。
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◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
ガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
◆メールマガジンをお送りします
たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
発信しています。
ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
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違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
間違いの元となりますのでやめて下さい。
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◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ
ります。
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日曜・休日はお休みです。
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