アジア記者クラブ11月定例会: 沖縄報道を考える、深まるジャーナリズムの危機の中で
- 2018年 10月 26日
- 催し物案内
- 森広泰平
2018年11月21日(水)18時45分~20時45分
専修大学神田キャンパス3号館3階・303教室
ゲスト 山田健太さん(専修大学教授)
翁長雄志前沖縄県知事の後継候補として知事選で圧勝した玉城デニー
新知事は、辺野古への新基地建設阻止を強調し、沖縄の基地負担軽減を
具体的な形で示すように政府に求めたが、安倍政権は民意を受けた玉城
知事の要望にも一顧だにしない姿勢を変えていない。
名護市や宜野湾市の市長選同様に、今回の沖縄県知事選でも政府が新
基地建設に反対するオール沖縄候補と対立する候補を安倍政権が丸抱え
で支援し、ネガティブキャンペーンなどの情報操作やバラ色公約の拡散
など手段を選ばない異様な選挙が続いてきた。
沖縄の周辺に目を向ければ、朝鮮半島中心に軍縮と非核化に向けた対
話が東アジアで進行する中で、日本版海兵隊の先島諸島への展開の是非
も問われてこなかった。
11月定例会は、『沖縄報道―日本のジャーナリズムの現在』(ちく
ま新書)を上梓された専修大学の山田健太さんをゲストにお招きします。
在京紙(全国紙)と沖縄県紙を比較した方は、その報道格差がひどくな
っていることに気づくはずです。当日は、明確に安倍政権と一体となっ
て基地強化策を説く本土紙が出現し、沖縄と本土の温度差から分断へと
メディア状況が変化する中で、なぜ本土メディアが事実を歪めるのか、
なぜ忖度するのか、沖縄の新聞と放送の歴史と現状、フェイクニュース
の噴出と沖縄ヘイトの背景に至るまで解説していただきます。
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、
必ず2日前までにEメールでお申込み下さい。返信メールでの予約の承
認がないと参加できませんので注意願います。
■会 場 専修大学神田キャンパス3号館3階・303教室(東京都千代田区神田神保町3-8
)
■交 通 JR「水道橋」西口下車/地下鉄・都営線「神保町」か「九段下」下車
■資料代 ビジター1500円、会員1000円、専修大教員・学生無料(要予約)
■主 催 アジア記者クラブ(APC)
■協 力 人文・ジャーナリズム学科山田研究室
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付
http://apc.cup.com E-mail:apc@cup.com
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