香港を1国1制度にしたい中国共産党の歴史観
- 2020年 1月 21日
- 交流の広場
- 金剛力士
出所:精細片段≫明居正:可以説是一個信息・・(一)
YouTube「年代向銭看」2000年1月7日 (翻訳 金剛力士)
台湾人や多くの国際学者やメディアも中国共産党に対して間違った見方をしています。 中共は非常に固定した歴史観を持っています。 彼らの考え方は以下の通り。人類社会は5つの段階を経る、即ち原始共産社会、奴隷社会、封建社会、資本主義から社会主義社会まで、これは一気呵成なのです。 人類は今どこにいるのか? 自分たちは現在資本主義から社会主義に向かっている。 中共には人類の発展についての定説があり、歴史はその方向に向かうので、自分たちはその方向に努力しなければならない。 これが彼らの歴史観です。
第二に、その方向に向かっている時、人類の社会は最初から最後まで階級闘争の歴史であることを発見する。従って、人類の歴史上の発展は階級闘争の歴史であることが分かる。 中共であろうと、他国の共産党であろうと、共産党にとっての基本的な信念は、階級闘争史なのです。 従って、階級闘争の下で、古い社会、古い倫理道徳、古い文化、対人関係を打倒し、古い文化構造を打倒しなければならない。 古いものを一掃し、 新しいものを作る。
では、これを実行したい場合どうすればいいのか? それは世界観の問題になる。 マルクスは、全世界のプロレタリアは団結し、立ち上がって戦い、革命を起こせと言った。 手錠と足枷を失ったが、自由な世界を得ることになる。 非常に教条的に聞こえますが、教条が悪いと言ってはならない。 彼らは今でもこのように党員に教えているのです。 そして党員はそう信じているのです。 党員の彼らと個人的に自由に話すことはできますが、公式になると自由に話すことができないのは、 党派性が人間性を圧倒するからです。
従って、中共が全世界、古い社会、古い思想、古い文化などを打倒しなければならないという事は、私たち側の言葉や観点では、彼らは全世界、全人類の敵になるということです。そして、この考え方が始まったのは、マルクス、エンゲルス、レーニンからスターリンまでずっと来ています。つまり、世界の各国の共産主義者は、権力を握った後でも、自分は少数派であるという非常にユニークな心理を持っているのです。自分は包囲状態下にあると。レーニンが革命に成功し政権を奪取したあと、私たちの生まれたてのソビエト社会主義共和国は生まれたばかりの小さな赤ちゃんだ、とレーニンは言った
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