5月31日「都教委は育鵬社・自由社の教科書を採択するな」ビラまき&教科書展示会場
- 2011年 5月 28日
- 催し物案内
- 増田都子
月末恒例ビラまきを以下の内容で31日(火)8時~9時、都庁第2庁舎前で行います。気候もしのぎやすくなってきましたので、ご都合のつく方は、どうぞ、ご参加ください!
また、最後に来年度から使用される教科書の展示会場の都教委HPのURLを紹介していますので、どうぞ、最後まで、お見逃しなく(笑)!
それにしても、韓国紙「朝鮮日報」金基哲・オピニオン部次長の「歪曲教科書の被害者は日本だ」は耳(目!?)に痛いですね…
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●<都教委は「歴史偽造」の教科書(育鵬社・自由社)を採択するな!>
★国際社会の批判に、都教委は耳を傾けよ!
今年の8月には各地の教育委員会で2012年度用中学教科書が採択されます。現在、都教委は扶桑社歴史教科書を都立学校の中学生に押し付けていますが、扶桑社自身、この教科書を「右寄り過ぎ」と認めて発行を止め、今年から完全子会社の育鵬社から歴史教科書を出版しました。
しかし、出版社は別名になりましたが、侵略戦争を「自存自衛の戦争」「アジア解放の戦争」と正当化・美化しており、「国際的には恥を晒すことでしかない歴史認識」であり「歴史偽造」であることには変わりありません。同じような考えで編集されている自由社教科書も同じ問題を持っています。
このことについては4月の当ユニオンビラでお知らせしたとおり、国連・子どもの権利委員会からも、両社の教科書について名指しに近い「懸念」が公表されています。そして、隣国の韓国マスコミでは、以下のような指摘もされています。(字数の関係で一例だけ)
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【朝鮮日報 2011/04/17】 【コラム】歪曲教科書の被害者は日本だ(一部) 金基哲・オピニオン部次長
「日本の指導層と国民が深刻に受け止めるべきことは、1905年の日露戦争中に奪い去った土地を今も自国領だと主張し、アジアの侵略戦争の責任を認めない教科書で学んだ次世代が、どんな歴史観や世界観を持つかという点だ。閉鎖的で自己陶酔的な教育が国を滅ぼし、2000万人近いアジア人を犠牲にする出発点となったのだ。
脱線地点に向かって走る機関車を止め、レールを乗り換えるための機関士が必要なのは日本にほかならない。歪曲教科書は韓国ではなく、日本の将来にかかわる問題なのだ。」
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都教委よ、国際社会の批判を浴びながら、なお今年も歴史歪曲=歴史偽造の教科書を採択するのか? 東京の子どもたちを「脱線地点に向かって走る機関車」に乗せるのか?
☆増田教諭に対する超不当「分限免職」処分(06.3.31)を撤回せよ!
授業で侵略否定妄言都議&扶桑社歴史教科書批判をしたことにより、増田都子教諭(当時・千代田区立九段中)は「公務員不適格」と分限免職されました。
しかし、大日本帝国時代の侵略と植民地支配は日本政府の公式見解であり、国際常識であり、社会科教師が、それを否定するものを批判して教えることは当然の責務です。増田教諭に対する超不当「分限免職」を撤回せよ!
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●教科書展示会場
以下の都教委HPに「都内35か所の教科書センター及び臨時展示会場」と期間(一番早いところは6月1日~)が示されています。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/shidou/23tenjikai.htm
皆様
ご多忙とは思いますが、ぜひ、この35カ所のうち、お近くの教科書展示会場に行かれまして、実際に「育鵬社・自由社発行の中学歴史・公民教科書を手に取られ、他社の教科書と読み比べてみてください!
そして、会場のアンケートに、子どもたちのより良き未来を願う市民として「日本の侵略戦争を美化・正当化し、日本国憲法を敵視するような育鵬社・自由社発行の社会科教科書は採択しないでください」というような声を、ぜひ、都教委に届けてください!
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