座標塾第16期のご案内
- 2020年 3月 1日
- 催し物案内
- ピープルズ・プラン白川真澄
新年度の座標塾を3月20日に開講しますので、案内をさせていただきます。座標塾も今年で第16期になります。現代の最先端のテーマを具体的かつ原理的に解明していく講座としたいと考えています。共に学習・討論する場として、ご参加いただければ嬉しく思います。
座標塾第16期のご案内
2020年3月~11月
第1回 左派ポピュリズムに可能性はあるか
2020年3月20日(金) 大井赤亥
第2回 MMTは日本の救世主たりうるか
2020年5月15日(金) 白川真澄
第3回 ポスト資本主義の構想(1)――これまでの理論的蓄積から学ぶ
2020年7月17日(金) 白川真澄
第4回 気候変動危機とどう向き合うか
2020年9月18日(金) 宮部 彰
第5回 ポスト資本主義の構想(2)――オルタナティブは
2020年11月20日(金) 白川真澄
どのように学んでいくか
座標塾では、少人数方式で、(1)講師による講義(60分)、(2)質疑応答(60分)、(3)講師による補足の形式をとって、基礎的な理論を系統的に学びます。
◆午後6時30分開始~9時終了
◆講師(第1回):大井赤亥(東京大学他非常勤講師)
(第4回):宮部彰(緑の党運営委員)
(第2、3、5回):白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)
◆講義レジュメを使用します。
◆今期は隔月1回(第3金曜日)の5回で1期間とします。
第1回 左派ポピュリズムに可能性はあるか
2020年3月20日(金・休)
講師:大井赤亥(東京大学他非常勤講師、政治学)
文京シビックセンター3階会議室
欧米諸国では、これまでの政治の枠組みが行き詰まり崩れつつある。交互に政権を握ってきた中道政治勢力(保守とリベラル・社会民主主義)が、急速に支持を失ってきた。その背景には、グローバル化が先進国の内部に巨大格差と中間層の解体、社会的分断を生み落としてきたことがある。「置き去りにされた」人びとは、グローバル化推進の中道政治勢力に見切りをつけ、移民・難民排斥の右翼ポピュリズムにその政治表現を見出している。
しかし、米民主党左派やポデモスに代表される左派の政治潮流も活性化し、緑の党も再び躍進している。「左派ポピュリズム」と呼ばれる左派の潮流は、どこまで人びとの支持を得て政治を変えられるのだろうか。参院選では「れいわ新選組」が旋風を巻き起こしたが、左派ポピュリズムは日本でも大きく伸長できるのだろうか。「左派ポピュリズム」の現在と可能性を探ってみたい。
参加を希望される方へ
◎会場 文京シビックセンター(後楽園駅・春日駅・水道橋駅;2回目以降は予定)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
◎参加費 第16期(5回)通し 4000円(テオリア会員2500円)
1回ずつの場合 1000円(テオリア会員500円)
※申込みは3月10日までに下記へ。(1回だけでも参加可能です。詳しくは問い合わせください)
◎ 連絡・申込先
連絡先 東京都北区田端1-23-11-201研究所テオリア
TEL・FAX 03-6273-7233
email@theoria.info
「ちきゅう座」に掲載された記事を転載される場合は、「ちきゅう座」からの転載であること、および著者名を必ず明記して下さい。