女性歌人のいま・むかし~二つの文章が活字になりました
- 2020年 4月 2日
- 評論・紹介・意見
- 内野光子
三月末に、以下が刊行されました。
① 「阿部静枝の戦後―歌集『霜の道』と評論活動をめぐって」(新・フェミニズム批評の会編『昭和後期女性文学論』 翰林書房 2020年3月28日)
② 「女性歌人の評価は変わったのか―『短歌研究』『短歌』の数字からみる」(『ポトナム』 ポトナム短歌会 2020年4月)
①は、すでに数年前の「新・フェニミズム批評の会」でのレポートを踏まえています。
「ふたたび、阿部静枝について、報告しました」 2016年2月17日
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2016/02/post-c250.html
また、今回の論稿は、すでに刊行された以下の二拙著に連なるものとなります。
★阿部静枝の短歌はどう変わったのか―無産女性運動から翼賛へ(新・フェミニズム批評の会編『昭和前期女性文学論』 翰林書房 2016年10月15日)
★内閣情報局は阿部静枝をどう見ていたか―女性歌人起用の背景(拙著『天皇の短歌は何を語るのか』 御茶の水書房 2013年8月15日)
「阿部静枝って、だれ?」「新・フェミニズム批評の会とは?」と思われた方は、とりあえず、つぎの当ブログ記事をお読みいただけたらと思います。
「『昭和前期女性文学論』(新・フェミニズム批評の会編 2016年10月)に寄稿しました」2016年11月6日
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2016/11/201610-3cc6.html
②は、かねてより、いくつかのデータを収集、作成していましたが、その一部を使って、書いたものです。執筆予定者に代わってのピンチヒッターでした。どこかにミスはなかったか、どれほどのことを伝えられたか、不安です。5頁なので、全文をここに掲げますので、ご教示いた抱きたいと思います。
不鮮明ですが、クリックしていただければ読めると思います。
初出:「内野光子のブログ」2020.4.1より許可を得て転載
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2020/04/post-1439f0.html
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion9603:200402〕
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