プレスリリース:「在来種保全・活用法案」を緊急提案します
- 2020年 5月 13日
- 交流の広場
- Oidon
【友人の印鑰智哉さんのメールを転送します。Oidon】
今、国会で登録品種の自家増殖を許諾制にする(許諾のない自家増殖を禁止する)種苗
法改正案が上程されています。育成者権も重要ですが、それ以上に今、消えようとしてい
る在来種や貴重な登録切れの品種などを守っていく必要があるのではないでしょうか?
貴重な地域の種苗を守るための法律を作ろうという川田議員の提案をご紹介します。明
日、13日午後3時からインターネット記者会見を行います。ぜひ、ご参加ください。そし
てご注目ください!
よろしくお願いいたします。
印鑰 智哉(いんやく ともや)
プレスリリース:「在来種保全・活用法案」を緊急提案します
2020年5月12日
参議院議員 川田龍平
今、日本の「食と農が」危機にある事をご存知でしょうか?
新型コロナウィルスのパンデミックで、世界の国々は次々に作物の輸出を制限、食料価格
の高騰など、今後深刻な食糧危機が来ると言われています。感染症だけでなく異常気象に
よる自然災害も増えている今、食の自給率が低く輸入頼みの日本は、特に危ない国の一つ
でしょう。
国連発表では、在来種の種苗は過去100年で75%が消滅しており、その危機感から米国、
EU ,南米、アジアの国々は自国の「在来種」を守る法律を導入し始めています。
日本にそのような法律はなく、各地の「在来種」は農家が自家採種で維持して来たものの
今や高齢化と人不足で年々消滅しており、もはや限界にきています。
このままでは日本各地の農業も、多様性を誇る農産物も、食の安全と供給も守れなくなり
ます。
また、種子の種類が減り多様性がなくなれば、水、土、空気、生態系に負の影響が出て、
国民のいのちと健康、国土や環境を破壊してゆく事も避けられません。
今日本では「種苗法改正」など種子育成者の権利(知的所有権)を強化する法律が積極的
に進められていますが、我が国の食と農、いのちを守るための「在来種」を「公共資産」
として保護し、各地域で活用してゆく法律の導入が急務と考え、「在来種保護法」を緊急
提案致します。
議員立法として提出予定のこの法律について広く知って頂きたく、ZOOM記者会見を開催
します。
「在来種保全・活用法案」の説明だけでなく、今国会に出されている「種苗法改正」(種
子の育成者権を守る法律)についてのQ&Aセッションも併せて開催します(こちらは一般
参加可能です)。
日時:5月13日(水)14:00〜14:45 「種苗法改正法」についてQ&Aセッション(一般参
加)
15:00〜16:00 「在来種保全・活用法案」の記者会見(記者、一般どちらも参加可能)
登壇者:川田龍平(参議院議員)、印鑰智哉(政策参与)、堤未果(MC)
*参加ご希望の方は、下記のリンクをクリックし、DL終了後PWを入れて下さい。
Zoom初めての方:[a:https://rederio.us17.list-manage.com/track/click?u=212601d329f4b8f34e0ae37d5&id=41d00dc964&e=68d5c03e0a]https://zoom.us/j/93433862300?pwd=SlIwTXV4MjdkQTZ6dHljSXF2bnAxQT09
→クリックするとDLされパスワード画面が出ますので、440033と入れて入室下さい。
*既にZOOMをDL済みの方は→ID:934 3386 2300パスワード:440033で入室下さい。
*お問い合わせ→川田龍平事務所 (03)6550-0508(篠崎・石井まで)
mailto:ryuuhei_kawada@sangiin.go.jp
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