テント日誌5月22日
- 2020年 5月 25日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
非常事態宣言下でも緊迫する国会とその周辺 5月15日(金)
今日も晴天で、初夏のようだ。女性3人で、荷物を運んだ。私自身は1か月ぶりなので、家を出る時から少々緊張していたが、10時台の電車は1か月前とあまり変わっていなかった。経産省前に到着すると、最近座り込みによく来られているという女性が一緒に設営に加わってくださった。椅子は縛らず、少し(50㎝位)間を開けて置いていった。
大きなトラックがアイドリングをして停まっている。それが気になるとのこと。確かに、背面の車道は一時駐車し易く、大型車が停まっている時は、私達はいつも気になる。この日も長い間アイドリング状態だったが、運転手の姿はなかった。経産省玄関前の警備員もいない。向かい側の財務省にはいるのに、何故だろう? (15時からの抗議集会の時には2人いたが) 私達の前を行きかう人達もめっきり少なくなった。やはりテレワークの人が多いのだと思う。
暫くすると年配の女性が立ち寄ってカンパをしてくださった。その後レジェンドSさんやOさん、男性陣が来られ、10人位になった。陽射しが強いので大きなパラソルを2つ広げた。効果抜群である。途中で水曜日のSさんが見えた。これから検察庁法改正反対の声を上げに国会方面に行かれるとのこと。お仲間もいるそうだ。このコロナで大変な状況の中で、国民の怒りはどんどん広がっている。ツイッターの700万以上という数字にも現れている。隣のYさんが、この機会にツイッターをやろうと色々試している。それなら私も!と思って試みるが、以前中途半端に終わらせていた為か辿りつかない。結局Yさんは成功、私は出来ずじまい。都知事選迄には、な~んて思っていたが、そんなことを言っている場合じゃない。今回の社会現象を見て、つくづくそう思った。使えるものは何でも使えるようにしておこうっと! (Y.M)
マスクでもめごとあり、これもコロナの贈り物(?) 5月17日(日)
今日はいいお天気ですね!雲ひとつない青空。昨日の冷たい雨の中で座り込んだみんな大変でしたね、ご苦労さま!今、財務省前では「言葉遣いの丁寧な右翼」の車が街宣中。霞ヶ関にはいろいろな人が来ますね!
日曜日の霞ヶ関は気持ちのいいお散歩コース?親子連れやジョギングランナーが通ります。みんな頑張ってきたけど流石に自粛疲れですよね。私たちに寄ってきて「ソーシャルディスタンス!」と声をかけて行った人も。(はーい、気をつけてまーす)
運動は可視化しなきゃいけない、と菓子を配る乱鬼龍さん(自称オカシなおじさん)「昔ゲバラで今デバラ」今日も駄洒落が絶好調
こんな感じで明るく軽く座り込みしていますが、裏では深刻な問題が進行中。
E藤さんがもう来ないと言い出したのです.
彼は毎回熱心に写真を撮ってくれて、フォロワーが2万人もいるというフェイスブックに流してくれているのですが、サッシーさんがマスクを付けてくれないので撮影できない、毎週何度も注意しているのにすぐ外してしまう。マスクしてない座り込み写真なんてフェイスブックに載せられるわけない。世間には足を引っ張ろうという輩が手ぐすねを引いて待っているということを理解してほしいのに。もう言い続けるのが嫌になってしまった…と。
サッシーさんはと言えば暑さが大の苦手で夏はいつも数ヶ月間座り込みお休みの人。今年は例年とは別人のように積極的に参加してF原さんのいない穴を埋めようとしているが、彼の体感では5月はもうすっかり夏。座り込みだけならまだしもマスクをつけてセッティングをするなど熱中症直前で息も絶え絶え、だというのです。
どちらの言い分もわかるけれど、どちらも一番に来てセッティングしてくれる人、私ができないところをカバーしてくれている人なのです。
二人ともギリギリまで頑張っているところなので、どうすることもできないです。サッシーさんは夏がダメなのでもうじきお休み期間に入ってしまうでしょうから、そうしたらまた来てくださいと、E藤さんには言っておきました。
参加12-13人くらい。
検察庁法改正の今国会成立は断念した 5月18日(月)
きょうの天気は小雨が降ったり止んだりの一日だったので座り込み者も少なく静かに過ぎていった。そういうなかでレジェンド・Sさんの体調悪化が起きて心配した。きょうは(月)にも拘わらず、コロナ禍が鎮まるまで国会前行動は中止するという事を覚えていて経産省前には12時過ぎー我々の座り込み準備が終えた直後に来られた。その早いのに驚かされた。着いて少しして胸を押さえて苦悶の表情。何が起きたのか判らずビックリして尋ねると、以前にも起きたことがある・肋間神経痛・が起きてしまったとのこと。慢性化してしまっているので救急車を呼ぶ程ではないと思いながら心配であった。幸いにも15分くらいで収まったので良かったが、休みなしのテントひろば通いなので体が悲鳴をあげているのであろう。慢性の病気は体が疲れると出てくるので。いつも通っている医者に診て貰ったらと忠告したが、そこは最近閉まっているらしい。5回行ったがいつも閉まっているとのこと。困ったことである。
反原発CDを掛け続けたあとラジオを点けたら先週の元検事総長らに続いて午前中に元特捜部長ら38人が法務省に検察庁法改悪を止めるよう要請書を提出したことを報じていた。また内部から反対が出た!これはボディブローのように効くであろうと直感した。そのあと来られたKさんがテレビに今国会での成立を断念というテロップが流れたと知らせてくれた。私は半信半疑だったが自宅へ帰って点けたテレビがそれについて安倍が記者会見していたのでそこで初めて事実であったのを知った。しかし今のままでも黒川が8月まで定年延長されていて今の検事総長が7月に勇退することを了承しているようなので黒川の検事総長就任は実現してしまう。つまり安倍の目論見は実現してしまう。今国会での成立断念は安倍にとって痛くも痒くもない!(保)
座り込み終了後国会で「テントニユース」を配布 5月19日(火)
14時過ぎに、ようやく雨は上がったが薄着のせいか風が吹いていたせいか肌寒い。その頃に、今朝の朝日新聞に掲載されていた、千葉県の青年が「森友殺人再調査」「安倍やめろ」のプラカードを前後にぶら下げながら国会の方に向かって行った、その時にお互い頑張りましょうとエールの交換をした。
その記事によると、昨日は「検察庁法・改正反対」のプラカードを国会前で掲げていて、今国会では断念が決まったが「ほとぼりが冷めた時に、また提出してくるのでは」と不信感が消えないと言っていたという。座り込み終了後に、国会議員会館前の総がかり行動に参加して、本日印刷した「経産省前テントひろば
ニュース」第193号を金曜日経産省前での抗議行動の司会者Hさんと、200枚ほど配布しましたが、その時に本日発行の「経産省前テントひろばニュース」です、毎日抗議の座り込みをしていますと一声かけると、通り過ぎた人は戻って来て手を出し、あるいはあと一枚良いですかと言って受け取って下さる方が何人もいて、あっという間に全て配布が終了しました(かなり「経産省前テントひろば」の認知度が上がっている事を実感しました) (Y・R)
給付金問題で総務省に抗議行動あり 5月20日(水)
割と寒い。北風がある。それでもバナー2枚は取り付けることができた。人通りもそんなにない。12時30分頃、勝爺が来る。いつもより早いので「どうしたのか」と聞くと、山谷の労働者たちが、ホームレスということで、住民登録をしていないとか、いろいろ言って、10万円の給付金を出さないように画策しているので、山谷地区にあるセンターへの抗議行動をしてから来たと言われた。
午後には総務省への抗議行動があり、1時過ぎに総務省前に山谷の労働者たちは集まって抗議と申し入れを行なった。勝爺はそこにも参加した後、経産省前の遅番の当番に入られた。レジェンド・斎藤さんは重い手提げを下げて、それでもしっかりとした足取りで来られた。手提げが重いというのがみんなの持った感想だったので、手提げかばんの中身を整理させてもらった。そうこうするうちに、Kさんが熱いスープを持ってきて、斎藤さんに食べてもらった。
9条改憲阻止の会のAさんが仕事の途中に寄られて、6.15集会は6/10に憲政会館で行なうと告げていかれた。雨が降りそうだった。 今日も無事座り込みを終えた。(T・I)
この寒さは「若葉寒」と言うそうだ 5月21日(木)
座り込みの準備が完了すると、待っていたかのように八王子のKさんが、例の「お煎餅」を持って到着した。このお煎餅は、小さなお店で作っているようですが、今のコルナ禍の影響をもろに受けてこの先はどうなるのか解らない、もしかしたら、お届けするのは今日が最後になるかもと心配しておりました。本日は3時間以上も座り込んでくれまして、黒川検事長や安倍内閣の責任についての話、週1日働いている福祉施設で、これもまたコロナ禍で消毒等の作業が加わりかなりハードになった事などで話は盛りあがった。そのKさん曰く、今日の寒さは「若葉寒」というのよと、あまり聞きなれない言葉を言っていました。
15時からは、「日本祈禱団四十七士」の月例祈祷会が開催、検察庁法改正、六ヶ所再処理工場、原発再稼働、森友殺人問題、加計学園、桜を見る会、等々に対しての鋭い追及と弾劾を行った。終盤には「安倍政権打倒」「原発再稼働反対」「辺野古基地建設阻止」のシュプレヒコールとテントに対する連帯の挨拶があり、この挨拶に対してテントからは本日当番のTさんが返礼の挨拶を致しました。(Y・R)
久しぶりの座り込みだが、力をもらう 5月22日(金)
コロナ騒ぎで我が家でも、心配のあまり家族からテントに行くことを反対され、この2週間ばかりお休みをしていた。ホームステイをしていると運動不足になるし健康に良くない。新聞を読んだ後PCでメールをチェックしネット検索をしたら朝からお酒を飲むことが増えた。何か、アルコール依存症になりそうである。たまには外に出ようと思い、出かけてきた。今日はWさんとMさんと私の3人で座り込みスタートだ。
久しぶりに見る経産省前の景色は随分変化があった。目の前の欅の木には若葉が青々と茂り風に揺れていた。3週間前の欅は頂の付近に僅かに若葉が出てきた程度でちょっとした間にずいぶんの変化を遂げるものだなあと思った。今週は月曜日から連続で天気が悪い。今日も小雨が降っている。気温も5月とは思えないくらいで肌寒い。
胸と背中に手造りのプラカードをつけた青年がレジェンドSさんと立ち話をしている。若者たちが怒り、行動しなければこの腐敗しきった日本は変わらないだろうと言っていたそうだ。我々老人も頑張るが若者頑張れとエールを送りたい。
東京高検検事長黒田弘務氏の賭け麻雀問題の週刊分文春のすっぱ抜きで、局面が変わった。閣議決定をしてまで定年制を延長して、黒川氏を将来の検事総長への道を開いた安倍首相の責任が問われないのか。簡単に「辞任」でけりを付けさせてはならない。座り込みメンバーの怒りが沸騰していた。賭博罪という法律がありながら、どうして訓告ですむの?おかしいだろう。
賭け麻雀で話題になった事件と言えばプロ野球西武ライオンズのエースであった東尾修氏の件や漫画家であり、俳優の蛭子能収氏の麻雀賭博での逮捕事件があげられる。彼らはその後社会的な制裁を受け今日に至っているが、黒川氏は「辞任」のみでお咎めなしか? この不公平感は世間一般の人々の気持ちであろう。そして何よりも安倍晋三を始めとした政権与党は何も痛みを感じていないのである。私たちは、さらにさらに力をあわせて安倍打倒を掲げた闘いを推し進めよう。頑張ろう。(S・S)
黒川辞職の茶番劇で幕引きを許すな! 5月22日(金)
六ヶ所再処理工場は絶対に動かしてはいけない。30年も前から再処理がとんでもない施設と多くの識者が指摘、日常的な放射能放出(原発一年分の死の灰を1日で出す)と巨大事故の可能性(日本列島に住めなくなる)を考えれば、絶対に稼働させては行けない施設である。規制委が審査合格を出そうとしてパブコメ中、さすが原子力規制委員会は再稼働推進委員会。アリバイ作りに経産省に質問書を送った。経産省はずっと「核燃料サイクル」の一貫として再処理を推進し、六ヶ所を使用済み核燃料のゴミ貯めにしている。厳しいアピールとコールで経産省を糾弾した。
一方、この日の黒川辞職の茶番劇も非難が集中。
15日(金):委員会採決できず
17日(日)午前:文春が黒川に直撃、17日(午後):首相と官房長官が官邸で打ち合わせ
18日(月):読売朝刊「今国会での成立法案見送り検討」報道、午後に法案先送り決定。…
21日(木):文春報道。黒川辞表提出。
22日(金):黒川訓告処分、閣議で黒川辞職決定、森法務相が進退伺い、首相が慰留、黒川退職金は6700万円
日曜に仕組まれた茶番劇だ。これで、森も安倍も逃げさせてはならない。
との厳しい抗議が続いた。
また、毎週金曜日に車で立ち寄ってカンパをしてくださる方が、検察庁だって信用できない、沢山の冤罪を生み被告に誠意なく「人質司法」と批判され死刑を求刑し続けている、と一言。今日も経産省抗議は帰宅時の三密を避ける為ゆえ3時から。来られない方には申し訳ないがこの日も30人程で抗議した。(K.M)
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案内 首相官邸前緊急抗議行動(第13回)
~安倍政治を許さない!「桜を見る会」問題・黒川検事長問題を糾弾しよう!~
「桜を見る会」の国政、税金の私物化、公選法違反を許さない
黒川検事長・検事長法改悪の幕引きを許さない
森法相と安倍総理の辞任を
日時 第13回 2020年5月25日(月)16時~17時
場所 首相官邸前
呼びかけ 「安倍政治に物申す会」(乾喜美子、片岡洋子、木村雅英)
連絡先 乾 (090-9105-9469、drykimiko@pslabos.com)
木村(080-5062-4196、kimura-m@ba2.so-net.ne.jp)
私たちは、12月9日以降、毎月2回と首相官邸前で抗議行動をしてきました。また、1月7日(火)には5人で内閣府に入り、広報担当二人に申入れ質疑をしました。4月からは、「在宅抗議行動」を呼びかけ、各人が首相官邸に抗議・申し入れ書を送りました。さらに、「検察庁法改正案」について衆議院内閣委員会や衆議院与党議員へのFAX送信をしました。
安倍政権は、もり・かけ・さくらの私物化・大嘘・法律違反に続き、違法の東京高検黒川弘務検事長の定年延長で検事総長起用を目論み、その法制化を図りましたが、ツイッターや多くの市民や検事長OBや弁護士会などからの厳しい抗議の声と、黒川検事長の「賭けマージャン」問題報道により、辞職に追い込まれました。
しかしながら、これで安倍官邸の検察庁支配の罪を許すことはできません。
黒川検事長が、新型コロナ緊急事態時で三密を避けねばならない時に、自分の定年延長とからんで検察庁法が国会審議されている時に、違法の賭けマージャンを複数回実施していたのです。
安倍政権が「余人をもって代えがたい」人材として異例の定年延長を閣議決定した責任を許してはいけません。
黒川検事長辞任で終らせるのでなく、森法相と安倍総理の辞任を追及しましょう。故赤木俊夫さんの「手記」が公表され、安倍首相は直ちに「首相も国会議員も辞めるべき」であることが明らかになっています。
更に、5月21日に「桜を見る会」前夜祭について全国の弁護士や学者ら約500人が、公選法違反(寄付行為)と政治資金規正法違反の疑いで告発状を東京地検に提出しました。
今行動するのは大人の責任。未来を担う人々のために動く時。
嘘とごまかしの腐った政治をストップさせるために声を上げ続けましょう。
安倍官邸へ多くの市民の怒りを表明しましょう。
プラカードや鳴り物などの持参を歓迎します。
多くの方々の短いアピールを歓迎します。
多くの市民、市民団体の共同行動を歓迎します。
感染防止しながら安倍官邸を糾弾しましょう。
【原子力資料情報室の案内】
みなさま、(転送歓迎)
ご多忙のところ、失礼いたします。原子力資料情報室の松久保と申します。
5月13日、原子力規制委員会は、日本原燃が保有する六ヶ所再処理工場の新規制基準適合性審査の審査書案を了承し、5月14日から30日間のパブリックコメントにかけられることになりました。
これを受けて、原子力資料情報室はパブリックコメント応募の参考のため、連続ウェブ講座を開催いたします。
是非ご参加いただき、パブリックコメントへ応募ください。
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連続ウェブ講座 六ヶ所再処理工場 何が問題なのか
日程:2020年5月20日~6月4日
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新型コロナ感染拡大にともなう緊急事態宣言下の5月13日、原子力規制委員会は、日本原燃が保有する六ヶ所再処理工場の新規制基準適合性審査の審査書案を了承し、5月14日から30日間のパブリックコメントにかけられることになりました。
安全性に懸念があり、稼働中には放射性物質を大量に放出し、核拡散の懸念を増やし、さらに経済的にも意味がない六ヶ所再処理工場の稼働は何としても止めなければなりません。
パブリックコメントは市民の声を原子力規制委員会に伝える数少ない機会ですが、六ヶ所再処理工場の審査書案だけで310ページ、そのもととなる六ヶ所再処理工場の申請書類は1万ページを超える膨大なものです。 >この連続講座では、六ヶ所再処理工場をめぐる、いくつかの重要な論点を取り出して、解説します。
是非、パブリックコメント応募の手がかりにしてください。
〇参加方法
・使用ツール:Google Meet
・事前申し込み制 です。以下のフォームからお申し込みください。
各回ともに、前日20:00までにオンライン会議ツール(Google
Meet)の参加可能なURLをお送りします。
直前に参加ご希望の場合、こちらまでご連絡ください
E-mail:contact@cnic.jp
〇参加費:無料
※ご参加いただくためには、マイク・スピーカーが内蔵または外付けされているPC、もしくはスマホ、タブレットが必要です。
・対応ブラウザ(Chrome ブラウザ、Mozilla Firefox、Apple Safari、Microsoft
Edge、Microsoft Internet Explorer
11<事前にプラグインのインストールが必要(https://www.google.com/tools/dlpage/hangoutplugin)>)
・スマートフォンの場合、アプリケーションを事前にGoogle
meet、もしくはHangout meetをインストールしてください。
※留意事項
・開始30分前から待機していますので、ご不安な場合、事前にURLにアクセスしてみてください。
・講師のプレゼンテーション中は、音声はミュートにしてください。また発言の場合は、チャットボックスにそのむね記載ください
〇主催:NPO法人原子力資料情報室
〇各回日程
1 5/20 13時-15時 六ヶ所再処理問題概論
伴英幸(原子力資料情報室)
2 5/22 16時-18時 論点1.経済・核不拡散
松久保肇(原子力資料情報室)
3 5/27 or 28 18時-20時
論点2.六ヶ所再処理工場が放出するトリチウムの問題
イアン・フェアリーさん(放射線生物学専門家)
4 5/30 16時-18時 論点3.高レベル廃液、通常運転で放出される放射性物質
永田文夫さん(三陸の海を放射能から守る岩手の会)
5 6/1 16時-18時 論点4.火山
伴英幸(原子力資料情報室)
6 6/4 16時-18時 論点5.事故
山田清彦さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団)
経産省・エネ庁は「今だけ、金だけ、自分だけ」の大嘘つき! その140
電気事業法に基づく電力各社報告徴収命令でお茶を濁すな、関電に立ち入り検査せよ~関電原子力マネー還流問題の幕引きを許さないぞ~
2020年5月10日 木村雅英(経産省前テントひろば)
5月1日に経産省が「関西電力株式会社以外の電力各社から追加的な報告徴収命令に対する回答を受領しました」と発表した。
https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200501006/20200501006.html
<経済産業省は、4月21日(火曜日)に、電力会社全体として、消費者をはじめとする関係者に対する説明責任を一層果たしていただく観点から、関西電力以外の電力各社に対して、関西電力の事案(役職員による金品受領、不適切な工事発注・契約、電気料金値上げ時にカットされた役員報酬に対する補填等)に類似する事案の有無などについて、電気事業法第106条第3項の規定に基づき、追加的な報告を求めていたところ、4月30日(木曜日)までに、電力各社からの回答を受領しました。公益事業を担う電力各社は、利用者の方々をはじめとする国民の皆様から不信を持たれることのないよう、常に、適正な事業運営に努めることが必要です。経済産業省としては、引き続き、電力各社に対して、コンプライアンスの向上を含めた適正な事業運営に向けた不断の取組を求めてまいります。
そして、次の各社からの回答を資料として掲載している。
<北海道電力、北海道電力ネットワーク、東北電力、東北電力ネットワーク、東京電力ホールディングス、東京電力パワーグリッド、中部電力、中部電力パワーグリッド、北陸電力、北陸電力送配電、中国電力、中国電力ネットワーク、四国電力、四国電力送配電、九州電力、九州電力送配電、沖縄電力、電源開発、電源開発送変電ネットワーク、日本原子力発電、JERA>
各社は、「問題となる事案は無かった」と回答した。例えば、東電は次の回答。
(1)役職員による金品受領の有無及び不適切な工事発注・契約の有無 無し
(2)電気料金値上げ時にカットされた役員報酬に対する補填の有無 無し
経産省は、とんでもない原子力還流マネーが明らかになった関電に対して電気事業法第107条に基づく立ち入り検査もせず、「嘘と金と暴力」で導入した原発現地の電力会社から通り一遍の報告書を受け取っただけだ。経産省は、虚偽公文書作成罪に当たる可能性があるとして警視庁に既に報告しているが、梶山経産相は「告発するまでの高い違法性があるとは考えていない」との見解を示している。
経産省は、今回の報告徴収命令で幕引きを図るのではなく、関西電力を告発し、全国の原子力マネーの闇を明らかにするべきである。
「関電の原発マネー不正還流を告発する会」は、関電第三者委員会報告書で明らかになった事実をもとに、新たに業務上横領と特別背任で役員らの告発を行う。
http://kandenakan.html.xdomain.jp/kokuhatu2.html
既に会に入っている方は委任状の送付を、新たに告発人になる方もどうぞ。5月20日必着。
5月29日(金)経産省前抗議集会
時間:15時~16時 主催:テントひろば(時間変更に注意を)
5月31日(日) 脱原発青空川柳句会
時間:12時~ 場所:経産省前テントひろば 選者:乱鬼龍
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