テント日誌9月21日版
- 2020年 9月 22日
- 交流の広場
- 経産省前テントひろば
経産省前テントひろば1807日後
古い写真集を熱心に 9月13日(日)
静かに、まったりと、日曜日としてはちょっと少なめのメンバーで座り込みしました。(8−9名)おやつはたっぷり。おしゃべりもたくさん。
私の母も、またテレビ電話でちょっとだけ参加しました。
途中、工事の人が来て、ちょっと離れてくださいというので何かと思ったら、ポケットパークだった場所の街灯の取り替えでした。
細かい内容と写真は、以下のツイートを参照してください。
ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました: 経産省前テントひろば(365日座り込み) 9月13日(日)曇り、後で雨が降るらしい。今日はコアメンバーだけで静かに座り込みしています。経産省側の緑地の中では街灯の取り替え工事、今新しい街灯がクレーン車で吊り下げられて降りてきて取り付けられました。古いのは午前中に外したらしい。 https://t.co/AlDAyb7unK https://twitter.com/keroppu8649/status/1305001484291981312?s=20
ケロップ(@keroppu8649)さんがツイートしました: 経産省前テントひろば(365日座り込み) 今日もう一度くらい報告ツイート書こうと思っているうちに夜になってしまいました。 今日の座り込みは参加8名プラス雀と鳩たくさん。美智子さんはN瀬さんが持ってきた古い写真集に見入っていました。古ーい本なんだけど、彼女には同時代史。昔話に花が咲きました https://t.co/ekfJchZAXK https://twitter.com/keroppu8649/status/1305090621472796672?s=20
佐藤秋雄さんの追悼集会の話をした 9月16日(水)
曇り、しかし、蒸し暑い。座り込みグッズをセットしてから、保っちゃんが、事務所の冷房を消して来なかったことに気づき、消しに行った。原発反対の歌のカセットテープは経産省前悪魔通りに鳴り響く。
今日は早くから勝爺が登場。Oさんもきた。Oさんは9/11夜のここでの集会には参加できなかったが、自宅で、ユーチユーブのライブで集会を見ていた。発言者の顔とか声をちゃんと落ち着いて聴けてよかったと言っておられた。みなさんが言われたことは全部その通りだわよとも言われた。
来週の水曜日は、関西生コンの「週刊実話」を訴えた裁判なので、勝爺や佐藤(保)さんはそっちに参加してから座り込みに来ると言っていた。今日もヨーカンさんとNさんは規制委員会抗議を終えてからこちらに回ってこられた。昼食をとって落ち着いたヨーカンはいつもと違うが何なのだろうかと言ってから、「あっ!幟旗とバナーの立てかけ方が違うからだ、となった。
御明察!! 今日は月曜日のやり方をまねた。要するに 幟とバナーを、椅子を設置したところから離して立てたということ。幟とバナーを、経産省に向かって左にまとめたのだ。理由は、日差しを遮るためや急な夕立的豪雨で、パラソルを立てなければならないとき、パラソルと幟旗の設置とバッティングしてしまうから。ヨーカンさんは「なるほど、こんど自分の当番のときやってみよう」といわれた。レジェンド斎藤も登場。9条改憲阻止の会のMさんと保っちゃんとで佐藤秋雄さんの追悼集会での話をする。秋雄さんすごい人だったことを知った。(T)
「政府は原発の必要性の説明を」というが 9月17日(木)
今日の天候は曇り時々晴れ、まだ少し蒸し暑いが雨にならなくて良かった。
Yさんヨーカンさんと3人で仲良くセッティング。ヨーカンさんは昨日も来て各曜日でセットの仕方の違うことを話してくれた。
セットした後、少しだけヨーカンさんのウクレレに合わせて歌っていたら横須賀に住むMさんが来て座ってくれた。当番以外の人が来てくれると嬉しい。
経産省前の道路では点字ブロックを付ける作業をしていた。係の人がやって来て明日は何時ごろから座り込むのですか?と聞いてきたので、11時45分ぐらいに準備始めると思いますと答えたら作業は午前中で終わるようにしますと言ってくれた。そして座り込みの前だけ後回しにして作業を進めてくれた。嬉しい配慮に感謝です。
番の人が来ると同時にバイクのHさんが来てくれたので私とヨーカンさんは帰路につく。この頃議員会館前の座り込みをパスして直接テントに来ていた美智子さんが現れないので心配していたら今日は座り込みに行ったそうで4時ごろ仲間と来たという知らせを帰宅後に受けて安心した。
ちょっと気になったこと、昨日の東京新聞のこちら原発取材班地球環境産業研究機構副理事長・研究所長山地憲治という人が「原発の必要性 政府は説明を」と書いていたことです。原発の危険性・処理できない核のゴミなどまだまだ浸透していないのではと思います。原発はダメなこともっともっと広げなければと思いました。(I・K)
菅内閣は安倍内閣を継承するというが原発政策は 9月18日(金)
今日は大間裁判と報告会・講演会があるのでイロハネットのお姉さんたちは全員議員会館の方へ行くという。そこで、助人をHoさんとEさんにお願いした。今日は男ばかりで準備かなと思っていたら、Miさんがいつものように事務所に来てくれた。4人で準備をし、11時30分まで事務所で休憩する。時間になったので、出発。
経産省正門前まで来ると、点字ブロックの敷設工事のため歩道が狭くなっている。工事の邪魔にならないようにセッティングをする。12時前にセット完了する。12時には経産省の官僚が大挙して正門から出てくるので早めにセッティングが終わってよかった。座り込みを開始してからMiさんはイロハのMaさんと連絡を取り結局議員会館に行くことになったが、いてくれて助かった。
始めのうちは薄曇りで日差しがなく過ごしやすかったのだが、いつの間にか、雲が晴れて日差しが強くなった。すると、蒸し暑さもグーンとアップしてきた。レジェンドSさんがやってきて隣に座り話が弾んだ。「安倍さんが退陣したが似たような菅さんが後継じゃ日本はよくはならないね」とか「戦前の教育は本当にひどかった、飛行機でやってきて爆弾を落とすのに、竹槍訓練をやるのだもの。本当に馬鹿げていると思いましたよ。」Sさんは当時女学校に通っていたそうで既に分別のつく年ごろであったそうだ。そうは思ったけど口に出して言える世の中ではなかったそうだ。「今の世の中もそんな世の中になってしまう危険性がありますよ。」と言う。僕らがそうならないように頑張らなくちゃ、と思った。
暫くすると、朝日新聞の女性記者がやって来て、この間Yさんから話を聞いたが社に帰って上司にもっと話を聞いて来いと言われたので、やってきたそうだ。テントに関わるようになったきっかけや10年たっていまどのような思いでいるのか等々ずいぶん長くインタビューを受けた。来週の月曜日か火曜日に記事が載るとのことだった。4時近くまで話をし、4時になってから文科省抗議に出かけた。
今日から文科省抗議も無償化連絡会として正式再開することになった。大学生や高校生は学業や部活に専念するということで参加していないので、今は大人だけの抗議行動になっている。オモニや日本の支援者が中心で抗議をしているが、大分この行動も認知されてきたようで参加者も大分多くなってきた。金曜行動のかたちも大分変化してきている。高校生や大学生の心の底からの訴えが聞けないのは残念であるが、大人の責任としてこの問題に取り組む大切さを感じている。(S・S)
大間原発止めよう、経産省は原発やめよう 9月18日(金)
斎藤さんと9.11集会が報道された週刊金曜日今週号を見ていると足がかゆくなる。黒い小さな蚊が我々老体の血を吸った。こちらも両手で逆襲。手持ちで残っていた「さようなら原発」ちらしを配布。久しぶりに品川から来たMiさんも一緒に撒いてくれて完売。
大間集会とさようなら原発集会・デモの間に毎週の経産省抗議行動を17時から開始。先週の9.11大集会で読上げられなかった小出裕章さんからのメッセージを「あの日はまだ木内みどりさんが元気に司会をしてくれましたね」のお言葉と共に紹介。さらに「老朽原発うごかすな!」を訴える木原壯林さんからの長文メッセージも読み上げた。
続いて、「経産省は不経済」と訴える斎藤美智子さん、大間集会の報告(Inさん)、安保法制(集団的自衛権行使)など安倍政権を継承する菅政権批判(Mさん)、「官僚支配」と「メディア支配」の負のレガシーを引き継ぐ菅政権批判(私)、安倍政治・菅新政権・経産省を批判し東海第二再稼働を批判(旭)、Hoさん、などの厳しいアピールの合間に「経産省は嘘をつくな…」のコールとともに、守屋真実さんのギターに合わせて「座り込めここへ」「一人の手」「真実は沈まない」を歌った。
多数の応援で椅子類を片付けた後、日比谷公園に到着。野外音楽堂は三密を避ける丁度良い程度の参加者(発表1300人)で盛り上がっていた。デモ出発地点では日音協さんの歌に送られて順次4つのグループが静かに行進。最後のグループは人数も多く旗や横断幕などで大賑わい。大シュプレヒコールとともに行進開始。私も「東海第二廃炉」を訴える黄色い籠を背負って、時には大きな声を上げて、沢山の同志とともに歩いた。 (K.M)
メディアの安倍政権のヨイショぶりにはびっくりだが 9月19日(土)
昨日の千代田区のピンポイント予報では降水確率20%だったが今にも雨が降りそうな空模様。案の定ポツポツパラパラと小粒の雨が降り出した。幸いたいした雨量でもなくてしばらくすると止んでしまった。涼しくて過ごしやすく助かった。
9月16日に菅政権が発足した。カンではなくスガですね。わざと間違えたなら猿のマウンティングとしか思えないが、そんなことよりも借金がないだけましな貧乏人の私が危惧するのは「安倍が作った焼野原にさらに野火を放つ」社会になること。
9月18日には満州事変勃発の日だったが今日は何の日かと言えば、やはり「安全保障関連法案 (戦争法案)が強行採決された日。テントに来てからの日々は強行採決やら強制撤去やら問答無用の嵐だった。その他、何の日かといえばGHQが「プレスコード(新聞紙規定)」を発令した日だったり、アメリカ法務長官が、『ライムライト』のプレミアのためにロンドンに向かっていたチャップリンのアメリカへの再入国を禁止し、事実上の国外追放した日。
〇メディアのヨイショが凄い
国内メディアの菅総理や河野大臣の持ち上げもなかなかだが、News weekには敵わない。例えば『安倍晋三は「顔の見えない日本」の地位を引き上げた』とかその他にもいろいろ。1945年以来,この国はいまだに焼野原なのか。 (O・O)
いつもの通り霞が関交差点で座りこむ 9月20日(日)
雨雲が広がる中、いつもどおり霞ヶ関交差点角で抗議の準備をはじめる。藤原さんが準備をしていた頃は、自転車隊の二人が、イスとのぼり旗を組んでいたが、今は私の到着時間が安定しないため、自転車隊の到着も遅くなった。それでも、毎週立ち寄っていただけるのは感謝しかない。
Tさんは大阪出張前に、大量のおやつの差し入れを持って、忙しい合間に来てくれた。参加者:サッシー、乱さん、美智子さん、Nさん、T さん、自転車隊2人
経産省の高飛車な態度はいつものことだが 9月21日(月)
今日は敬老の日なのでテントが建っていた四つ角を座り込みの場所とした。今日は曇っていたが蒸し暑いので、氷水をいつもの半分だけ用意した。
座り込み準備。のぼり旗は3ヶ所にくくりつけたがバナーが1枚余ったので経産省が作った柵の外側に立てたのであるが、敷地内だとして監視カメラで見ていた職員がやって来て、高飛車に、取り外せ❗ と言ってきた。総理大臣が代わったのに経産省は何の反省もなく再稼働を相変わらず推進している❗ これは批判していかなければならないと考えて、再稼働を止めるのが先だ❗ と言ったら、警察を呼ぶぞ!と言うので、勝手にするがいい❗ と言ってやった。来たところで何もしてないのだから事件にはならないはずである。
警察もすぐには腰を挙げず、経産省が連絡してから40分以上経ってからパトカーが来た。経産省職員が高飛車にやって来たので福島事故を起こしながら今また再稼働している、反省しろ!と考えて座り込んでいるだけだ❗ と説明して問題にしているバナーを反対側の植木の前に移動して座り込みを継続した。
Oさんが持ってきたCDは、頭脳警察というグループの音楽だった。名前だけは聞いたことがあるが本格的に聴いたのは今日が初めて。ところが道行く若い人たちが反応した。こんなところでこの音楽を掛けているとは!と言うように。これが製作されたのは20年以上も前なのだが内容はあたかも今の世相を言い当てていて少しも古びていない。それが今でも支持されているのであろう。今日の座り込み者は常連の他に高崎のTさん、川柳作家のRさん、Nさんも参加してくれたので久しぶりに賑やかであった。(保)
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9月25日(金)経産省前抗議集会(毎週金曜日)
時間:17時~18時 経産省前テントひろば
脱原発青空川柳句会 9月27日(日)
選者:乱鬼龍 12時~ 経産省前テントひろば
9月30日(水) 月例祈祷会 JKS47士
15時: 芸能の時間 15時30分 祈祷会
経産省前てんとひろば 日本祈祷団
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