「グローバル世界」と言われて久しい中、皮肉にも新型感染ウイルスはそれを一瞬で証明
- 2021年 1月 13日
- カルチャー
- 藤田泉
2020年の2月はじめに、オーロラを観に行こうとノルウェーのトロムソを訪ねました。残念ながら鮮明で完璧なオーロラは望めませんでしたが、北限の教会「北極教会」を訪れ、感動し、作品にしてみました。世界がパンデミックに陥るほんの少し前、まるで奇跡のような思い出となりました。再び北欧の旅が出来ることを望んで止みません。
新型コロナウイルスの猛威が一向に収まらず、むしろ勢いを増して第三波が来ているという報道が、連日のように続いています。かつて同じように猛威を振るったといわれる「スペイン風邪」や「コレラ」など人類が新たに遭遇する感染症には、克服するための時間とどれ程の犠牲を払ったのでしょうか…?
今はただ、ひたすらワクチンの完成を祈るしかありません一市民としては、撲滅のため果敢に取り組んでくれている研究・開発・生産者並びに治験に臨む関係者の英知と勇気に、心からの敬意を表したいと思います。
以上 (2020年11月 筆)
藤田泉(ふじた・いずみ):国画会会員 作品所蔵:ロサンゼルスカウンティ美術館、中国浙江省、静岡県駿府博物館 他
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〔culture0965:210113〕
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