孫崎享氏のTwitterより“普天間オスプレイ配置は逆行、原発をめぐる責任と劣化する財界トップの発言、そして新たな期待”など
- 2011年 6月 18日
- 時代をみる
海兵隊オスプレイ配備は日米合意からの逆行
・普天間:普天間基地の負担の軽減が両国首脳のそもそも日米合意の出発点。この原点からみればオスプレイの配備は逆行。残念。決行できるという判断する米国に残念。何ら反対唱えない日本政府に残念。18日朝日「オスプレイ12機、12年から配備 米海兵隊計画」
(6月18日 posted at 09:23:23)
米国、普天間グアム移転予算支出困難に
・普天間問題:ガムへの移転、米国は必要な予算支出一段と困難に。17日星条旗新聞「有力上院議員が移転を”非現実的””出費不可能”と表現。上院軍事委員会は8600名のガムへの移転経費について、国防省が出費に対しより明確に正当性を説明しない限りブロックする旨決議(注、ただし18日読売は“ただ、下院軍事委員会では、グアム移転予算を全額認める国防権限法案を既に可決しており、同予算が実際に削除される可能性は低いと見られる”との楽観的見通しを報道。多分この見通しは間違うだろう。米軍は当初計画のようにガム移転しないことが次第に明確化。普天間問題新たな局面
(6月18日 posted at 09:49:16)
脱原発の新しい力-大阪住民パワーに期待
・脱原発:新しい力、「関電筆頭株主・大阪市の平松市長”脱原発”明言」10年3月現在株式保有8.85%。神戸市2.89%と大株主。これは凄い。ここでは住民パワーが関西電力の経営方針を左右できる。敦賀事故なら琵琶湖飲料水終わり等。大阪住民パワーに期待。
(6月18日 posted at 11:15:24)
仏検疫で静岡県産茶葉から規制値超えのセシウム検出
・放射線(茶)川勝知事コメント発表してください:18日読売「ド・ゴール空港検疫で静岡県産茶葉から規制値超える1キロ・グラム当たり1038ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表」「仏政府が日本からの輸入品の放射能検査を開始後、放射性セシウム検出は初めて」
(6月18日 posted at 11:24:50)
意図的に電力ひっ迫演出しようとしているのでは
・原発:経産省、原発以外で電力供給を確保するため全力を尽くしているか。原発推進するため意図的に電力ひっ迫演出しようとしているのでないか。18日読売「海江田経産相は原発が起動できなければ産業が停滞し国民生活への不安が生じる。」しかし広瀬隆氏は重大な発言をしている。ちきゅう座広瀬隆氏の論評を転載「電力会社原発は約5千万kW。事実上1300万kWしか稼働しない状況。資源エネルギー庁公表の産業界保有自家発電6千万kW(昨年9月現在)」「自家発電6千万kw・送電線の解放が原発廃止への近道」、経産省検討しているか。もし検討せず結果として電力逼迫演出なら責任大
(6月18日 posted at 11:59:11)
原発製造納入メーカーの責任とは
・原発:福島第一原発の納入者は誰。東芝さん関与でしょう。責任や危険、全く感じてないのですか。16日毎日:日商岡村会頭(東芝相談役)は定期点検のため停止中の原発に関し「(安全性について)国が責任を持って国民に説明し、再稼働を図ってほしい」少しでも責任感あったらこういう発言は出来ない。
(6月17日(金)posted at 00:09:22)
目を覆いたくなる財界トップの劣化発言
・財界の劣化:原発関連で米倉日本経団連会長、日商岡村会頭、長谷川同友会代表幹事、奥全国銀行協会会長等の発言は目を覆いたくなる。財界トップってこんなに酷いのか。しかも総理より偉い目線で話している。どうなっているのだこの人達は。政界より酷いレベルでないか。日本経済の復興も遠いだろう
(6月17日 posted at 00:25:02)
日本全体を覆いつつある悪貨。良貨はいずこに
・日本社会:悪貨が良貨を駆逐する。加速度的にこの現象が日本社会全体を覆っている。どなたか、良貨が健全な分野教えていただけませんか。あまりに憂鬱。
(6月17日 posted at 00:35:28)
著書『日本の国境問題』への前公明党代表の書評は、平和重視政党に戻る可能性を期待させる
・書評(太田元代表):本日公明党太田 昭宏元代表が私の本『日本の国境問題』の書評を自分のブログに書かれた。この意義は大きい。公明党は自公民連立で日米同盟の方に大きく引き寄せられた。しかし根本には平和を重視する人々を基盤としている。もし、公明党の人々が太田代表の書評に引かれ、もし私の本を読まれたら、多分書評に書かれた以上の何かを考えられると思う。そしてもし公明党が再び平和を重視する政党になるなら、それは日本を変える力になる。
書評次のとおり。「6月17日、日本の国境問題 孫崎享著 ちくま新書。当然、北方領土、尖閣諸島、竹島。これらは長き歴史とともに、あの戦争、ポツダム宣言が出発点にある。そして51年のサンフランシスコ平和条約、56年の日ソ共同宣言、65年日韓基本条約、72年の日中共同声明。孫崎さんはその交渉の背景にあったもの、両国の思惑、そして米国の戦略などを、端的に、具体的文書や当事者の発言録などで浮き彫りにしている。北方領土・日ソ共同宣言の背景をみても、孫崎さん自ら踏み込んで言うように新鮮だ。 ドイツと日本は同じ敗戦国といっても違う。今日からみても欧州と北東アジアは地勢、国勢からも違う。しかしそのうえで、アデナウアーが「私が取り組んだのはドイツをも加えた欧州合衆国という問題であった」とし、独仏協力やがてはEU構想へと発展する思考のパースペクティブ、それを具体化しようとした勇気がある。苦難の蓄積とそれをためこみ放つ哲学を感ずる。変化する時代をリアルに凝視した構想力をもつこと自らの思考のバリアを越えること、戦争を回避する智慧(本書では平和への9つの方策が提示される)――それが大事であることを示唆している。」
太田元代表有難うございました。冒頭述べた様にこの書評で公明党の多くの方が私の本を読み 今一度平和に戻るなら日本は変わりうる
(6月17日 posted at 14:34:28)
孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye1468:110618〕
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