変革のアソシエ講座のご案内
- 2011年 6月 20日
- 催し物案内
シリーズ『わが著書を語る』
第7回:6月28日(火曜日)
時 間:19時~21時
高橋順一著『吉本隆明と親鸞』(社会評論社、2011年)
講師:高橋順一
(早稲田大学教育・総合科学学術院教授、変革のアソシエ共同代表、『情況』編集委員)
《著者・あとがき》
「『最後の親鸞』を読みながら感じるのは、この世に生をうけるということはなんと辛く哀しく重いことなのかという嘆息にも似た思いであり、にもかかわらず決して失われることのない、失われてはならない「生きる」ことへの意志、勇気、そしてそこからしかみえてこない真の意味での自由、自立のかけがえのなさ、尊さの自覚である。
今私たちは東日本大震災のもたらした未曾有の惨状と多くの死者、被災者を前にして言葉を失い自分たちの無力と罪責の思いに打ちひしがれてしまっている。生き残った被災者もまた死者に対して生き残ったことへの深い罪責感を感じているだろう。親鸞の思想はそうした状況に対してなにか積極的な指針をもたらすものではないかもしれない。だが、親鸞の思想以上にこの無力や罪責感を丸ごと包んでくれる思想は存在しない。 」
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草々
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変革のアソシエ
講座委員会運営実務担当
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