「土地規制法案」の絶対廃案に向け、立憲・与党にFAXを!&資料と行動のご案内
- 2021年 6月 13日
- 評論・紹介・意見
- 杉原浩司
6月16日の国会会期末まであと4日。「重要土地調査規制法案」を巡る攻防
が佳境に入っています。参議院内閣委員会では6月14日(月)13時から15時
15分まで参考人質疑が行われます。翌15日(火)の定例日にも審議が入る可
能性が高く、その日のうちに強行採決される恐れがあります。
一方で、野党による国会3ヶ月延長の要求を14日に与党が拒否すれば、野
党は内閣不信任決議案を提出し、すべての審議が止まることになります。そ
うなると、審議未了・廃案が現実味を帯びてきます。
与党はそれを見越して、小幅の会期延長を検討し始めており、まったく予
断を許しません。週明け、正念場のアクションはまもなくお知らせします。
まずは13日の日曜日のうちに、FAX送付をぜひ取り組んでほしいと思います。
以下、関連情報も合わせてお伝えします。廃案にできるかどうか、一人ひ
とりの行動に懸かっています。どうか、よろしくお願いします!
1.採決阻止・廃案に向けたFAXの呼びかけ
2.資料と行動案内
3.動画と報道から
※動画や資料も重要なものばかりですので、じっくりご覧ください。
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1.採決阻止・廃案に向けたFAXの呼びかけ
★FAXには力があります! できれば日曜のうちに(週明けでもOK)。
※議員の選挙区にお住まいの方は、地元事務所にもFAXを送ってください。
セブンイレブンなどコンビニからも送れます。
【野党第一党の立憲の真価が問われています。キーパーソンに更なるFAXを!】
<文例>
・「与党は土地規制法案の強行採決を狙っています。内閣不信任決議案を堂
々と提出してください。さらに、内閣委員長解任動議や小此木大臣の問責決
議案など、持てる手段をすべて使って採決を阻止し、必ず廃案に持ち込んで
ください」
・「与党は土地規制法案を通すためだけに会期の小幅延長を画策しています。
稀代の悪法は廃案以外にありません。小幅延長には断固反対し、必ず廃案に
追い込んでください」
【立憲民主党】
◆難波奨二 参院国対委員長(比例) 国会(FAX)03-6551-0821
◆水岡俊一参院議員会長(比例) 国会(FAX)03-6551-0305
◆吉川沙織 議院運営委筆頭理事(比例) 国会(FAX)03-6551-0617
◆安住淳 国対委員長(宮城県) 国会(FAX)03-3508-3503
石巻事務所(FAX)0225-23-1288
◆枝野幸男 代表(埼玉県) 国会(FAX)03-3591-2249
大宮事務所(FAX)048-648-9125
◆福山哲郎 幹事長(京都府) 国会(FAX)03-6551-0808
京都事務所(FAX)075-213-0977
◆木戸口英司 内閣委筆頭理事(岩手県) 国会(FAX)03-6551-0715
岩手事務所(FAX)019-613-2204
【悪法成立のために会期の小幅延長を狙う与党幹部にFAXを集中してください!】
<文例>
・「政府が決めた法案提出期限すら守れなかったズサンな法案を、小幅延長
というセコイやり方で強引に成立させることは許されません」
・「コロナ対策のための大幅延長を拒否しておいて、悪法成立のためだけに
会期を小幅延長する汚いやり方は、必ずや有権者の批判を浴びるでしょう。
総選挙を前にやるべきことではありません。潔く廃案にしてください」
・「沖縄をはじめ、基地や原発の被害を受けている周辺住民を監視し、弾圧
する悪法の成立を強行すれば、総選挙で必ずしっぺ返しを受けるでしょう。
もはや廃案しか選択肢はありません」
【自民党】
◆森山裕 国対委員長(鹿児島県) (FAX)03-3508-3714
鹿屋事務所(FAX)0994-31-1036
◆加藤勝信 官房長官(岡山県) (FAX)03-3508-3289
笠岡事務所(FAX)0865-63-7070
◆二階俊博 幹事長(和歌山県) (FAX)03-3502-5037
和歌山事務所(TEL)0738-23-0123 ※TELです
◆林幹雄 幹事長代理(千葉県) (FAX)03-3502-5016
成田事務所(FAX)0476-24-4725
【公明党】
◆山口那津男 代表(東京) (FAX)03-6551-0806
◆石井啓一 幹事長(比例・北関東)(FAX)03-3508-3229
水戸事務所(FAX)029-222-0713
◆高木陽介 国対委員長(比例・東京)(FAX)03-5251-3685
立川事務所(FAX)042-540-1165
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2.資料と行動案内
◆6月11日、東京都小金井市議会の本会議で、<憲法と国際人権規約に反す
る「重要土地調査規制法案」の撤回を求める意見書>が可決。超党派自治体
議員団による緊急声明の動きに続いて、自治体議員による廃案を求める声が
拡がってきました。
意見書全文はこちら(作成者の片山かおる議員のホームページ)
https://bit.ly/35fB0wW
◆沖縄県マスコミ労協と日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)が「重要土
地規制法案に反対する声明」を発表。沖縄の視点がしっかり書き込まれてお
り、読み応えがあります。
https://bit.ly/3xdvoz1
◆発売中の『世界』7月号(岩波書店)に「重要土地調査規制法案」を批判
する2人の弁護士の論文が掲載。
・海渡雄一さん「要塞地帯法の再来」
・仲松正人さん「重要施設等周辺住民監視法~その欠陥と危険性」
※買って読んで廃案への力に!
◆Zoomミーティング
憲法と重要土地調査規制法案を考える~日本共産党 山添拓参議院議員~
6月14日(月)19時~20時(終了予定)、無料
定員:100名(先着順)
主催:「重要土地調査規制法案」を廃案にする全国超党派自治体議員団
申し込みフォーム https://bit.ly/3xhlCMp
◆【京都】「重要土地調査規制法案」反対緊急デモ
6月15日(火)
集合:午後6時半 デモ出発:7時
場所:京都市役所前(市役所前~河原町通り南下~四条河原町南100m)
<呼びかけ>
ロックアクション・京都、左京市民アクション ※呼びかけ団体募集中!
https://fb.me/e/34pzhsOuK
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3.動画と報道から
◆【動画】「重要土地調査規制法案」を必ず廃案へ!6.8院内集会
※Zoom画面をそのまま録画したので、資料もクリアです。未見の方はぜひ!
◆【動画】6/10 何のための土地規制法案か(Choose Life Project)
MC:津田大介(ジャーナリスト)
ゲスト:杉尾秀哉(参院・立憲)、山添拓(参院・共産)、足立康史(衆院・維新)、
福島瑞穂(参院・社民)
◆どこが対象? どうしたら罰則? 土地規制法に不安の声
(6月4日、朝日デジタル) ※10日には紙版に掲載
https://www.asahi.com/articles/ASP64455YP63UTIL03J.html
◆土地規制法案、神奈川の現場を歩く(6月11日、朝日)
https://asahi.com/articles/ASP6B758YP68ULOB00F.html
※神奈川の軍事基地にフォーカスした地域版ならではの良記事。
◆土地利用規制法案が審議入り 参院内閣委、情報窓口設置を検討
(6月8日、琉球新報[共同通信])
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1335063.html
※「密告」窓口です!
◆土地規制法案、沖縄の全域を「注視区域」や「特別注視区域」に指定可能 政府が認める
(6月12日、沖縄タイムス)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/769027
◆東京新聞「こちら特報部」が連日しっかりと報道。6月10日は、宮城秋乃
さんへの家宅捜索弾圧を批判。そして11日は、土地規制法案の廃案を求める
超党派自治体議員団による緊急声明について詳報。悪法の問題点を立体的に
浮き彫りにしました。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://chikyuza.net/
〔opinion11008:210613〕
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