私の夫、赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか。有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施して下さい!
- 2021年 8月 12日
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- 赤木雅子
財務省に行政文書開示請求を行いました
赤木雅子 同代理人弁護士松丸正 弁護士生越照幸
2021年8月11日 —
赤木雅子です
署名にご協力頂き本当にありがとうございます。
本日2021年8月11日、私は、財務大臣と近畿財務局長に対して、財務省の報告書を作成する際に集めた文書や、検察の任意捜査の際に提出した文書について、行政文書の開示請求を行いました。
国と佐川宣寿さんに対する民事訴訟をはじめてもうすぐ1年半になります。私は、この訴訟の中で、国に夫が作った赤木ファイルを提出するようにお願いしていましたが、今年の6月22日にやっと赤木ファイルが提出されました。
赤木ファイルには、夫が財務省からの指示で改ざんを強制されていたことや、改ざんはすべきではないと抵抗している様子などが記載されていました。夫はとても穏やかで優しい人でしたが、亡くなる前は何かに怯えて表情も険しくなって人が変わってしまいました。当時は何に怯えていたのか私には分かりませんでしたが、夫の残した赤木ファイルで少しずつ分かってきた気がします。
しかし、赤木ファイルには、財務省内部のやり取りは殆ど記載されていませんし、近畿財務局内部の様子も一部しか記載されていません。
まだ分からないことがたくさんあります。そして、財務省や近畿財務局の中で行われたことが隠されたままでは、夫と同じような悲劇がまた繰り返されます。
そこで、私は、赤木ファイルでは分からなかった事実を明らかにするため、行政文書の開示請求を行いました。行政文書の開示は、第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施するためにも必要です。
これらの文書の開示と第三者委員会の立ち上げに向けて皆様のさらなるお力添えを頂けませんでしょうか。宜しくおねがいいたします。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔opinion11191:210812〕
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