「東日本大震災緊急支援市民会議」のメール(2011.07.01)より
- 2011年 7月 2日
- 交流の広場
- さぶろう長船青治
(〈さぶろう〉さんから)
その後は睡眠摂らずに南相馬現地へ。3日朝から現地で支援プログラム実施。夜に現地大イベント実施。次4日早朝、現地をバス、電車で発ちF労の労働事件ボークス不当労働行為救済申し立て審問@都庁に出席。その後は直ぐに現地に戻り。翌5日火曜日は朝から夜まで支援プログラム。夜中に現地を発ち東京帰着は6日水曜日早朝。6日昼はそのまま寝ずにF労の抱えているボクの担当案件、違法長時間労働&賃金未払い事件のイワキと事務折衝。相手側代理人は悪名高き「BOSS SUPPORT 社長を守る会」。非弁行為をものともしない経営側悪徳社労士。
被災地支援で倒れたら誰に労災請求すればいいんだろうね。国?東京電力?
生活を営める仕事はないでしょうか?フリーター労組は皆手弁当のボランティア。組合活動でごはんを食べることは不可能です。心置き無く被災地支援するための食い扶持は確保したい。職はないだろうか? 家賃滞納4ヶ月目に突入、部屋はもう出なければならない。このままだと自分が避難民、被災者となるのも時間の問題。金持ちや公務員や正規雇用者は被災地の支援などしない。このような活動を献身的に担うのはボクらのようなプレカリアート。
活動するため、活動を支えるための仕事が欲しい。
さぶろう睡眠時間大削減&放射線大量被曝計画が着々と進行中(自嘲)。
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長船です。
感覚が平常でなくなっているのかも知れませんが。
さぶろうさんは何か武道をやって居られたと聞いています。
人は窮地に立つと必ず何か平常な感覚では考へられないような力を無意
識のうちに発揮しているのでは
ないかと思います。
武道をやった人はこの力をコントロールは出来なくとも多かれ少なかれ
常人には見えない世界に立ち入るという
面白い経験をすることができます。
さぶろうさんは、すでにその世界に立ち入っているのではないかと私な
ど家人の尻に敷かれ手のひらの孫悟空よろしく
小さい世界を飛び回っている者から見ると羨ましくさへ思へてなりませ
ん。
その力をコントロールする武道家を達人などと呼んでいますが概してつ
まらないものです。
コントロールできないからこそ人間にとって世にも不思議な経験もする
というものです。
新宿東口のカフェラミロ辺りでうまいコーヒーでも飲みながら何も考へ
ず2時間くらい一人でぼんやりとして
来ることって、意外と座禅の明鏡止水なのだと思うが。
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